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中学生の血液データで解明へ 新潟・阿賀野市

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/01 毎日新聞

 新潟県阿賀野市は、新潟大医学部血液・内分泌・代謝内科(曽根博仁教授)の研究室と共同し、中学生の血液データを基に生活習慣病の発症要因を解明する研究を始めた。自治体と専門機関が一体となって取り組む全国でも珍しい試みで、同市は、得られた研究成果を同市の広報紙などで発信し、早期の生活習慣病予防を目指す考えだ。

 同市健康推進課によると、中学生の生活習慣病予防事業として同市は2006年以降、市内のすべての中学2年生(毎年約300人)を対象に血液採取を行ってきた。調査結果は、血糖やコレステロールの値などを単年ごとに通知し、生活習慣病予防の生活指導に役立ててきた。

 今回の研究は、これまでに蓄積された血液データに、さらに、食事内容や睡眠時間など生活実態調査の結果や身長、体重、血圧などの身体的なデータを合わせて医学的に解析。高血圧や糖尿病などの生活習慣病が発症する要因を解き明かし、健康政策に役立てるという。

 曽根教授は、中高生に対する生活習慣病について「今まで十分に検討されておらず、診断の基準ができていない」と話す。同課の折居千恵子課長は「専門的に研究をしてもらい、阿賀野市の健康政策に役立てたい」と期待を寄せている。【柳沢亮】

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