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亀梨和也&山下智久コンビ、『ボク、運命の人です。』と『野ブタをプロデュース。』の共通点

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/04/16 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 これまで数多くのジャニーズドラマを送り出してきた日本テレビ系土曜21時のドラマ枠“土9”が、今期から“土10”に生まれ変わった。これで日本テレビ系列のドラマ枠はどの曜日も22時以降のスタートということになる。その1発目を飾るのは、12年前に大ブームを巻き起こした『野ブタをプロデュース。』(日本テレビ系)以来の共演となる、亀梨和也(KAT-TUN)と山下智久のコンビで注目を集める『ボク、運命の人です。』だ。  15日に放送された第1話では、とことん女運のない主人公・正木誠(亀梨和也)の前に、自らを“神”と名乗る男(山下智久)が現れ、運命の相手の写真を差し出す。それは正木の勤める会社と同じフロア―で働いている湖月春子(木村文乃)の写真で、彼女とこれまでに何度も運命的な繋がりがあったことを知らされるのだ。翌日、思い切って湖月に「僕があなたの運命の相手です」と話しかけた正木だったが、気味悪がられて拒絶されてしまうのである。  「運命」や「地球を救う」というやたら壮大な設定を、とてもライトな語り口で描くコミカルさは、土曜のこの枠のドラマらしくて実に観やすい。しかも、亀梨&山Pのコンビでさらに軽快さが増すのだ。妙に澄ました亀梨と、調子のいい山Pというキャラ設定は、まさに『野ブタをプロデュース。』そのものではないか。(しかも今回もタイトルの最後に「。」が付いているという共通点まである!)  しかし、この山Pのキャラクターは、何処か別のドラマで見たことがあると思う人も少なくないだろう。そう、2007年に放送された山P主演の『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)での三上博史とものすごくかぶるのである。もっとも、同作と同じく金子茂樹の脚本に山Pの出演という共通点が重なれば、似たような空気が流れるのも無理はない。そのおかげで、ネット上では二番煎じになるのでは、と危惧されているが、果たして。  少なくとも第1話を見た印象では、三上博史の“妖精”と山Pの“神”という役割が、それぞれ釈然としない主人公を立て直していく部分にのみ類似性を感じられる程度に留まった。もしかしたら、今後数々の名台詞が語られるようになれば、ますますふたりのキャラクターが似てくるだろう。ところで、『プロポーズ大作戦』は最終回での選択に賛否両論が巻き起こっていたが、それを思い出してしまうと、本作での“運命のふたり”の恋の行く末が早くも心配になってくる。来週の第2話では早くも恋のライバルが登場するようなので、なかなか速いテンポで物語が進んでいきそうだ。  ちなみに、男性側が『野ブタ。』コンビならば、女性側は一昨年のドラマ『サイレーン 刑事×彼女×絶対悪女』(フジテレビ系)で敵対関係を演じていたふたりではないか。ヒロインの木村文乃に、今回は同僚の友人役となる菜々緒。こちらの再共演も実に興味深い。昨年の暮れに結婚を発表し、世の中の男性たちを“ふみロス”に陥れた木村文乃が、バッサリと髪を短くするイメージチェンジで、さらに魅力を増してきた。ようやく落ち着き始めた“ふみロス”の再発に注意しなければならない。 ■久保田和馬

映画ライター。1989年生まれ。現在、監督業準備中。好きな映画監督は、アラン・レネ、アンドレ・カイヤット、ジャン=ガブリエル・アルビコッコ、ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソンなど。

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