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井浦新主演『ニワトリ★スター』、成田凌や紗羅マリーら主要キャスト発表 成田「全てが挑戦」

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/05/09 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 井浦新が主演を務める映画『ニワトリ★スター』の追加キャストとして、成田凌、紗羅マリー、阿部亮平、LiLiCo、津田寛治、奥田瑛二の出演が発表された。  本作は、『殴者 NAGURIMONO』の原作や『ハブと拳骨』の原案・音楽(ともに田中雄一郎名義)を手がけた、かなた狼が初監督を務めたバイオレンスラブファンタジー。深夜のバーでアルバイトをしながら、大麻の密売で生活を送る草太と同居人の楽人が、“あいつら”の恐怖に巻き込まれながら、予測不能な運命を迎える模様を描く。  このたび発表されたのは、くたびれた大麻の売人・草太役で主演を務める井浦に続くキャスト陣。成田は全身タトゥーの赤髪モヒカン色欲狂い・楽人役、映画初出演となる紗羅マリーはDVを受けるシャブ中毒のシングルマザー役をそれぞれ演じる。そのほか、ヤクザの組長役で津田寛治、草太の父親役で奥田瑛二、ふたりが暮らす個性的なアパートの管理人役でLiLiCoらが出演する。  なお本作は、5月17日(現地時間)から開催される第70回カンヌ国際映画祭のマーケットにてプレミア上映される予定だ。 ■キャスト・監督コメント一覧

・井浦新

かなた狼監督からの「今まで見せてきた井浦新を、1ミリでも見せたら許さんぞ」と言う言葉から始まりました。

相手の演技を受けている時のちょっとした表情や、自分がついしてしまう生理的な芝居をとにかく捨てていくこと。

自分のやりやすいことをいかにしないかがずっと意識の裏側にあって。そこへとても気を張っていました。

そもそも力技でやる表面的な芝居は一切通用しない監督ですから、雨屋草太を演じるにあたっては、一点突破でいこうと。

草太は、監督である「かなた狼」、かなた狼である「田中雄一郎」(監督の本名)という一人の男が投影された役なので、田中雄一郎という人間をとにかく食っていこうと。

喰らい続けて全部喰い散らかした後に、残りカスが出て来る。

その残りカスが出てきた頃に自由になるんだと信じて準備をしていました。

撮影が始まる頃には、生活と現場の境界線はなくなり、雨屋草太として撮影地の大阪でズブズブと生きている姿を記録されてるような、どこかドキュメントの感覚で芝居していました。

そういう意味でこの映画へのモチベーションは、監督である「田中雄一郎」と言う一人の男をとにかく喰らい尽くしてやろうという挑戦でもありました。

監督がとことんやりたい事をやりたい様に作り上げたこの映画の熱量は凄まじく、参加した自分でさえもすぐさま感想なんてまとめられない、監督が原作の小説を書いてる頃から知っているのでなおさら、今は「あぁ、本当に映画になったんだぁ」という感慨が邪魔をするんです。

人生を簡単にまとめられないように、『ニワトリ★スター』を観た人が全部を咀嚼していくのは相当時間がかかると思います。

けれど観た人にとって、本当に大切なたった一つのシンプルなことが見えてくるような、そのきっかけになるような映画になったらいいなと思っています。

・成田凌

体、時間、人間関係、感情、欲、全てをこの作品に持っていかれてしまいたい、捧げたいと思い、必要のないものは排除し、必要なものは求め、染み込ませ、受け入れ、生活にし、大阪という街に、人に、生かされた、2016年の夏でした。

俳優として、この上のない贅沢な時間、全てが挑戦であり、全てが“星野楽人”という人間を生かすためのものでした。

映画『ニワトリ★スター』みなさまに届く日が近づいています。

未来のお孫さんに、自分は劇場で観たと、自慢してやってください。

・紗羅マリー

何もかも、台本というものを開いた事も、自分以外の人間の名前を名乗る、ということも全てが初めての挑戦でした。

私のファンでいて下さってる方々に、見たこともない私を、姿をみてもらえると思います。

お話をいただき、やりたいです! と言った日から、決定もしていないのにダイエットを始めました(笑)。

撮影が始まってからは、全く何が正解なのかわからず、自分との戦いでしたが、監督も、俳優さんも、スタッフのみなさんもみーーーんな一緒に戦ってくれたので輝くことが出来たと思います。

愛というものは、自由自在に変化するものだと思います。

なので、私は愛と言う言葉があまり得意ではありません。

でも、この世の中で、変わらない愛がちゃんとあるんだという事。

生を受けてから死ぬまでの中に、必ず変わらない愛をプレゼントしてくれる人がいるから、見失わないように。

この映画をみて、いろんな愛を感じてください。

・LiLiCo

やるならとことんやる。

当たり前のことなのにそんな人が少なくなってる気がします。

でもそんな方がこの作品に集まりました。

それは監督の萌ぇ~に刺激されたのもあると思います。

監督には、衣装合わせで初めてお会いしましたが、「太もも見せられますか? お尻の線は?」と恐る恐る聞いてきたのが面白かった。

セックスシーンなのに、太ももやお尻の線を見せないでどう描く? と思いましたが、監督の可愛さにノックアウトされ、しばらく質問を聞いていました。

最後に「監督はどうセックスしますか? お尻くらい見えるでしょ?」と返したときの“やられた!”顔が一生忘れられません。

その瞬間にこの監督の言うことは全て聞いてみようと。

だってわたし、フルタイムで女優やってないのに、この役でわたしに声を掛けるということはそれなりにやってくれると信じているからですよね? それを叶えるのがプロの仕事だと思います。

井浦新さんに撮影中にちょっとしたドッキリを仕掛けたりというのも監督のアイデア。

指示しているなか、めっちゃわくわくしていたのも可愛かった。

成田くんとのシーンでカメラワークを確認している所でわたしはわかりやすく体勢の形を作りましたが、監督が勝手に成田くんの役をやって、カメラアングルを決めた瞬間にわたしのお尻を叩きました。

監督、あれはなんだったの?(笑)

個性的過ぎる役者が揃うと、ここまで熱くなります! 映像もカッコいい。

映画で成田凌くんの童貞を奪えたのは一生の自慢! たまに成田くんがいまでも夢に出てきますよ(笑)。

・津田寛治

骨太な作品で僕が挑んだ役は、爬虫類のようにガリガリに痩せたKICHIGAYヤクザ。

13kg減量して現場に臨んだのですが、監督の優しく熱い男気にかなり助けられました。

男たちの契り、そして家族の絆が炸裂するニワトリスター! 是非観てください!

・かなた狼監督

自身で書き上げた小説を監督し映像化するという事。

それを具現化させていく過程の全てが挑戦でした。

文字の世界観で思い描いていたキャラクターと、実在の役者が演じるキャラクター。

想定内外をも楽しみながら世界観を構築する事や、役者や制作スタッフとの可能な限り意思疎通や稽古。

製作GUM株式会社としての新たなる映画製作の模索。

実在する道草アパートメントという建物をセットとして扱い、身近なる才能を活用することなど、すべてが自分たちなりの試みでした。

手法がどうのではなく、感覚的に新たなる時代の邦画を作ってみたいとの思いでした。

躍動感のある凶暴さと古典的で繊細な要素、サンプリングやコラージュ、アニメーションなど、様々な異素材を『ニワトリ★スター』の世界観として共存させ濃縮し、理屈ではなくエネルギーが溢れる作品を目指しました。

強烈な違和感を感じながらも、ご鑑賞後に何か人間の想いやエネルギーのようなものを胸に残させて頂ければと思います。

(リアルサウンド編集部)

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