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人種差別発言で永久追放…クリッパーズのオーナー

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/04/30 11:18 毎日新聞

 【ニューヨーク田中義郎】米プロバスケットボール協会(NBA)は29日、人種差別発言を行ったとして、ロサンゼルス・クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏(80)に永久追放処分と罰金250万ドル(約2億6000万円)を科した。米メディアが一斉に報じた。スターリング氏の人種差別発言に対し、選手やファン、スポンサーに加えオバマ大統領も「信じられないほど攻撃的な発言だ」と非難した。

 ロイター通信などによると、知人女性が元NBA、ロサンゼルス・レーカーズのスター選手で黒人のマジック・ジョンソン氏らと一緒に撮影した写真をネット上に投稿したことに対し、スターリング氏が「黒人と付き合いがあることを宣伝するのは(私にとって)悩みの種だ」などとし、さらに「彼(ジョンソン氏)を試合に連れてくるな」と発言したという。この会話を録音した音声を、芸能サイトTMZが先週末に公表し、問題になった。

 発言を重くみたNBAが早急に対応。調査を進めた結果、音声はスターリング氏の声であると結論づけ、今回の処分に至った。

 NBAのアダム・シルバー・コミッショナーは「(スターリング氏の発言は)かなり不愉快で悪影響を及ぼすものだ」と指摘。他のオーナーにチーム売却に関して協力するよう促したという。

 スターリング氏は1981年に本拠地を米カリフォルニア州サンディエゴに置いていたクリッパーズを1300万ドル(約13億3000万円)で買収。84年に本拠地をロサンゼルスに移した。同チームはホームページで「WE ARE ONE(私たちは一つだ)」の文字を掲げ、スターリング氏がNBAから処分されたことを発表した。

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