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人間は記憶力もホルモン機能も消失する…20万年後の「人類の進化5つの予想」が退化にしか思えない!

TOCANA のロゴ TOCANA 2017/05/03 株式会社サイゾー

 人類の進化は止まらない。しかし永遠に人類が地球上に存在するとも考えられない。今回は、今後20万年の間に人類が経験するであろう進化過程の中から、選りすぐりの5つを紹介しよう。

■単一民族化

© TOCANA 提供

 現在世界には196カ国が存在しており、多くの民族が共存することで多文化主義を形成している。しかしインターネットの普及により日々グローバル化が進み、世界の国境はほぼ無いに等しい。そのような状況下で異民族間での交流が行われ続けると、各々の民族性の特徴は徐々に失われ、単一の民族が多く存在する世の中が訪れるといわれている。今の世は人種差別が声高に叫ばれ、民族間での紛争が後を絶たない。単一民族化が進んだ世界には、人種の垣根を越えた平和な世が訪れるのかもしれない。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/05/post_13048.html

■免疫系統の弱体化

 人間は病気や感染症から身を守るために、日々新薬の開発に勤しんでいる。英国の開業医、エドワード・ジェンナーが世界初のワクチンを開発し天然痘の根絶に成功して以来、数々のワクチンが生み出されてきた。また健康的な生活を送るためにと開発されたものに、サプリメントがある。サプリの登場で、人間は不足したビタミンやミネラルを簡単に補えることが可能になった。近い将来には、サプリで自身の健康状態をコントロールする時代が訪れるかもしれない。しかし薬やサプリに依存する生活を続けていると、数万年後には人間の体は完全にホルモン生成の機能を失うという危険性が…。ワクチンやサプリで健康な体を手に入れられる代償に、一生投薬やサプリを飲み続けなければならない未来が、人類には待ち受けているのかもしれない。

■記憶力の低下

 人間は脳にある神経細胞ネットワークを介して、“記憶する”という高度な技を行っている。しかし“エビングハウスの忘却曲線”でも知られるように、人間は覚えた事柄を1時間後には56%、1カ月後には79%も忘れてしまう生き物だ。また人間の脳は情報自体を覚えるよりも、情報がどこにあるのかを覚えておくことに重点を置いており、単に物事を記憶する処理能力の高さでは圧倒的にコンピューターに劣っている。IT時代真っただ中の現代では必死に記憶をたどるよりも、Googleで検索したりWikipediaを使用し最短ルートで答えを求める人がほとんど。高度なテクノロジーの発達により、記憶という人間本来の能力を失ってしまうのだろうか。

■頭蓋骨の肥大化

 人類は進化の過程で脳の容積を成長させてきており、今後も人類が進化していく過程において、脳のさらなる肥大化は容易に想像できる。しかし脳肥大の問題について、「これ以上、人類の脳が肥大することはあり得ない」と異を唱える科学者も一部には存在する。また生物学的にも、頭部の肥大化は出産を困難なものにするとの意見も。実際、現生人類のホモ・サピエンスは15万年をかけ、脳の容量を1,600ccから1,400ccへと微減させており、これは出産のリスクに対応した進化だと考えられている。しかし最近では帝王切開で出産される胎児の頭蓋骨が肥大化しているとの報告もあることから、人類の脳の容積は着実に成長しているのかもしれない。

■自己進化

 これまで何百万年という途方もない時間を経て進化を遂げてきた人類だが、科学技術の発達により自らの進化を選択できる境地に達するだろうといわれている。科学技術を用いることで、将来的に人工臓器の移植や、生まれてくる赤ん坊を遺伝子レベルで選択できるといった可能性が広がるかもしれない。特に遺伝子の選択が行われることで、病気や障害といった正常でない分子を受精卵の段階で取り除かれた、最も望ましい条件を兼ね備えた胎児の生成が可能になる。実際に米国では遺伝子操作を施すことで望んだ身体的特徴をもつ赤ん坊“デザイナーベビー”を作るための、遺伝子解析技術の特許が認められている。

 人類の進化は我々にさまざまな恩恵を与えてきた半面、戦争や環境汚染といった問題も引き起こしてきた。人類にはこの先、一体どのような未来が待ち受けているのだろう…。(文=北原大悟)

画像は、Thinkstockより引用。

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