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使い勝手が格段にアップ!Windows 8.1がついにリリース

2014/09/19

 


樋口社長は壇上において「Windows 8.1は単なるバグ修正ではない」と語った。

「昨年10月に、PCとしてのニーズにも応えつつ、タブレットのニーズにも応えられるWindows 8を発売しました。それから1年、Windows 8.1です。従来、メジャーなアップグレードは3年というサイクルで出していました。しかしこれからは、『Raipd Release』という考え方で、3年ではなくてより短いサイクルで機能強化していこうという方針のもと、この8.1をリリースしました。

そういうことからして、8.1は単なるバグ修正バージョンではなく、機能向上、セキュリティ面でも向上をしています。たった0.1のアップグレードというイメージかもしれませんが、機能は飛躍的に向上しています。本日より、お届けができることをうれしく思います。」(樋口氏)

8.1の新機能をデモで紹介する、Windows本部 本部長の藤本恭史氏

また、会場には、Windows 8.1のリリースにあわせて発売される多くのOEMメーカーのPCと主要メーカーの幹部も登場。各社のWindows 8.1に掛ける意気込みを感じさせた。

「Windows 8.1とタブレットは両輪となって走る」

プレスイベント終了後、会場内にて、日本マイクロソフト樋口氏、Windowsを統括する藤本氏の囲み取材が行われた。そこでは、Windows 8.1にかける思いやビジネス面での戦略などさまざまな質問がプレス関係者から投げかけられた。ここでは多くの質問の中から、タブレットに関する戦略、考えについてをピックアップした。

――タブレット戦略についてお聞きしたい
樋口
 「従来、OSのメジャーリリースは3年ぐらい。その間ハードウエアはどんどん進化していきます。OSとハードウエアが両輪だとしたら、同時に進化していかないといけない。その進化も新しいタブレットの潮流にあわせて行かないといえけません。この年末商戦前によりよくなったWindows 8.1で、強く戦えるようになったと思っています」

――8インチタブレットについての意気込みは?

樋口 「8インチとはいえ、Windowsですから、従来のアプリケーションや周辺機器も使えます。Phoneと10インチの間という位置づけですが、入らないという方もいますし、ちょうどいいと仰る方もいますし、ニーズはいろいろあります。8インチもキーボードがついて、マウスも動く。日本ではそれを求めるお客さまも多いと思います。また、法人で用途特化型、特にフィールドの方々ですね。これは今でもニーズがあります」

――7、8インチはiPad mini、Nexus7とライバルも多いがどのようなアプローチを?

樋口 「10インチ以上と同じですが、これまでのアプリケーション、ソフトウエア資産を継承しつつ、キーボード、マウスのエクスペリエンスも維持して、タッチも使える。両方いける。1台でいいという強みは我々以外にはありませんから。もちろんタブレットとしてだけでも十分に使えます」

――Windows 8.1は今後どのようにアピールしていくのか?

藤本 「新しいWindows のエクスペリエンスですとか、ソフトウエアだけでなくこの年末年始に店頭に並ぶデバイスとともに、Windows 8.1ではこうなりますよと言うのを、お店でフォローしていくということになりますね」

――タブレットとの組み合わせておすすめの機能は?

藤本 「8.1に限らず、一番のおすすめポイントはOfficeが付いているということだと思います。あとは、どのサイズをお客さまが望まれるかですが、見た目のインターフェイスがカスタマイズしやすくなり、どれでもフィットできるように作り替えられるのが、これまでのWindows 8の印象に対して、もっといろんなことができるんだねということをお客さまに思っていただければと。また、ほかにもいろいろとありますのでじっくりと使って見てほしいですね」

 

 

注目OEMメーカーインタビュー

Windows 8.1リリースのプレスイベントには、15メーカーがそれぞれ注目モデルを持って参加した。ここではそんな中でも見逃せない、主要メーカーの注目モデルを紹介しよう。

【富士通】
富士通からは約14時間駆動ができるWindows タブレット「ARROWS Tab QH55」が登場。

富士通株式会社 ユビキタスビジネス戦略本部 プロモーション統括部 パーソナルプロモーション部 原伸幸氏

「富士通のタブレットのこだわりと言えば防水、防塵です。さらに今回、かなり高解像度(2560×1600ドット)の液晶パネルを採用し、美しい画面で映像が見られます。また、その美しい画面にそのままペンを使って書けるのが特徴です。サイドにキャプチャボタンを用意していますので、長押ししていただくだけでキャプチャが撮れます。その上に文字入力ができるのが最大の特徴です。紙のように使えます。ペンも防滴なので雨がふっているぐらいなら使えますよ」

 

内蔵バッテリーのみでカタログ値21.1時間の利用ができる「LIFEBOOK SH90/M」も注目のモデル。13.3型ワイド液晶と、DVDドライブを搭載し、メインユースとしても利用できる。富士通の島根工場で製造されたMADE IN JAPANモデルだ。

【NEC】
昨年、衝撃の軽さでデビューを果たした、「LaVie Z」にタッチ操作に対応したWindows 8.1搭載モデルが登場。プロセッサなど、ハードウエア面も大幅に強化されている。写真が、タッチ対応の「LaVie Z LZ650/NS」だ。

NECパーソナルコンピュータ株式会社 賞品企画本部 コンシューマ商品企画部 中井裕介氏

「CPUが第四世代Coreプロセッサ(コードネーム:ハズウェル)となり、バッテリー性能が強化されました。また、液晶ディスプレイの解像度もフルHDへと広くなっています。そしてタッチ操作にも対応。タッチ対応の13.3型ワイド液晶を搭載したノートPCでは、世界最軽量となる964gを実現しています」



【東芝】
東芝は未発表の8インチタブレットを展示。多くの注目を集めていた。

株式会社東芝 デジタルプロダクツ&サービス社 国内マーケティング部 マーケティング第一担当 杉野文則氏

「特徴は見た目そのままですが、片手で持てる、8インチのWindows 8.1したタブレットということです。このサイズでWindowsのフル機能が使えるのが最大のアピールポイントです」

今後の正式な発売に期待したい。


【エイサー】
世界で初めて8インチのWindowsタブレットを6月末に発表していた日本エイサー。Windows 8.1の登場にあわせて、さらにブラッシュアップした新モデルを見えてくれた。

日本エイサー株式会社 マーケティングコミュニケーション Div 安藤康夫氏

「前モデルの500gから455gに軽くなりました。また、厚みも若干ですが薄くなっています。また、お客さまからの要望で多かった液晶ディスプレイの方式も今回IPSパネルになりました。さらに、USB充電ができるようになったのが、進化点になります。また、CPUもベイトレイル(コードネーム)ベースとなり、動作性能も大幅に向上しています」

【ソニー】
ソニーからは13.3型ワイド液晶を搭載するスタンダードノートながら、タブレットスタイルへと変形できる「VAIO FIT13A」が登場。天板が中央で折れるという独特の変形スタイルを搭載している。

ソニーマーケティング株式会社 金森伽野氏

「秋から発売されるFIT13Aになります。ノートPCとして快適に使えるだけでなく、マルチフリップヒンジの採用により、タブレットに変形して使っていただくことが可能です」

同シリーズは14型や15型もラインナップ。それぞれ変形により、キーボードモード、ビューモード、タブレットモードに変形可能だ。なお、出荷時のOSはWindows 8となっているが、8.1へのアップデートにももちろん、対応している。

 

タッチもデスクトップもより使いやすく進化した

ステージでは、Windows担当の藤本氏によるWindows 8.1の進化点について紹介が行われた。ここでは主な進化のポイントを紹介しよう。

 

「Windows 8ではロック画面に好きな写真を選んでいただいて、ピクチャフレームのように使っていただくことができましたが、8.1ではさらに進化して、いま使っているデバイスのなかにある写真だけでなく、スカイドライブ上にある画像も同じように使えるようになりました。ユーザー様はインターネットに繋がっていれば、ローカルとネットワークをそれほど気にすることなく、使っていただけるようになりました」(藤本氏)


「タブレットを使っているケースではサッと写真を撮りたいことがあると思います。Windowsは基本的にアカウントにログインしてもらってからご利用して抱いていましたが、写真を撮りたいときにログインしていては間に合わないことがあります。Windows 8.1ではロック画面から下にスワイプしていただくと、内蔵カメラで撮影ができるようなりました」(藤本氏)


「スタート画面のタイルは従来2パターンでしたが、Windows 8.1では大きいものとすごく小さいサイズが追加されました。通常画面は横型ですが、小さいタブレットでは縦型で使う場合もあります。それぞれの画面サイズでタイルを適切に配置して、使いやすくカスタマイズできるようにしました。サイズの変更も非常に簡単です」(藤本氏)

 

「もうひとつ紹介しておきたいのが背景です。Windows 8では限られた背景パターンから選んでいただいていました。しかし、Windows 8.1では従来使っていたデスクトップと同じ背景を使いたいという要望をいただいていました。それができる様になりました。お客さまの選んだ好きな写真を背景として指定できるようになっています」(藤本氏)

 

 Windows 8.1の登場により、最も注目を集めているのが、各社から登場した小型タブレットだ。これまで、10インチ以下のタブレット端末は、日本エイサーの「ICONIA W3」のみだった。しかし、会場では、日本エイサーの後継モデルに加えて、東芝からも8インチタブレットがお目見え。現在は両モデルともに、参考出品の段階だが、年末商戦までの発売が期待できそうだ。

東芝からの8インチタブレット

また、会場にはシャープ、NEC、レノボ、富士通など多くのメーカーからタブレット端末が登場。サイズは8インチから最大80インチとそのバリエーションの多さに改めて驚かされた。

バリエーション豊かなタブレット端末がずらりと勢揃い

定番の10~11インチ台はもちろんのこと、今、タブレット端末の主戦場となっている8インチ市場に、Windows 8.1を搭載したタブレットが複数出てくれば、年末以降のタブレット市場に大きな変化が期待できそうだ。

 

 

 

 


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