古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

写真と動画で解説する「TORQUE G01」

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2014/05/12 ITMedia
写真と動画で解説する「TORQUE G01」: 京セラの「TORQUE G01」。カラーバリエーションはブラックとレッドの2色。ブラックはマット仕上げで、レッドは透明感のあるキャンディカラーとなっている © ITMedia 提供 京セラの「TORQUE G01」。カラーバリエーションはブラックとレッドの2色。ブラックはマット仕上げで、レッドは透明感のあるキャンディカラーとなっている

 KDDIの2014年夏モデルとして登場した京セラの「TORQUE G01」は、米国防総省が制定した軍事規格「MIL-STD-810G」に準拠し、防水、防塵(じん)、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、温度耐久、低圧対応、塩水耐久、という9つの性能を備えているのが特徴だ。

 京セラでは2013年1月、米Sprint向けに同じ「Torque」の名前を付けた4G LTE対応のAndroidスマートフォンを発売し、さらにその日本向けモデルともいえるSIMロックフリー版の「TORQUE(SKT01)」を2014年1月にリリースしている。今回の「TORQUE G01」は、高耐久性Androidスマートフォンとしての位置付けや名前こそ同じだが、スペックやデザインは全く異なる新作といっていいモデルだ。

 OSはAndroid 4.4、プロセッサはクアッドコアの「MSM8928」(1.4GHz)を搭載。ディスプレイはHDの4.5型になり、バッテリー容量は3000mAhに増えるなど、スペックは底上げされている。デザイン面で、G01はエッジの効いたシャープなフォルムとなっているのが特徴だ。メインカメラは有効約800万画素のCMOSで、隣のフォトライトとともに周囲を金属風パーツで囲うデザイン。インカメラは有効約200万画素CMOSを搭載した。また、カラーバリエーションはレッドとブラックの2色が用意されている。

 ディスプレイは4.5型で旭硝子の強化ガラス「Dragontrail」を採用した。デザインは、背面のバンパー部の生地とケースの塗装仕上げがV字のラインで分割されたスピード感のあるもの。特に下側のバンパー部は大きく、凸凹した表面加工や曲面形状により、手にした時のグリップ感を高めている。また、物理キーが多いのもデザインの特徴の1つ。ホームキーを中心とした画面下の3つのボタンはクリック感が大きい。側面には着信を受けたり、よく使うアプリを起動したりできる「ダイレクトボタン」やカメラキーを、上部にはハンズフリーへの切り替えボタンを搭載するなど、タッチパネルを操作しなくてもこれらの機能がすぐに使える設計だ。ホームキーの下にはデュアルスピーカーを配置している。

 これらの物理キーを採用したことにより、手袋をした状態でも操作がしやすくなっている。さらに、ディスプレイには手袋を装着したままタッチパネルの操作ができる「グローブモード」を搭載した。スマートフォンで広く使われている静電容量式のタッチパネルでは、グローブをした手での操作は難しい。G01のタッチパネルは、素手で触った時には通常の感度だが、グローブをした手で触ると自動的に感度が上がるようになっている。この機能は、工事現場など手袋を着用することが多い職種の人だけでなく、ツーリングでバイクに乗るときなどにも便利だ。

 また、画面に水滴が付いた状態でも正常にタッチパネルが反応するようにもなっている。こちらは、画面上に載っている水滴を「ノイズ」とみなして、そこに触る指だけをきちんと認識するように作られている。ただし、水中で使うことはできない。さらに、京セラスマホではおなじみの「スマートソニックレシーバー」も搭載し、ディスプレイ全体を振動させて音を伝えることで、騒音下でも音声を聞こえやすくしている。

 ユーザーインタフェースでは、「TORQUE」の世界観を象徴する、時計や方位磁石、天気予報のウィジェットを表示したロック画面が特徴的だ。天気予報ウィジェットは、タップすることで天気予報のアプリを開くことも可能。このあたりの機能の詳細についてはまだ開発途中であるため、展示機で使える機能は今後変わる可能性もある。

 このほか、ハード面ではワイヤレス充電機能を搭載。別売りの「ワイヤレス充電台01」の上に置くだけで充電できるほか、国際標準規格Qi(チー)にも対応している。また、カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK」と連携して、電話やメールの着信を腕時計側に知らせたり、TORQUEから腕時計を鳴動させたりできる「G-SHOCK連携機能」も備えている。

 このG-SHOCK連携機能やアウトドア志向のウィジェット、さらには頑丈そうなデザインに赤と黒のカラーバリエーションといったキーワードは、これまでKDDIが販売してきたカシオブランドの「G’zOne」シリーズに与えられていたもの。それだけに、このG01にG’zOneシリーズとイメージをダブらせて見るG’zOneユーザーは少なくないはず。2013年にNECカシオモバイルコミュニケーションズがスマートフォン事業から事実上撤退したことで、G’zOneシリーズを愛用していたユーザーが次に選ぶタフネススマホがないという“難民”状態になっているという声があちらこちらから聞かれていた。G01はそんなG’zOneユーザーの代替機として活躍してくれることだろう。

 なお、G01は今回の夏モデル発表会でアナウンスされた、「キャリアアグリゲーション」と「WiMAX 2+」には対応していない。また発売時期は8月上旬となっており、今後、開発が進むにつれて仕様が変わる可能性もある。

[青山祐介,ITmedia]

ITmedia NEWSの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon