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初公開!森永アイス工場へ「パキシエル」の音の秘密を探りに行ってきた

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/06/20 11:00 西門香央里
© Excite Bit 提供

夏なると食べたくなる「アイスクリーム」。さまざまなタイプのアイスが市販されていますが、あなたはどんなタイプのものが好きですか? 筆者は、パリパリのチョココーティングされたものが特に好きなのですが、この「パリッ」とチョコが割れる音に注目したアイスクリームがあるんです。

それが、森永製菓の「パキシエル」。

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こちらは、チョコのアイスクリームに、ベルギー産のチョコレートをコーティングしたアイスバーです。なんでもこのパキシエルは先端の7mmのチョコが特徴的で、この先端部分を食べた時の「パキッ」という音がクセになるらしい。

今回は、パキシエルの音の秘密を教えていただけるということで、森永製菓のアイス工場へ潜入してきました! 一般開放はしていないという工場への見学ですよ。

「パキッ」という音のヒミツはチョコを作る過程にあった

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パキシエルを製造しているのは、神奈川県大和市にある森永エンゼルデザート株式会社。大きな「チョコモナカジャンボ」のマークが目印です。この工場では、発売45周年を迎えたロングセラーの「チョコモナカジャンボ」や、「ICE BOX」など、数種類のアイスクリームを製造しています。

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今回は工場見学なので、工場内に入るために入念な準備の後に、実際の現場に潜入します。

早速、工場のマネージャーの方の案内でパキシエルの製造過程を説明していただきます。

まずは、中身のチョコアイスの製造をしている機械です。写真の機械で液体のままの材料を外から冷やしているそう。このままだと凍ってしまうので、中で凍った部分を削りながら混ぜていくのだとか。

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この機械で温度を管理しながら、チョコアイスを作っていきます。チョコアイスの素がずっとぐるぐる回っています。

写真はありませんが、次の工程で大きな機械が現れます。この工程でパキシエルが短時間でできあがっていきます。

まずは、2種類のチョコレートをブレンドしたコーティング用のチョコレートを型に流し込みます。

え?そのまま流し込むの?と思うのですが、数秒後に中身のチョコが吸い上げられます。ここでは、型の外側に約マイナス35度の冷媒が流れており、それによってチョコを一瞬で固めてしまうそう。絶妙なタイミングでチョコを抜き取ると、パキシエルのチョコレートの外側の型ができあがるというわけです。

この「絶妙なタイミング」も、その時の気候などの条件によって変わるのだとか。1時間ごとにチェックをしているそう。

この製法は「超厚チョコ製法」といい、チョコレートの製法からヒントを得た、森永製菓オリジナルなのだとか。

チョコのコーティングができあがったら、先ほどの機械で作られていたチョコクリームアイスを注入していきます。

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まだまだ液体状態です。型の中にチョコアイスの素がどんどん流し込まれていきます。

そして、次にアイスを食べるときに重要な「バー」が差し込まれます。ここでのアイスの硬さがとても重要とのこと。柔らかすぎると倒れてしまい、硬すぎるとバーが折れてしまうからです。ここでも「絶妙」なタイミングが大事なんですね。

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アイスが固まると、型を一気に抜きます。ずらっと並んだパキシエルの完成品。甘いチョコの香りがします。ああ、この時点でとっても美味しそう!

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型から抜かれたアイスは、写真の機械によって運ばれ、スムーズに袋詰めされていきます。

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これでパキシエルのできあがりです!

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ここまでの工程は数分程度。チョコの型作りから、アイスを注入し、型から外し、パッキングされるまで、あっというまにできあがってしまうことに驚きです。

最後は、一つ一つていねいに検品された後に、箱詰めされ、その後、段ボールに詰められて完了です。

「厚さ7mm」へのこだわり

出来立てのものをマネージャーの方に特別に半分に切ってもらいました。

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こんな感じで、全部の厚さが綺麗に均等なんです。今までだと、冷たく凍らせたアイスクリームを、チョコに漬けてコーティングしていましたが、先ほど紹介した通り、「パキシエル」は最初にチョコの「型」を作ってしまうので、厚さが均等なのです。また、この厚さが「パキパキ」とした食感を生み出しているとか。

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早速試食してみます。大きさは女性でも食べやすいサイズ。

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何よりもパキシエルの一番の楽しみは、最初の一口目。実際に食べてみると、びっくりするほど「パキッ」という音がしっかり響きます。その後にチョコの濃厚な味が口の中に広がっていきます。

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チョココーティングの先端部分はこだわりの「7mm」という絶妙な厚さ。これがパキシエルの音を作り上げているわけですが。

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森永製菓の古谷さんによると

「この厚さに行きつくまでは、6mm~12mmの間を1mm単位で作ってチェックしていきました。何度も試作を重ねていって、一番音が気持ちよかったのがこの7mmだったんです。『パキシエル』は音にも食感にもこだわった商品なんです」

音にこだわったというパキシエルの音は、音の専門家である日本音響研究所の鈴木創氏によると、実は沖縄の波の音と同じ周波数なのだとか。この音は、人間が心地よいと感じるということで、この「パキッ」という音がクセになるのは、そのせいなのかもしれません。

最後まで音と濃厚な味を楽しめる

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パキシエルは音だけじゃなく、もちろん味も美味しいんですよ。チョココーティングの中身はバニラアイスではなく、中も外もチョコレート味。先端から最後までチョコを楽しめる、チョコ好きにはたまらないアイスクリームなんです。

「パキシエル」は7本入りで、コンビニやスーパーなどで販売しています。食事後のちょっとしたデザート感覚で食べられるサイズなので、ぜひお試しください。この「パキッ」という音の虜になっちゃうかもしれませんよ。

(西門香央里)

取材協力:森永製菓 パキシエル

https://www.morinaga.co.jp/ice/syouhin/multi/paxiel/

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