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前動物園長が盗撮と不正経理 懲戒免職に

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/09 毎日新聞

 甲府市は8日、トイレでの盗撮や公金の不正経理をしていたとして、市遊亀公園付属動物園(同市太田町)の斉藤幸一・前園長(56)=市公園緑地課係長=を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。不正経理には斉藤前園長ら歴代3園長が関わっており、元園長や上司ら9人を同日付で戒告処分などとした。

 斉藤前園長は2000〜06年度、12〜13年度に園長として勤務。市などによると、昨年9月6日、動物園事務室の職員用トイレに小型カメラが置かれているのを職員が発見。南甲府署が捜査した結果、斉藤前園長が動画を盗撮した疑いが強まり、同署が書類送検。甲府簡裁は先月23日、昨年8〜9月に計16回盗撮を行ったとして軽犯罪法違反で科料計14万4000円の略式命令を出した。

 一方、不正経理は94〜12年度に行われていた。保護された密輸動物の飼育のため日本動物園水族館協会から支払われた費用や、使用済みの入園券を再利用して販売する手口で捻出した売上金計約226万円を園長名義の裏金口座にプール。動物園の修繕や備品購入に充てていた。市は「領収書などを確認し、私的流用はなかった」とした。

 市の聞き取りに対し、斉藤前園長は「(盗撮は)公私のストレスで判断力が失われた。深く反省している」と話したという。

 宮島雅展市長は「市民の皆様に深くおわびする。公務員倫理の徹底を図り、公金管理体制を点検、強化して再発防止に努めたい」とコメントした。【屋代尚則、藤河匠】

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