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北朝鮮ミサイル、深刻・重大な脅威 破壊実施措置はなし=菅官房長官

Reuters のロゴ Reuters 2017/08/28

[東京 29日 ロイター] - 菅義偉官房長官は29日朝、北朝鮮のミサイル発射を受け3回にわたって会見し、日本上空をミサイルが通過した際、自衛隊の破壊措置実施はなかったと述べた。また、ミサイルは日本海上空で3発に分離した可能性があり、詳細を分析中とした。

日本の安全保障にとり、これまでにない深刻かつ重大な脅威=菅官房長官 © REUTERS 日本の安全保障にとり、これまでにない深刻かつ重大な脅威=菅官房長官

菅官房長官によると、ミサイルは同日午前5時58分ごろ、北朝鮮の西岸から北東方向に発射され、北海道襟裳岬東方1180キロの太平洋上に落下。飛行距離は2700キロ、高度は550キロだった。

また、米国がこれまで「全ての選択肢がテーブルの上にある」としてきたことを高く評価していると言明。同時に、今後の米国の対応について、予断をもって発言することは控えたいとした。

さらに今後、北朝鮮に対し、さらなる圧力をかけて行くことが必要であると指摘。そのうえで米国、韓国に加え、中国、ロシアとも緊密に連絡を取り、国連安保理決議の確実な実施に向け、しっかりと取り組んでいくとした。特に、北朝鮮との貿易で約9割を占める中国の役割が重要であると述べた。

一方、韓国に滞在する邦人への退避勧告の可能性について聞かれ、そうした対応は「考えていない」と否定した。

菅官房長官は会見の中で、安倍晋三首相から、北朝鮮の動向を含め引き続き情報の収集・分析に全力を挙げ、国民に迅速な情報提供を行うことなどの指示があったことを説明した。

北朝鮮に対しては、北京の大使館を通じ、厳重に抗議したという。

*情報を追加し、再構成しました。

(田巻一彦)

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