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協調減産、来年以降延長も 過剰供給解消へあらゆる措置=サウジ

Reuters のロゴ Reuters 2017/05/08

[クアラルンプール 8日 ロイター] - サウジアラビアのファリハ・エネルギー相は8日、主要産油国は市場のリバランスに向け「必要なあらゆる措置を講じる」とし、1月から実施している協調減産は2017年いっぱいか、それ以降も延長されるとの見通しを示した。

同相はマレーシアで開かれた業界イベントで「これまでの参加国との話し合いに基づけば、減産は今年下半期も延長されると確信しており、さらに延びる可能性もある」と述べた。

その上で「産油国連合は、在庫水準を過去5年の平均に戻すという目標の達成に向け、必要なあらゆる措置を講じる決意だ」と言明した。

最近の原油相場の下落については、季節的な需要の弱さや精製所のメンテナンス(整備・点検)、米国など非OPEC加盟国の生産拡大が要因との見方を示した。

ただ、市場は1バレル=30ドルを割った昨年の底値から改善しているとし、「複数の主要指標によると、需給バランスはマイナス状態にあり、市場は均衡状態に向かいつつあることから、最悪期は過ぎたと考えている」と語った。

世界の石油需要については、昨年に近い伸び率になりそうだと指摘。力強い運輸セクターに支えられ中国の石油需要の伸びが昨年と同程度になるとしたほか、インドも堅調な伸びを示すとした。

今後25年の原油需要の伸びの大半は、人口が増加するアジア地域に集中するだろうと指摘、ベトナムやフィリピンは経済規模で世界トップ20に入るとの見方を示した。

同時期までには、世界のガス需要の3分の2近くをアジア地域が占めるとしている。

一方で、探査・生産向けの投資は世界的に不足しており、今後数年で大幅な需給ギャップが生じる可能性があるとした。

*内容を追加し、写真を差し替えました。

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