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味の素、仏工場売却へ 甘味料 高付加価値に注力

DO_NOT_USE_産経新聞 のロゴ DO_NOT_USE_産経新聞 2014/05/09 産経新聞

 味の素が、フランスの人工甘味料工場の売却に向け、検討に入ったことが9日、わかった。甘味料の生産は、国内の東海工場(三重県四日市市)に集約する。仏工場の主力生産品の汎用(はんよう)的な人工甘味料は、中国メーカーなどの価格攻勢が強く採算が悪化していた。

 同社は、東海工場と平成5年に稼働した仏の味の素ユーロ・アスパルテーム(グラブリン市)の2カ所でアミノ酸由来の甘味料を生産している。両工場で年間1万トン規模の生産能力を持つ。だが、欧米で炭酸飲料市場が低迷していることに加え、中国メーカーの大量生産によって汎用品の国際価格が落ち込んでいる。

 このため、汎用品生産比率が高い仏工場での生産をやめ、東海工場の稼働率を上げると同時に、他の素材と組み合わせる複合甘味料や機能性甘味料の生産を強化する。現状では汎用品と高付加価値品の売上高はほぼ同規模だが、平成32年度をめどに、高付加価値甘味料の比率を7割に引き上げる考えだ。

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