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国際学生ロボット競技会がインドで開催 サッカー部門で台湾の若者2人が優勝

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2016/12/06
国際学生ロボット競技会がインドで開催 サッカー部門で台湾の若者2人が優勝: (AP Photo/Tsering Topgya) © ITmedia ニュース 提供 (AP Photo/Tsering Topgya)

[AP通信] 緑色のフェルトが敷かれた台の上を四角いロボットがビュンビュンと動き回り、赤外線を発するサッカーボールを追いかけ、シュートし、得点する。今年の国際学生ロボット競技会のサッカー部門では、台湾の10代の若者2人が優勝を果たした。

 11月25日からの3日間にわたり、インドの首都ニューデリーで国際学生ロボット競技会「World Robot Olympiad(WRO)」が開催された。パン箱サイズの2台の滑走ロボットがそれぞれゴールキーパーとキッカーとなって相手チームと戦うサッカー部門の競技では、台湾の“Wings of Storm”チームが別の台湾チームに勝利し、優勝を決めた。

 チームメイトとともに優勝を勝ち取ったリアウ・ジャウンさん(15)は、「小学生のころからずっと一緒に練習してきた。まさか世界大会で勝てるなんて思ってもみなかった」と喜びを語った。

 この競技会には、世界50以上の国から450以上のチームが参加。サッカーの他にも、ゴミの削減や廃棄物のリサイクルに活用できるロボットを考案するという課題が与えられ、参加チームはゴミ箱を空にするロボットや、将来使えるように建物のがれきをすくい上げるロボットなどをエントリーした。

 参加者の年齢は下は6歳から、上は卒業間近の大学生まで。

 より最先端のロボット技術を競う部門では、ロボットが自律的に小型のボウリングボールを持ち上げてピンを倒すという課題が与えられた。つまり人間は一切介入せず、ロボットが自力でピンの位置を判断し、倒すということだ。

 ロボットの活用分野が産業用から日常生活へと広がる中、この競技会には、若い人たちにコンピュータプログラミングを教えるという狙いがある。そう話すのは、カナダチームの主任コーチを務めるエンジニアのドミニク・ブリュノ氏だ。

 「私たちは日常生活において今後ますます、ロボットとやり取りするようになるだろう」と同氏は語る。学生たちは、理論を学ぶだけでなく、「実際にロボットを作り、さまざまな問題の解決を図るという実習も行っている」という。

 南アフリカの教師でコーチのニッキー・デュプレシ氏は、こうした競技会を通じて子どもたちは主要なスキルを学ぶことができると指摘する。

 「私たちは基礎から始める。子どもたちが小さいうちから学び始めることができれば、ロボットの作り方を教え、論理的思考を教え、臨機応変に迅速に対応することも教えられる」と同氏は語る。

(日本語翻訳 ITmedia ニュース)

(C) AP通信

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