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地震動の想定引き上げ 安全審査で関電

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/09 毎日新聞

 関西電力は9日、原子力規制委員会の原発の安全審査で、想定する最大の地震の揺れ「基準地震動」を大飯原発3、4号機(福井県)で現行の759ガル(ガルは加速度の単位)から856ガルに、高浜原発3、4号機(同)で550ガルから700ガルに、それぞれ引き上げる方針を明らかにした。規制委はデータの再提出や過去の地震を考慮することを求め、さらに審議を続けることにした。

 関電は4月末、両原発周辺の地下構造を再解析し、想定する地震の震源の深さを従来の3・3キロから3キロに改めた。震源が浅くなったことに加え、周辺の三つの活断層が連動して動くことなどを考慮した結果、両原発の基準地震動が大きくなった。

 規制委は、当時活断層が把握されていなかった鳥取県西部地震(2000年、マグニチュード7.3)のような地震が起き得ることを高浜では想定しているのに、大飯で考慮していないことを問題視。関電は、この地震を考慮した場合の基準地震動を計算し直して次回会合で示すことになった。【鳥井真平】

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