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外でもノートPCでネットしたい! iPhoneの「テザリング」基本ワザ

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2016/12/02
外でもノートPCでネットしたい! iPhoneの「テザリング」基本ワザ: ノートPC×iPhoneでインターネット © ITmedia PC USER 提供 ノートPC×iPhoneでインターネット

 皆さんはノートPCをどのように使っていますか? 「大学の授業で使うから」「家でも仕事するために」「町内会のチラシ作りに役立てようと」――いろいろな使い方がある思います。

 では、ノートPCをを外に持ち出して使っているでしょうか? 「家の中では持ち運んでいるよ」という人は結構多いですが、外出先で使うとなるとハードルを感じてしまう人も少なくないようです。

 その壁の1つが、「外出先でのインターネットへのつなぎ方」。クラウド(オンライン)ストレージに保存した文章や写真・画像をノートPCへと取り込みたいときに、インターネットは欠かせません。外にいるときにもクラウドストレージにアクセスできるとより便利に使えるはずです。ネット検索も、スマートフォンよりも快適にできることが多いです。

 では、どうすれば外出先でもノートPCをインターネットに接続できるのでしょうか? そんな時、手持ちのiPhoneが役に立ちます。この記事では、iPhoneを使ってノートPCをインターネットに接続する方法をご紹介します。

●まずは準備

 用意するものは、至ってシンプル。ノートPCとiPhoneだけです。バッテリー残量に不安を覚える場合はノートPCやiPhoneの充電ケーブル・アダプターも用意しましょう。後述するUSBテザリングを使う場合は、iPhoneの充電ケーブルでもある「Lightningケーブル」は必須です。

 次に、iPhoneで使っている携帯電話回線で「テザリング」ができるかどうか確認しましょう。テザリングは、他の機器とインターネット接続を共有する機能のことで、iPhoneでは「インターネット共有」と呼んでいます。

 iPhoneを含むスマートフォンでのテザリングの利用に当たっては、お使いの通信会社(キャリア)によっては「テザリングオプション」を契約する必要があります。

 テザリングオプションの設定のあるキャリアの場合、未加入だとiPhoneのインターネット共有をオンにできません。オプション料金が無料の場合でも申し込みは必要ですので、注意しましょう。

●テザリングの始め方(iPhone側)

 iPhoneのテザリング方法は「Wi-Fi(無線LAN)」「Bluetooth」「USB」の3つから選べます。

 テザリングを開始するには、まずiPhoneの「インターネット共有」をオンにします。iPhoneのホーム画面から「設定」→「インターネット共有」と進み、画面内のスイッチをオンにすれば、準備完了です。

 なお、この時にWi-FiとBluetoothの両方がオフになっていると、Wi-Fi・Bluetoothをオンにするかどうか聞かれます。オフのままにしたい場合は「USBのみ」を、Wi-FiまたはBluetoothでテザリングしたい場合は「Wi-FiとBluetoothをオンにする」を選択しましょう。もしも後者を選んで、どちらか片方のみをオフにしたい場合は、コントロールセンター(画面を下からスワイプして出てくるスイッチ群)からできます。

 これで、iPhone側の準備はひとまず終了です。

 なお、Wi-Fiで接続する場合は接続用のパスワード(暗号化キー)を設定する必要があります。変更したい場合は「“Wi-Fi”のパスワード」をタップしましょう。パスワード欄に任意の英数字を入れて「完了」を押せば変更できます。

●テザリングの始め方(ノートPC側)

 iPhoneのテザリングをオンにしたら、ノートPCと接続します。今回は、より多くのユーザーが使うであろうUSBとWi-Fiを使う方法を解説します。

 なお、テザリング接続が完了するまではiPhoneの画面は「インターネット共有」のままにしましょう。トラブルを減らせます。

USBで接続する方法

 USBでテザリングする場合は、Lightningケーブルで接続します。

 WindowsノートPCでUSBテザリングをする場合は「iTunes」を事前にインストールしておきましょう。テザリングに必要なソフトウェア(デバイスドライバ)が含まれています。初回接続時はソフトウェアの準備がありますが、少し待てば終わります。有線LAN接続したと同じアイコンがタスクバーに表示されれば準備完了です。iTunesをインストールしていない場合は、Wi-Fi(後述)やBluetoothで接続できます。

 macOS(Mac OS X)が稼働する「MacBook」「MacBook Pro」(以下、まとめて「MacBook」)でUSBテザリングする場合、事前にソフトウェアを追加する必要はありません。ただし、すでに何らかのネットワークに接続している場合、接続済みのものが優先される場合があります。USB接続したiPhoneを優先したい場合は、システム環境設定の「ネットワーク」を開いて、「iPhone USB」の優先順位を上げましょう。

Wi-Fiで接続する場合

 ノートPCでWi-Fi接続をする場合、Wi-FiアクセスポイントのSSID(名前)を検索するか、手動入力する必要があります。iPhoneのWi-Fiテザリングの場合、SSIDは自分のiPhoneに付けた名前(標準設定だと「○○ のiPhone」)に固定されています。ノートPCのWi-Fiをオンにして、このSSIDを探しましょう。

 WindowsノートPCの場合は、タスクバーの電波アイコンをクリックすると、圏内にいるSSIDが一覧で表示されます。ここからiPhoneのSSIDを選択して「接続」をクリックします。「ネットワーク セキュリティ キーの入力」が表示されたら、テキストボックスの中にiPhoneで設定したWi-Fiのパスワードを入力して「次へ」と進みます。接続に成功すると、電波アイコンが電波強度を示す表示に変わります。

 macOSが稼働するMacBookの場合、画面右上の電波アイコンをクリックするとSSIDが一覧で表示されます。ここからiPhoneのSSIDを選択すると、パスワードの入力画面が表示されるので、iPhoneで設定したWi-Fiのパスワードを入力して「接続」をクリックします。接続に成功すると、電波アイコンが電波強度を示す表示に変わります。

 なお、macOSのバージョンが10.10(Yosemite)以降の場合、Bluetoothを介してWi-Fiテザリングのオン/オフができる「Instant Hotspot」という機能を使うことができます。この機能を使いたい場合、MacBookとiPhoneの両方が同一のApple IDのもとで「iCloud」にログインする必要があります。

 これで、iPhoneを介してノートPCでもインターネットを楽しめます。テザリングを終了するには、以下の方法のいずれかを取ります。

・iPhoneの「インターネット共有」をオフにする

・Lightningケーブルを抜く(USB接続の場合)

・Wi-FiやBluetoohのスイッチを切る(Wi-Fi接続・Bluetooth接続の場合)

 インターネット共有中は、iPhoneの画面上部が青く光り、共有中のネットワーク機器の台数が表示されます。ここをタップすれば、いつでもインターネット共有の設定画面にジャンプできるので、ぜひ活用してみてください。

 また、テザリング中はiPhoneのデータ通信量が増加することにも注意が必要です。WindowsノートPCの場合、OSがWindows 8.1/10であればiPhoneのSSIDを「従量制課金接続」に指定することで以下の通信を抑制できます。

・「Windows Update」の更新ファイル(優先度“高”のものを除く)

・「Windowsストア」からのアプリのダウンロード・更新

・「スタート」画面でのライブタイルの更新

・オフラインファイルの自動更新

 Windows 8.1の場合は、チャームを表示して「設定」→「PC設定の変更」→「ネットワーク」→「接続」→iPhoneのSSIDのをタップ(ダブルクリック)→「従量制課金接続として設定する」をオンにしましょう。

 Windows 10の場合は、スタートメニューから「設定」(歯車のアイコン)→「ネットワークとインターネット共有」→「WiFi」→「既知のネットワークの管理」→iPhoneのSSIDをタップ(ダブルクリック)→「プロパティ」→「従量制課金接続」をオンにしましょう。

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