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外国語だけで書かれた郵便窓口の気になる貼り紙

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/06/20 田幸和歌子

郵便局の窓口に、最近、気になる大きな貼り紙がされた。

それは、日本語以外の9カ国語で書かれた注意だ。

© Excite Bit 提供

「染髪剤不発送海外」(※漢字は一部繁体字=画像)

「Hair dyeing can not be set overseas」

どうやらヘアカラーは海外に送れないということらしい。

これ、最近決まったことなのだろうか。

調べてみると、「日本郵便」サイト内の2012年4月19日付の「お知らせ」に、「航空危険物等の『国際郵便物として送れないもの』と疑われる外国あて郵便物の取扱いについて」として、以下の文言があった。

「航空保安対策の強化のため、郵便物引受け後に、X線検査等により内容品が航空危険物等の『国際郵便物として送れないもの』ないか検査し、『国際郵便物として送れないもの』が包有されている疑いがある場合は、差出人さまに内容品を照会させていただくことがございます」

そして、「航空保安検査において、よく発見されるもの」の具体例に「スプレー缶」などとともに「ヘアカラー」と記されている。

スプレー缶が送れないということは以前から知っていたけれど、ヘアカラーはなぜ?

日本郵便に聞いてみたところ、以下の回答があった。

「ヘアカラーは、どの商品も100%送れないというわけではありませんが、問題となるのはヘアカラーの成分です。アンモニア又は過酸化水素水のどちらも含まれていないことが条件となります。ヘアカラーを海外に送る際には、それらが含まれていないもので、各メーカーからあらかじめ安全データシートをもらい、添付する必要があります」

全然知りませんでした……。

日本製ヘアカラーを海外へ送る外国人が多い

では、最近になって、郵便局全体でそうした注意を促すようになったのだろうか。

「もしかしたら以前より保安検査が厳格になった可能性はありますが、全体としては把握しておりません。窓口ごとの対応ではないでしょうか」

そこで、注意書きを貼りだした郵便局に聞いてみると……。

「貼り紙は最近始めたことです。日本のヘアカラーは良いらしく、外国のお客様で海外に送ろうとする方が多いんですが、空港の保安検査でひっかかってしまい、差し戻されるケースがたくさんあるのです。そのため、国際郵便では、窓口で送るものの中にヘアカラーなどが含まれていないか確認しているのですが、言葉ではなかなか伝わらないことも多く、貼り紙で告知するようにしました」

日本語による注意書きはないのに、外国語だけで貼り紙されているのは、そういった理由からだった。

トイレのウォシュレットやあたたかい便座、オムツや生理用品、電子ジャーなど、海外の人が品質の良さに感動し、大量に買って帰る日本の製品は多数ある。

ヘアカラーも同じように需要があるようだが、一部の条件を除き、海外に送ることは不可能なよう。ご注意を。

(田幸和歌子)

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