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夜の京都観光PR、混雑分散へ 夜景一望バーや京舞体験も

京都新聞 のロゴ 京都新聞 2018/05/17 11:50 京都新聞社
京都市が「夜の京都」で観光客に紹介する屋上バー(京都市東山区・in the Moon) © 京都新聞社 京都市が「夜の京都」で観光客に紹介する屋上バー(京都市東山区・in the Moon)

 京都市内を訪れる観光客を分散させ、混雑を緩和するため、市は本年度から、「夜の観光」の売り込みに力を入れる。東山区の祇園地区から京都の夜景を一望できるビル屋上のバーや京都の食材を使った日本料理店、着物の着付けや京舞の体験といった魅力的なメニューを紹介し、宿泊客の増加にもつなげる。

 市の2016年調査によると、京都観光の「残念度」が最も高かったのが混雑への不満だった。夜観光の拡充は、誘客の場所と時間を分散化させる市の取り組みの一環として進める。

 市は、飲食店情報検索サイト運営の「ぐるなび」(東京都)と連携し、夜観光の特設ページを開設する。今夏に第1弾として、「祇園小唄」に合わせて京舞を踊る体験や、川床で舞妓と記念写真を撮影するサービスなど六つのメニューを発信する予定。

 夜景が楽しめるバーは、16年にオープンした東山区の「in the Moon.」。市内では珍しいルーフトップバー(屋上バー)で、鴨川沿いの川床やライトアップされた八坂神社、祇園の街並みなどが見える。店長の水田貴志さん(43)は「海外のお客さんも増えており、夜の京都の魅力を多くの人に知ってほしい」と話す。

 市観光MICE推進室によると、外国人観光客からは「店が閉まる時間が早い」などと不満の声も出ているといい、担当者は「夜観光を活性化させることで、宿泊や買い物によりお金を使ってもらえるようにもしたい」と話している。

 市は、観光客による混雑を緩和する対策として、二条城(中京区)で普段は非公開の庭園を眺めながらかゆを食べるプランなど「朝の観光」も提案している。また、人気の清水寺・祇園周辺、嵯峨嵐山から他の地区に観光客を誘導するため、浄住寺(西京区)や相国寺林光院(上京区)などの文化財初公開をアピールするなど場所の分散化にも取り組んでいる。

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