古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

婚活のプロが教える、出会いを恋愛に発展させる秘訣と、出会い系イベント活用術

サイゾー のロゴ サイゾー 2014/04/20 Cyzo

 結婚のための活動「婚活」が広まり、街コンなど男女が出会うためのイベントが盛況ですが、これらのイベントで出会いを得たとして、恋愛に至るための留意ポイントはどこにあるでしょうか。

 出会い系イベントに参加して、そこから交際へと進展できる人たちと、できない人たちには決定的な違いが見られるそうです。

 80万人以上の参加実績を誇る合コンセッティングサービスの創設者であり、現在は婚活総合サポート「ラブライフバランス研究所」の代表である水野真由美氏に、出会い系イベントの利用法、出会いを恋愛に発展させるための秘訣について話を聞きました。

水野真由美氏(以下、水野) 出会い系イベント事業に参入してくる業者はとても多いのですが、事業が長続きする企業はわずかです。流行に乗るだけの一過性の事業では、多くの方の支持を集めることはできません。

--出会い系イベント事業に参入する上で、長続きするポイントはなんでしょうか?

水野 この分野に限らないのですが、私は新しい事業を始める時には、普段の生活に自然に溶け込むものであることを意識しています。出会いの場が非日常だったとしても、恋愛は日常の中で育まれるものです。恋愛と生活のバランスをうまく保ちながら、結婚につながるような出会いでなければいけないと考えています。

 晩婚化によって婚活をする年齢層が広がっていますし、コミュニケーション力が不足している人たちへの対策や、婚活に悩む人々へのメンタルサポートなど、「出会いの場の提供」だけでなく、参加者の心と体のバランスも見つめながら幅広いバックアップ体制を整え、出会いから結婚に至るための道筋を考える必要があります。

 餅は餅屋。婚活を婚活のプロに任せることは、確実に婚活している人と出会える利点があり、さまざまなサポートも得られますので、非常に効果的な一歩となります。

--「婚活は婚活のプロへ」という言葉には強く同意します。

水野 とにかく、まず一歩進んでみることが大事です。恋愛マニュアルを読んでいても何も始まりません。そして、プロに任せたいと思ったら、いろいろと吟味して、たくさん面談に回ったっていいと思います。そしてしっくりくる業者を見つけることです。弊社と同様のサービスを提供する会社は、サービスの質も異なれば、得手不得手の分野もありますので、情報を収集して精査する必要があります。また、ほとんどの業者には、カウンセラーが常駐しており、面談によって有用なアドバイスがもらえることもあるでしょう。

--しかし、やはりカウンセラーも人ですから、それぞれに個性もあるでしょうし、自分との相性が合うかどうかもわからないですよね。

水野 カウンセラーのアドバイスに従うだけになってしまう会員も多いのですが、誰かの思考に左右されるのではなく、まずは自己診断で自分の恋愛傾向や陥りやすい恋愛パターンを把握することが大切です。

--自己分析等については、カウンセラーがアドバイスしているのではないですか?

水野 アドバイスはしますが、多くの場合、カウンセラーの経験に裏打ちされたものです。つまり各カウンセラーによって判断の尺度や基準が異なり、統一されていません。大切なことは、科学的に分析することで自己の傾向やパターンを正確に把握することです。

--企業の人事評価みたいですね。

水野 近いと思います。企業の人事評価はコンピテンシー(業績の高い人の行動特性)やEQ(心の知能指数)など、さまざまな基軸がありますが、自分らしく生き生きと婚活していくためには、自分自身の基軸を見つけることが不可欠です。

●男女の思考の違い

--出会いを、その先の恋愛につなげる秘訣はありますか?

水野 男女によって思考と行動が異なりますので、この違いを知らずに婚活の成功はあり得ません。むしろ、これらを知って相手に合わせた行動を取ることができれば、結婚への道は近づくと思います。

 例えば、男性が京都旅行に行ったとして、それについて話すと、こんな感じになります。

「東京10時発の新幹線に乗って、京都へ12時に着いて、昼ごはんに湯豆腐を食べ、金閣寺に行って、時間が余ったので銀閣寺まで足を延ばしました。16時の新幹線で帰ってきました」

 男性は会話しているつもりでいますが、単なる事象の報告です。

--何が足りないのでしょうか?

水野 女性が話すと、こんな感じになります。

「9時出発の新幹線だったので早起きしなければならなかったけれど、久々の旅でワクワクして目がさえちゃって、なかなか眠れませんでした。金閣寺に行って、紅葉を見ながら散歩しました。すごくきれいだったので、たくさん写真撮っちゃいました。お昼には精進料理食べたんですけど、お野菜がおいしかったです」

--随分男性とは違いますね。

水野 男女の会話の大きな違いは、論理的か感情的かです。女性からみたら男性の話は、「へえ、そうですか」という感じになります。言ってしまえば、ツマラナイのです。しかし、男性はどうしても論理的思考が優先されるので、そこに至る筋道や結論、理由、答えを話の中に求めがちです。

 一方、女性は感情が先に立ちますから、脈絡はないけど気持ちは伝わります。どちらも良し悪しはありますが、恋愛に発展させたければ、感情的な会話のほうが相手の心に響きやすいです。

--男性にしてみれば、感情的な会話というのは難しいかもしれないですね。

水野 そうですね。男性は、女性と比べて相対的に「共感力」「表現力」が低いので、感情に寄り添うことや感情を表現することが苦手です。しかし、親しくなるにはお互いの感情を意識するような仲になることが必要です。婚活のシーンでも、仕事の話ばかりしている男性をよく見かけます。自分は何が楽しくて、何がうれしいのか、それが会話の中に見えてきません。女性が「条件は悪くない人だから、1回食事してみようかな」と思い、せっかくデートに至っても、共感できるような会話がなく「いい人だけど、つまらなかった」「どうしたいのか、何を考えているのかわからない」といった理由で、1回きりのデートで終わってしまうパターンがとても多いのです。

--多くの男性諸氏にとっては耳の痛い話かもしれません。

水野 男女平等とはいえ、こと恋愛シーンにおいては男性にリードを求められることが多いのが現状です。男性は女性の感情に寄り添い、また自分も感情を会話に乗せて表現することを意識して、上手に女性をエスコートしてほしいですね。

 恋愛に至るには、学歴や、収入などの副次的要素もかかわってくることは間違いありません。ですが、学歴や収入はすぐには変えられません。しかし、自分の感情を表現したり、相手の感情を理解しようとすることは、意識することですぐにできるはずです。特にお金や時間をかけて自分磨きをしなくても、効果的な施策となるでしょう。(文=尾藤克之/経営コンサルタント)

※画像は「Thinkstock」より

サイゾーの関連リンク

image beaconimage beaconimage beacon