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子供だけでスマホは契約できるの? 注意点を元ベテラン店員が解説

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/02/02
子供だけでスマホは契約できるの? 注意点を元ベテラン店員が解説: 未成年者の申し込みに必要な書類の一例 © ITmedia Mobile 提供 未成年者の申し込みに必要な書類の一例

 携帯電話各社の学割受付が始まり、受験や進級、進学といった春の新生活の気配を感じる季節がやってきました。

 この一大イベントを期に「子供に携帯を持たせる」「子供の携帯を買い換える」というご家庭も多いはず。

 そこで気になるのが、「子供だけで携帯を契約できるの?」という疑問。親心としては心配も多く一緒にお店へ行きたいのですが、さまざまな事情によりその時間を取れず子供だけで契約に行かせるケースもあります。そのため、子供=未成年者だけで携帯電話の契約は可能なのかを今回は解説していきます。

●未成年者だけでも契約する方法

 NTTドコモ、KDDI(au)、SoftBank、Y!mobileについては、以前から未成年者だけでの契約を受け付けており、必要な書類などがそろっていれば手続きを行う事ができます。

 大人が契約する際と同様に、未成年者(契約者)の本人確認ができる書類としてパスポートや保険証、毎月の支払いに設定する銀行口座の通帳と印鑑やキャッシュカードに加え、親権者が記入した同意書、そして親権者の本人確認書類を用意すれば未成年者だけでの契約が可能です。

 ただし、携帯電話の契約を行う店舗の所在地や店舗の決まりによっては、親権者への電話確認を必須としている場合も多いため、未成年者だけで契約に行った後、確認の電話がかかってきたとしても電話がとれるよう親御さんも準備しておくといいでしょう。

●フィルタリングについて、事前に相談してしっかり決めておく

 お子様の契約に際し、筆者のケータイショップ店員の経験談として多かったのが「フィルタリングの加入をどうするか」です。

 同伴してお店にご来店頂いた場合は、事細かにフィルタリングサービスの違いを説明し、ご納得頂き、加入するか否かを決めて頂くのですが、お子様だけの来店となるとその相談もままなりません。

 もしお子様だけで契約を行う場合、あらかじめフィルタリングをどうするか、約束をしっかり決めてから申し込みに行かせるようにするのがオススメです。

 なお、フィルタリングサービスが不要となった場合、契約する携帯電話会社や自治体のルールによって「フィルタリングサービスの不要申出書」など、本人確認書類や親権者同意書以外の書類を用意しなければならない事があります。こちらも事前に確認を行っておくといいでしょう。

●未成年者だけでは契約できない場合も

 各種書類をそろえ、完璧だと思っても未成年者だけの来店では契約できない場合もあります。

 携帯電話市場で盛り上がっている「格安SIM」の多くは、20歳未満の未成年者では契約を受け付けていない場合があります。

 そもそもの支払い方法がクレジットカードに限定される会社も多いため、格安SIMを検討している場合、親子でお店に行くのが確実です。

 また、大手携帯電話会社であっても、携帯電話機本体を分割購入する場合に、月々の支払い方法は「親権者名義の銀行口座からの引き落とし、またはクレジットカードでの支払い」が必須となっている場合もあり、書類はそろっていても手続きを進められないケースもあります。

●20歳未満だけれど結婚をしている場合

 あまり遭遇しないケースですが、契約者が20歳未満で既に結婚をしている場合。

 これは「結婚をしていることが分かる書類があれば」成人扱いとなり、未成年者であっても親権者の同意書などが不要で手続きを行うことが可能です。

この「結婚していることが分かる書類」ですが、戸籍謄本といった結婚の事実が記されている書類を一緒に持っていくのが確実です。

●まとめ

 未成年者だけでの携帯電話の契約・購入手続きはかなりハードルが高く、あまりオススメはできません。

 ここまで見てきたように、できることはできるのですが、事前に契約したい携帯電話会社のお客さまセンターや購入する店舗にしっかりと確認を行い、必要なものを全てそろえておかないと何度も家とお店を往復することになります。

 できるだけ親子で契約・購入手続きに向かうことをオススメしますが、どうしても未成年者だけで契約する必要がある時はこの記事を思い出してみてください。

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