古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

対話重ねて学ぶ…国分寺で20年

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/01 毎日新聞

 元東京都国分寺市長の山崎真秀さん(2007年に76歳で死去)が自宅の離れで始めた「国分寺・市民憲法教室」が20周年を迎え、今年も今月から開講する。3日の憲法記念日を前に、特定秘密保護法成立や集団的自衛権行使容認論議で憲法を取り巻く状況が大きく動く中、遺志を継ぐ妻の翠(みどり)さん(77)は「憲法を学び、自分の頭で考え行動する市民になってほしい」と呼びかけている。

 山崎さんはかつて静岡大で教授として憲法学を講義していた。教壇を退いたあと、「憲法理解の裾野を広げたい」と退職金をつぎ込み、国分寺市内の自宅の敷地に平屋の教室を建設。1994年に開講し、山崎さんや地元の一橋大教授らを講師として、市民が憲法や教育学、行政学を学んできた。

 山崎さんが97〜2001年に市長を務めていた間も教室は継続。死去後は1年間休講となったが、翌年から元小学校教諭の翠さんが引き継いだ。これまで延べ約500人が学んだ。翠さんは「一過性のイベントではなく、水がしみ込むように、一人一人と対話を重ねて一緒に学びたい。護憲、改憲の立場を問わず学んでほしい」と話す。

 今年は5月11日から毎月第2日曜日を中心に計8回開講。杉原泰雄・一橋大名誉教授や水島朝穂・早稲田大法学学術院教授ら著名な法学者、教育学者らが講師を務める。全8回の参加費は1万円。定員20人で若干空きがある。1回ごとの参加も可能(1500円)。申し込みや問い合わせはメール(yuri−wa@parkcity.ne.jp、渡辺さん)かファクス(042・322・1961、山崎さん)へ。【青島顕】

毎日新聞の関連記事

image beaconimage beaconimage beacon