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小室哲哉がロンドンで迎えた“転換点”語る「どんどんヒットを生む格好良さに憧れた」

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/12/18 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 12月16日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に、小室哲哉が出演。自身のサウンドの原点であるイギリス・ロンドンを舞台に、ヒット曲の誕生秘話を振り返った。 (参考:globeはJ-POPに何をもたらした? 柴那典が『Remode 2』から小室哲哉の功績を読む)  番組冒頭、小室の功績を振り返る映像がオンエアされたあと、スタジオでMCの今田耕司・中条あやみを前に「週刊誌を編集している気分でした。年間シングルで90曲作っていましたし」と、当時のことを振り返り、番組がスタートした。  VTRでは、小室がロンドンの街中を歩きながら「TM NETWORKをやっている最中に1年くらいロンドンに住んで、音楽のプロデュースを勉強した。ブリティッシュロックに憧れていたから、世界基準の音楽を学ぼうと思って」と、この街との縁についてコメント。また、ロンドンは妻であるKEIKOとの思い出の場所でもあるようで、小室は「KEIKOが病気になってから6年なんですけど、その前にロンドンに来たんです。KEIKOは脳の病気なので、その時のKEIKOは絶対に蘇らないんですが」と語る一幕も。  番組中盤では、「こっちにいたときに衝撃を受けたプロデュースチームがある」と語り、カイリー・ミノーグのヒット曲などで知られ“ヒットファクトリー”と呼ばれたPWLを紹介。小室は彼らについて「本当はブリティッシュ・ロックの人になりたいと思って来たけど、プロデューサーたちに触れてどんどんヒットを生む格好良さに憧れた」と話したあと、自身の楽曲を多く制作したメトロポリタンスタジオを訪問。彼は海外で楽曲を作り続けた理由について「幕末の志士じゃないけど、日本のミュージックシーンの鎖国を解きたいという気持ちがすごくあって。このままだと日本は遅れちゃうと思った」と、当時の気持ちを明かした。  番組後半では、かつて住んでいた家があった場所を訪れ、現在の家主の好意で住宅の状態を見せてもらうことに。「ピアノを弾いて、パートナーを中心に他のミュージシャンがいいねと言ってくれる。TM NETWORKの『CAROL』はほとんどこの部屋で作りました」と明かし、その後は同作にパーカッションとして参加したスティーブ・シドルニクと再会し、昔話に花を咲かせた。  番組の最後には、『CAROL』に収録した「A DAY IN THE GIRL'S LIFE(永遠の一瞬)」をピアノの弾き語りで演奏し、同曲について「それまでの27〜8年間はなんだったんだろうというくらいグッときたし、ロンドンで作ってよかったと感じた」と語り、ロンドンについて「どんどん老いていくのはさみしいことであるのは普通なんですけど、歴史を積み重ねることも悪くない、歳を取っていくことも嫌じゃないと感じた場所」と締め、番組が終了した。  小室が旅を通じて、自身の原点と現在形を示した今回の放送。次回は駿河太郎が出演する予定だ。(文=向原康太)

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