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広島が首位守る…大瀬良、初完投で3勝目

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/01 毎日新聞

 ○広島6−1阪神●(1日・甲子園)

 広島は投打がかみ合い、首位を守った。三回にロサリオのソロで先制。五回はエルドレッドの3ランでリードを広げた。大瀬良はプロ初完投で3勝目。阪神は九回、ゴメスの中越えソロで零封を免れたが、甲子園での連勝は10で止まった。

 ◇「魂を込めて投げた」

 広島の新人右腕、大瀬良が148球の熱投で阪神の強力打線をねじ伏せた。リーグのルーキー初完投を果たし、「誰にもマウンドを譲りたくなかった。魂を込めて投げた」というコメントにも風格が漂っていた。

 右打者への内角直球と得意の横変化のボールがさえた。象徴的だったのは、3点リードした四回無死一塁で前日3ランを放っているゴメスを迎えた場面。1ボール後、内角直球でファウルを誘い、3球目の低いスライダーで注文通りの三ゴロ併殺打。七回までゴメス、マートン、新井良の好調な右打者3人を無安打に抑え、相手に付け入るすきを与えなかった。

 完封目前の九回、「力が入った」と先頭のゴメスに本塁打を浴び、さらに2安打を許して球数が増えた。交代も考えられたが、「完投できる投手を育てたい」と山内投手コーチが野村監督に続投を要請。指揮官は「(まだ先の長い)5月で120球以上投げさせてはいけない。自分(の判断)に腹が立つ」と険しい表情だったが、その言葉が逆に期待の大きさを示していた。

 チームの今季初となる3連敗を阻止し、阪神の和田監督に「苦手意識を持つ前にやっつけたい」と言わしめた大瀬良。ペナント争いを左右するキーマンになりそうだ。【吉見裕都】

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