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心拍センサー搭載で25日使える、腕時計みたいなスマートウォッチ「Withings Steel HR」のスゴイところ

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/03/09
心拍センサー搭載で25日使える、腕時計みたいなスマートウォッチ「Withings Steel HR」のスゴイところ: アナログフェイスにデジタル表示がついた「Withings Steel HR」 © ITmedia Mobile 提供 アナログフェイスにデジタル表示がついた「Withings Steel HR」

 2017年1月20日、「25日間の電池持ち」を実現した心拍センサー搭載のアナログスマートウォッチ「Withings Steel HR」が発売されました。

 以前にも同社のWithings Activiteをご紹介したことがありますが、その進化形といっていい製品です。

 高級路線のWithings Activite、カジュアル&リーズナブル路線のActivite POPや、価格を抑えつつもシックでスーツに合うクールなActivite Steelなど、ニーズに応じた価格帯の製品が用意されていますが、それらのほとんどは素材やデザインなどに違いがあるだけで、機能的な部分に関しては変わらないものでした。

 しかし今回は違います。機能的に明らかに1ステージ上がったのです。一体どんなところが変わったのでしょうか。

● 腕時計にしか見えないアクティビティトラッカー

 これまで発売されたWithingsの腕時計タイプのアクティビティトラッカーは、一見アクティビティトラッカーとは誰も気づかないくらいスーツにもなじむ、シックかつシンプルなデザインの腕時計に仕上がっているのが大きな特徴でした。歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠サイクルなどを測定できます。

 フェイスには、アナログ針の他にサブダイヤルをもち、あらかじめ設定しておいた目標に対する達成率を表示します。例えば、時間を見るついでに消費カロリーが目標をどれだけ達成しているかなどが分かるのです。

 水泳も5気圧防水性能を備えているだけでなく、バッテリーにはボタン電池が使用されているため、心拍センサー搭載ながらに25日間も連続で利用できます。バイブレーションを使ったアラーム機能も備え、目覚ましとしても利用できます。

 測定したデータはスマートフォンとワイヤレスで同期して、無料で使えるアプリ「Health Mate」で管理します。

● 「Withings Steel HR」4つの変化

 今回発売されたWithings Steel HRは、スタンダードな36mmケースモデルと、40mmケースモデルという2種類のフェイスサイズが用意されています。

 36mmケースモデルのストラップは18mmで、カラーバリエーションは白と黒。40mmケースモデルのストラップは20mmで、黒のみの展開となっています。いずれもベルトは同サイズの市販品と交換可能です。

 では、今回のモデルでどんなところが変わったのでしょうか。改めてまとめてみると5つあります。

その1:心拍センサーを搭載

 1つめは、前述の通り、心拍センサーを搭載したことです。緑色のLEDライトを手首の血管に当てて血液濃度中の変化を感知する「光電式容積脈波記録法」により、心拍数も記録できるようになりました。本体を裏返すと、緑色のLEDが細かく点滅しているのが確認できます。

 心拍数は、通常10分間隔で測定されますが、振動するまでボタンを約1秒間長押しすると「継続心拍数モード」に切り替えられ、1秒ごとに測定できるようになります。運動時に便利な機能といえるでしょう。

 グラフは、アプリ内の「当日のアクティビティ」で見られます。グラフをタップすると、30分単位のデータが表示されます。30分で最低3回心拍が測定されており、その数値をもとに「平均心拍」「最高心拍」「最低心拍」が算出されているとのこと。

 また、グラフは変動に応じて色が変わりますが、最大心拍の50%以下のときが黄色(ライト)、最大心拍の50%〜70%でオレンジ(モデレート)、最大心拍の70%〜90%で赤(インテンス)、最大心拍の90%〜100%で紫(ピーク)を表します。

その2:アナログとデジタルが同居したフェイスデザイン

 2つめは、フェイスにアナログ針とデジタル画面が同居したデザインになったこと。小さな丸い画面に、電話の着信、メール、ショートメッセージ、スケジュールのリマインダーの通知を受信して表示します。デジタル画面は明るさによって変化し、暗がりになるほど明るくなります。

その3:側面に「便利なボタン」を搭載

 3つめは、側面にボタンが付いたこと。側面のボタンを押すと、デジタル画面で、日付、時間、心拍数、歩数、走行距離、スマートアラーム、消費カロリー、バッテリー残量の順に表示が切り替わります。

その4:充電できるバッテリー

 4つめは、バッテリーが電池から内蔵電池に変わり、充電式になったことです。これまで約半年間は何もせずに使えていたので、これは結構大きな変化です。

 ただし、バッテリー駆動時間は25日間で、心拍数常時測定モデルとしては筆者が知る限り最長のスタミナを持っています。しかも、25日間測定し終わったあとは省エネモードに切り替わり、活動量だけを20日間記録し続けられるといいますから、相当なスタミナです。

 バッテリー残量は、アプリと同期しなくてもボタンを押すことでいつも確認できるので、知らない間にバッテリーがなくなっていたということは防げそうです。

●スタイリッシュさ、自然な装着感と使い心地はそのまま!

 このように、前モデルから大きく変わったWithings Steel HRを1カ月ほど使っていますが、心拍センサーが搭載されたというのに、従来通りの軽さと自然な装着感と見た目を維持していて、すばらしいと思っています。

 付属のバンドは相変わらずしなやかで、Wihitngsならではのクオリティー。すでに持っている製品のレザーバンドも交換して使えます。

 今回のモデルから搭載された心拍センサーは、同じく心拍センサーを搭載した他社製品と比較して、特に気になる点はありませんでした。このサイズで常時測定しておけるというのはすごいことだと思います。

 スポーツはしないから心拍数なんて考えないという方もいるかもしれませんが、就寝中の心拍数も計り続けてくれるので、体調の異変に気づきやすくなります。

 ダイエットを意識したい方も、日常の活動量が脂肪燃焼に適しているかどうかを振り返ることができます。

 バッテリーが充電式になってしまいましたが、25日もあるのでストレスはゼロ。これまで充電したのも、初期設定時以外で1回だけです。ボタン電池の場合、利用期間は長いですが、交換時に電池が手元にないとすぐ使えないというデメリットも。

 その点、充電式なら電池を買わなく済みます。旅行時は、最初にしっかり充電しておけば大抵は充電器不要になりそうですが、専用の充電器が必要なので、長期の場合は携帯忘れや紛失には注意したいところです。

● クールな活動量計No.1

 要望もあります。現在、手首を返してもデジタル画面には何も表示されません。これはちょっとさみしい。腕の動きに反応して選択した情報を表示できるようになると、もっと便利になりそうです。

 アプリでは、心拍数のグラフが1階層奥にあるのはもったいない。ダッシュボードからも見られるようになると、意識が刺激されそうです。

 充電器は、最初はどうやって固定するのか悩みました。特定の接点同士が触れないと充電が開始できないのですが、ただ置くだけなので、パッと見で向きがわからないのです。

 一応、マグネットにはなっているようで、正しい向きなら振動音とともに貼り付くようですが、カチッと音が出るなど、正しくセットできているという確信が欲しいところです。

 新しい機能が加われば、その分要望も増えてしまうものですが、「ずっと着けていたいクールな活動量計No.1」は揺るいでいません。毎日サブダイヤルの達成率を見ては次の行動を考えられるところも相変わらずGOOD。

 おしゃれな活動量計がいい、腕時計としてしっかり活用できるものが欲しい、最新の機能を取り入れたいという方には間違いなくおすすめです。

(すずまり)

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