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成田凌が語る、『キセキ ーあの日のソビトー』現場の楽しさ「チーム感はすごく出ている」

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/01/28 株式会社サイゾー
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 GReeeeNの楽曲「キセキ」誕生にまつわる秘話を、松坂桃李&菅田将暉のW主演で映画化した『キセキ ーあの日のソビトー』。GReeeeNのプロデューサーとリーダーである兄弟・ジンとヒデが、家族や仲間との衝突を経ながら、自分たちが進むべき道を切り開いていく模様を描く。“歯医者”と“歌手”、異色な2つの夢を追いかける青春物語だ。劇中、菅田将暉、横浜流星、成田凌、杉野遥亮の4名によって結成されるグリーンボーイズは映画を飛び出し、CDデビューを果たすなど大きな話題となっている。  リアルサウンド映画部では、グリーンボーイズのメンバーであるクニ役を演じた成田凌にインタビューを行った。本作の撮影時のエピソードから、グリーンボーイズのメンバーとの関係性、俳優を目指したきっかけまで、じっくり語ってもらった。 ■「楽しんでいるやつほど最強なやつはいない」 −−本作のタイトルにもなっているGReeeeNの「キセキ」は誰もが知ってる名曲です。映画の中で曲が流れると、当時の記憶が呼び起こされます。成田さんもリアルタイムで耳にされていたと思うのですが、GReeeeNを聞いて何か思い出すことは? 成田凌(以下、成田):ランチパックのCMで流れていた「またね。」が印象深いです。剛力彩芽さんが踊っていたのを思い出します。「キセキ」を聞くと『ROOKIES』(TBS系)が頭に浮かびますね。当時は高校生で、サッカーしかやっていませんでした。それ以外は何もないですね。あとは、テスト期間に本気で遊んだくらいかな。その期間は部活が休みになるので、放課後は毎日19時くらいまで学校に残って友だちと遊んでました。サッカーは物心ついた頃からやっていて、小学校1年生から高校を卒業するまではガッツリやってましたね。 −−サッカー一筋だった成田さんが、役者を志したきっかけは? 成田:20歳になる前くらいかな、急に役者になりたいと思いました。積み重ねてきた“表に出たい欲”みたいなものがどこかで爆発したのか、きっかけを今のマネージャーさんがくれたのか、今となってはあやふやなんですけど。でも、僕の中でスイッチが入った瞬間は覚えています。「東京コレクション」を見た瞬間にプチッと何かが切れて、僕も同じ土俵に立とうと思いました。だから、決して、大きなきっかけがあった訳ではないんです。今思い返すと、テレビっ子だったし、映画も観るのが好きで興味があったんだと思います。 −−自分が意識しないところで憧れていた部分があったと。 成田:そうですね。ドラマもバラエティー番組も映画も好きだったし、人前で何かやることも好きでした。でも、実は根暗なので、表に出させて頂いている分、その反動なのか、最近プライベートではすごく暗いんですよ(笑)。友達にも改めて「根暗すぎる」と言われてます。友達3人くらいで飲んだり食べたりしているんですが、たまにもう2〜3人、自分の知らない方が後から来るんですよ。そうすると、僕は帰りたくなって立ち上がっちゃいます(笑)。できるだけ少人数でいたいんですよね。しかも人見知りなので、初対面の人と話すのは緊張しちゃいます。 −−映画『キセキ ーあの日のソビトー』での現場はどうでしたか? 成田:人見知りではあるものの、撮影に入ったらすごく楽しくて、しかも出来上がったものを観たら撮影現場で感じた楽しさがそのまま映し出されているんですよ。監督が愛情に溢れた方だから、愛し愛されるような、そんな温かい現場でした。 −−確かに雰囲気のよさがスクリーン越しに伝わってきます。特に印象に残っているシーンはありますか。 成田:僕ら、グリーンボーイズが歌ってるシーンですね。特に「道」をレコーディングする場面はグッときました。実はあの曲、メンバー全員がすごく長い期間練習していたんですよ。そのレコーディングシーンを撮るときに、完成した音源をスタッフさん含め、みんなでジンさんの部屋で聴いたんです。そしたら、全員黙っちゃうくらい出来が良くて。思わず「すごい、いいのできちゃったね」って漏らしてしまうほど感動しました。あの音源が良かったからこそ、CDデビューのお話も頂けたのかもしれません。  僕自身、もともとは歌ったり踊ったりすることがあまり好きではなかったのですが、この経験で歌をちゃんとやろうと思うと同時に、この作品にかける思いが強くなりました。そういった歩みを経てのレコーディングシーンだったので、チーム感みたいなものはすごく出ていると思います。僕ら自身も本当に楽しんでいて、それがちゃんと映り込んでいるシーンに仕上がっているかな、と。たぶん、楽しんでいるやつほど最強なやつはいないんじゃないかな(笑)。もちろん、それぞれのメンバーの格好良さも滲み出ていると思うので、ぜひ注目してほしいです。 −−映画の中でも非常に印象深いシーンです。映画の世界から飛び出してCDデビューが決まった心境は? 成田:人の畑にいるようで、申し訳ない気持ちにはなります(笑)。でも、気持ちを込めて歌うって、すごく楽しいんですよね。特にGReeeeNさんの曲は、歌詞が真直ぐだから感情移入しやすいです。加えて、僕らは映画の中でGReeeeNさんという真っ直ぐな人たちになりきっているので、何の恥ずかしげもなく全力で歌えます。 ■「僕だけ全く違う歌を歌っている」 −−GReeeeNさんの曲はストレートな歌詞が魅力的ですよね。特に好きな歌詞はありますか? 成田:好きな歌詞……改めて聞かれると照れますね。好きなフレーズは「道」の「でも見えるだろう 心の奥に 君が描いた未来像すぐそこに」の部分ですね。このワンフレーズすごく好きで、聴くと気合が入ります。(菅田)将暉くんがそのフレーズの前まで歌うと、ほかの3人もつられて「でも見えるだろう 心の奥に〜」って絶対に歌っちゃうんですよ(笑)。無意識に口ずさんでます。あとは「きっと人生はそんなところ」も好きですね。こういった分かりやすい、まっすぐに届く言葉にどこか救われる部分があります。歌詞ではないのですが、「キセキ」のサビも好きです。よく聴いていただければわかると思うんですけど、僕だけ全く違う歌を歌っているみたいなんですよ。僕のパートだけ音階やリズムが違っているからこそ、身が入りますね。 −−撮影時の印象深いエピソードがあれば教えて下さい。 成田:ソウ役の杉野(遥亮)は本当にいい子なんですけど、ちょっと変わっていて(笑)。本番中なのに本番じゃないように振る舞いますからね、あれは才能ですよ。本番中、ピアノに手をついていた杉野に、松坂(桃李)さんが「それ触んな」ってアドリブで言っているシーンがあるんですけど、杉野は「すみません」って言って手はそのままなんですよ(笑)。監督がすぐさまカットをかけて「さすがにソウはそんなキャラではないと思う……」ってぼやいてました。でも、杉野はそんなところも可愛いんですよね(笑)。 −−先日公開されたグリーンボーイズ「声」のPVも大きな話題となっています。 成田:自分で観ても羨ましいなと思うほど、楽しさが伝わってくるPVになりました。あのときの僕、本当に楽しかったんだなって感じます。わけわからないくらい4人で汗だくになってふざけてました。最初からエンジンかけすぎて、終盤はみんな疲れきっていて(笑)。 −−グリーンボーイズのメンバーは、本当に仲がいいんですね。 成田:仲良いですね。スタッフさんに聞くと、GReeeeNのメンバーの関係性も同じような感じみたいで。自由な将暉くんと王子様の(横浜)流星、マイペースな杉野、そして盛り上げ役の僕。このバランスが似ているらしいんですよ。 (取材・文=戸塚安友奈) ヘアメイク: 高草木剛(ヴァニテ) スタイリスト: 伊藤省吾(sitor)

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