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手書きで解説 今さら聞けない「Apple Watchでできること」

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2017/10/04 11:50
手書きで解説 今さら聞けない「Apple Watchでできること」: Apple Watchでフルマラソンを完走 © ITmedia PC USER 提供 Apple Watchでフルマラソンを完走

 Apple Watchを2015年の初代モデルから取材し、私自身も愛用してきました。毎年Apple Watchの進化は私たちを驚かせてくれますが、2017年のApple Watchでそれ以上に驚いたのが、SNSや周囲の反応の変化です。

 1年半前、Apple Watchを着用する姿を見たのは、同業者や一部のファッショニスタたちくらい。しかし今年の夏頃ごろから、筆者の周囲では(IT業界人ではない)少しずつApple Watchの購入報告が増えてきていました。

 そんなビッグウェーブ前のさざ波を感じる中迎えた9月の「Apple Watch Series 3」発表。今回は特にSNS上で、好意的な発言を目にする機会が明らかに増えました。Appleのオンラインストアでは、単体でLTE通信ができるApple Watch Series 3 Cellular+GPSモデルが3〜4週間待ちとなるなど、注目の高さが分かります。

 そこで改めて、Apple Watchで何ができるのか、生活がどう変わったのか、初代からの2年半を振り返りました。

●身も心も、財布もスッキリ

1、健康的な習慣を身につけやすくなった

 Apple Watchでは毎日どのくらい動いたのか「アクティビティ」リングで可視化され、リングが完成すると目標達成をお祝いしてくれます。以前はまったく運動しない生活でしたが、エスカレーターではなく階段を上ったり、早歩きしたり、遠回りして帰るようになったりと、日々の運動量が少しずつ増えました。

 運動に対する意識が高まると、習慣化もたやすくなります。友だちが走り始めたことをきっかけに、一緒に週末早朝ランをするようになり、4カ月後、私はフルマラソンを完走していました。

 大のマラソン嫌いだった私でも完走できた要因は、Apple Watchを使う友だちと「アクティビティ」アプリや「Nike+ Run Club」アプリで、走った距離を共有できたこと。友だちがラン後にWatchから成果を送ってくるので、いい意味でプレッシャーになり、4カ月間トレーニングを続けられました。

 Apple Watch Series 2以降のモデルは、GPSとApple Payを搭載しているので、Watchひとつで走りに行ける身軽さも運動へのハードルを下げてくれました。数年前からトライしては3日坊主に終わっていたランニングでしたが、Apple Watchによって習慣化できて、涙がでるほどうれしいです。

 今は一人でマイペースに走っていますが、太りにくくなったことで食事が美味しく感じられるようになり、肩こりが解消し、脳が活性化してポジティブな思考にスイッチできるようになり、早寝早起きの回数が増え、肌の調子がよくなり……とランニングによるメリットは数え切れません。

2、Apple Payでキャッシュレス生活になった

 Apple WatchというよりApple Payによる変化ですが、身体に比例して財布もスッキリしました。買い物で現金を出すことがほぼなくなり、気づけばキャッシュレス生活を送るようになったのです。

 少額の支払いは現金派だった私も、今ではApple Payでの支払いが楽すぎて元に戻れません。小銭を探す必要はないし、紐付けているカードのポイントはどんどん貯まるし、現金より紛失のリスクが低い。ただ仕組みがとにかくややこしく、iPhone&Watchユーザー全体への導入はまだハードルが高いので、決済関連はもう少しすっきりさせてほしいところです。

3、家事が楽しくなった

 Apple Watchはながら作業中のちょっとした操作を行うのに相性抜群。調理時間を計るときは、「Hey, Siri、○分タイマー」と声をかければ、手を止めることなく料理を進められます。なんてスマートなクッキング。

 BGMにApple Musicを流しているときは、Apple WatchがiPhoneのリモコン代わり。掃除中の濡れた手元でも、気兼ねなくiPhoneのプレイリストを選曲していました。

 残念ながらwatchOS 4ではiPhoneのミュージックライブラリからの選曲ができなくなりましたが、一方でWatch単体での音楽機能が強化されます。2017年10月中には、Apple WatchセルラーモデルでApple Musicストリーミング再生に対応する予定です。

4、通知やメッセージに振り回されなくなった

 iPhoneが担う役割が増えるにつれ、毎日大量の情報がiPhoneに届くようになりました。しかしApple Watchなら、通知が届いた時点で情報の優先順位を判断し、ユーザーが取捨選択できるようになっています。

 ニュースアプリの速報は、タイトルで内容を把握したら「閉じる」で通知を消去。リマインダーは実行できたら手首からすぐ「完了」をタップ。他社製メールアプリを使えば、不要なメールをすぐにアーカイブすることもできます。おかげで重要な通知は残され、通知やメッセージに振り回される状況が改善されつつあります。

5、ちょっとした未来を先取りした気分を味わえる

 もっともらしいメリットを並べてきましたが、今もApple Watchに求めるものは“未来のオモチャ”感だったりします。手首を胸元に持ってきて、Watchで通話する姿はロマンそのものです。

 watchOS 4では新たに懐中電灯機能が追加され、某蝶ネクタイメガネ探偵ごっごができるようになりました。これで暗闇の殺人現場にも安心して乗り込めます。フィクション作品を手元で再現できたときのワクワク感は、大人になっても同じですね。

 なお今回挙げた機能はすべて、Apple Watch Series 3のGPSモデルで十分使うことができます。しかし、Watch単体で持ち歩く機会を増やすなら、Apple Watch Series 3のGPS+Cellurarモデルがおすすめ。自分なりの理想の生活を思い描き、その暮らしにあった端末を選ぶと失敗が少ないでしょう。

 こうやって振り返ると、Apple Watchによって生活が大きく変わったことを感じます。実際に変わるかどうかは本人の選択次第ですが、暮らしを豊かにするきっかけを与えてくれる製品であることは間違いありません。

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