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投票数は増加も…AKB48「選抜総選挙」の盛り上がりがイマイチな理由

サイゾー のロゴ サイゾー 2014/05/23 Cyzo
© Cyzo 提供

 AKB48の37枚目のシングル参加メンバーをファンの投票で決める『AKB48 第6回選抜総選挙』(6月7日開票)の速報結果が21日に発表され、昨年1位のHKT48・指原莉乃が3万7582票を獲得し、史上初の2連覇に向けて好発進した。2位に入ったAKB48・渡辺麻友が2万5283票、3位のSKE48・松井珠理奈が2万3012票と続いた。昨年の速報に比べて全体では票数が増加しており、HKT48などの地方グループのメンバーが上位に入るといった変化も見せている。

 打倒・指原と地方グループの躍進が大きなトピックスとなり、昨年を超える激しい戦いが繰り広げられそうな総選挙。だが、なぜか盛り上がりに欠ける印象がぬぐえない。ネット上でも例年なら「誰が1位になるか」といった話題が数多く書き込まれ、普段はAKBに興味がない人まで順位に注目していた。しかし、今年はコアなファン以外はあまり騒いでいないようだ。

 一部では「盛り上がる要素がない」「もうオワコン」「みんな飽きたんだろ」といった声が上がっており、AKB最大のイベントにもかかわらず微妙な雰囲気が流れている。

 現在、メンバーによる政見放送風の「アピールコメント」がYouTubeで公開されているが、それも昨年に比べて再生数が激減。昨年は公開から5日でAKB48の大島優子が再生数71万超を記録し、島崎遥香や川栄李奈も20万回以上再生された。だが、今年はほぼ同じ期間で高橋みなみの11万超がトップ。続いて島崎遥香が10万超を記録しているものの、10万台に達したのはその二人だけ。ほかのメンバーは数万回がいいところであり、上位メンバーの渡辺麻友も23日現在でいまだ9万台という状態だ。

「今回はニコニコ生放送とケーブルテレビでもアピールコメントが放送され、コアなファンはそれを録画したため、YouTubeを何度も再生する必要がなくなったことも一つの要因でしょう。しかし、それにしても昨年に比べて再生数があまりにも激減している。これはネットでメンバーの名前を検索したり、世間の話題に釣られてアピールコメントを閲覧するようなライトなファンが減少したことが大きな原因。実際に投票するのはコアなファンがメインのため、投票数は下がっていないが、世間の関心が薄れているのは間違いない」(アイドルライター)

 6月にAKBを卒業する大島優子が今回は参加せず、篠田麻里子や板野友美ら有力メンバーが去ったことで話題性が明らかに落ちたことも盛り上がらなさに拍車を掛けている。また、これまでと比較すると、今一つテーマが見いだせないことも世間の関心を呼べない原因だ。

「今回はアイドルとして『邪道』といえる指原と『正統派』の渡辺の一騎打ちというテーマは一応ありますが、指原は悪役に徹しきれず、話題になるようなバトルにまで発展していない。一方の渡辺は文句なしの美少女であるものの、今のところ世間の関心を集めるような魅力に乏しい。また、世間の認知度の高かったメンバーが続々と卒業し、一般層にしてみれば『誰が誰か分からない』といった問題も噴出している。これは人気メンバーの卒業と新メンバー加入で新陳代謝を促そうとして失敗した、かつてのモーニング娘。と同じ低迷パターンです」(前同)

 6月7日の開票イベントはフジテレビが5時間超の長時間生中継をする。昨年の開票特番は平均視聴率は20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率32.7%(同)とドル箱になった。人気が下り坂といわれながらもアイドル界のトップをキープしていたAKBだが、もしこの数字が大きく下がるようなことがあれば、世間的には「オワコン」になってしまいそうだ。(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

※イメージ画像:『AKB48総選挙公式ガイドブック2014』講談社

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