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新型MacBook Airの発熱、騒音、バッテリー性能をチェック

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2014/06/02 ITMedia
新型MacBook Airの発熱、騒音、バッテリー性能をチェック: Haswell Refresh世代の新型MacBook Air。11インチの下位モデル(MD711J/B)を3回に渡って評価した。1世代前のモデルに比べると、実質的な変化は変化はほとんどないが、システム性能を若干強化しつつ、価格を8万8800円に引き下げ、コストパフォーマンスの魅力はさらに増している © ITMedia 提供 Haswell Refresh世代の新型MacBook Air。11インチの下位モデル(MD711J/B)を3回に渡って評価した。1世代前のモデルに比べると、実質的な変化は変化はほとんどないが、システム性能を若干強化しつつ、価格を8万8800円に引き下げ、コストパフォーマンスの魅力はさらに増している

 OS XおよびWindows環境下でベンチマークプログラムによる性能評価を行った第1回と、測色器による液晶ディスプレイの品質を見てきた第2回に続いて、第3回ではボディの発熱やファンの動作音、バッテリー駆動時間についてチェックしていく。

 まずはボディの発熱から。室温23度の環境で、アイドル状態、動画再生、ベンチマークをそれぞれ10分間行い、ボディ表面温度を放射温度計で実測した。以下に掲載した表は、該当エリアで最も高かった点の数値で、体感的にはこれよりも温度は低い。

 個別に見ていくと、アイドル時はパームレスト、キーボードともにほとんど熱を帯びず、CPUのある中央からやや左が30度を少し上回る程度。底面も同様に30度以下となっており、熱を感じることはない。また、動画再生時もアイドル状態から1〜2度の上昇に抑えられている。底面の最高温度もCPU周辺(底面ボディ奥)が33.2度と優秀な結果で、ひざの上にMacBook Airを載せた状態で映画を見ても熱いと感じることはないだろう。

 一方、ベンチマークプログラムの連続実行後の温度はさすがに上昇した。パームレストの表面温度は32度前後に抑えられているはいるものの、キーボード面の中央やや左寄り、ボディ内部ではCPUからヒートシンクが伸びて排気ファンに続いている部分(数字の4、5のキーの辺り)の温度が40度を超え、最高点で42.6度を記録している。キートップの温度なのでパームレストのように常時手が触れているわけではないものの、やや暖かいと感じることはあるかもしれない。

 なお、底面温度は最も高い点が36.6度という結果。それほど熱いとは感じないが、肌の露出した格好でひざの上にのせて作業をするのは避けたほうがいいだろう。

 ファンの騒音についても触れておこう。システムに最も負荷をかけたベンチマークプログラム実行中でも、騒音計の数字では環境騒音(30デシベル)程度のノイズしか発生しておらず、騒がしいオフィス内はもちろん、深夜の静かな部屋でも動作音が気になることはほぼないと言っていい。実際、底面左奥(背面左側)のファンの近くに耳を寄せないと、ファンの回転音を聞き取るのは難しい。静音性に関しては非常に優秀な結果だ。

 最後にバッテリー駆動時間を見ていく。今回はiTunes Storeで購入したHD画質の映画を連続再生した。画面輝度を最大、キーボードバックライトをオンにした状態のため、映画視聴環境としては最も消費電力の大きい条件に近い。

 計測スタート時、電池残量100%の状態では8時間以上の表示だったが、最終的に5時間48分でバッテリーが落ちた。もっとも、画面輝度やそのほかの省電力設定でバッテリー駆動時間は延びると予想され、最低でも約6時間は持つ、と考えれば十分なバッテリーライフだ。

 以上、Haswell Refresh世代の新型MacBook Airから下位モデルのMD711J/Bを取りあげ、3回に渡って評価してきた。ウワサのあったRetinaディスプレイの採用は今回見送られ、ハードウェアの進化も実際の性能面で見るとそれほど恩恵はないものの、注目は価格を8万円台まで戻している点だろう。すでにHaswell世代のMacBook Airを持っている人は買い替えの候補にはなりづらいが、2世代以上前のユーザーであれば、十分に検討する価値はある。薄型ノートPCのカテゴリにおいて、MacBook Airのコスパのよさは健在だ。

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