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新垣結衣、戸田恵梨香、堀北真希、吉高由里子……黄金の“88年世代”女優、次なる主役は?

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/11/12 株式会社サイゾー
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 初回から右肩上がりに視聴率を伸ばしているTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。先日の記事で新垣結衣の活躍について振り返った際(参照:新垣結衣は『逃げ恥』で“第3のスタートライン”に立った 喜劇女優としてのガッキー)に、彼女を「華の88年世代をリードする人気女優」と表現したわけだが、この世代の女優たちがここ最近再び勢いを取り戻しつつある。(メイン写真=『逃げるは恥だが役に立つ』より(c)TBS)  「88年世代」(88年4月〜89年3月生まれ)は、昭和と平成を跨ぐ波乱に満ちた世代だ。小学校入学の直前に阪神淡路大震災が起こり、中学生になればゆとり教育が本格的に始まり、大学に入ったと思ったら全入学時代が訪れる。就職活動の直前にリーマンショックが起こり、社会に出る直前には東日本大震災があった。そんな世代にとって、希望のひとつは、同学年に活躍する人物が多いということだ。俳優・女優はもちろんのこと、スポーツ界にも大きな話題をさらった人物がひしめき合っているのだ。  女優界で、これまでこの世代を牽引してきたのは新垣結衣、戸田恵梨香、堀北真希の3人だろう。いずれも2005年前後に人気の絶頂期を迎え、映画やドラマ、CMに引っ張りだことなった。それから10年近くが経ち、アイドル的な人気だけでなく、女優としての実力と実績を着実に積み上げていく中で、堀北真希は山本耕史と結婚し、現在は育児休暇の真っ只中である。そうなれば、“ポスト堀北”として、新垣と戸田と共に世代を引っ張っていく存在が必要になってくる。  その筆頭株はやはり吉高由里子か。『花子とアン』でNHK朝の連続テレビ小説のヒロインを経験した彼女は、ここ最近すっかり表舞台から影を潜めているが、それでも頻繁にCMでその姿を目撃する。2006年に映画『紀子の食卓』で鮮烈な印象を焼き付けてから、独特の空気感で人気を博した彼女は、“女優”としてのポテンシャルの高さにおいては世代随一を誇る。来年1月からは東村アキコ原作の人気漫画をドラマ化した『東京タラレバ娘』が控えており、再びその輝かしい演技力を見せつけてくれることに期待が持てる。  現在公開中の映画『続・深夜食堂』で前作に続いて出演している多部未華子も、早生まれではあるが、この世代を代表する女優へと成長した。堀北真希と共演した『HINOKIO』での大抜擢で注目を集め、『つばさ』でこの世代最初の朝ドラヒロインとなった彼女は、近年主演作が相次ぐ。今年春に公開された『あやしい彼女』では、突然20歳になった73歳の老婆を演じ、コメディ女優としてのセンスも発揮した。昨年の主演映画『ピース オブ ケイク』のように現代女性の姿を等身大の演技で演じることもできる一方で、『源氏物語 千年の謎』やドラマ版『大奥〜誕生』のように時代劇にも対応している振れ幅の広さからは、今後さらに伸びる可能性をも感じられるのだ。  キャリアの長さでいえばこの世代でも特に長く、それでいて女優からアイドルへの華麗な転身を果たし、再び女優業へと返り咲いた天才肌は、26日公開の『疾風ロンド』が控える大島優子だ。もちろん世間的なイメージでいえば“元AKB48”が付いて回る彼女は、90年代後半から子役として充分なキャリアを積み重ねているベテランだ。昨年秋から放送されていた朝ドラ『あさが来た』での平塚らいてう役、今年公開された『真田十勇士』でのアクション挑戦など、脱アイドル女優を目指して果敢に挑み続ける彼女の姿からは目が離せない。  他にも、18日からHuluで配信されるドラマ『代償』の高梨臨(参照:高梨臨、Huluドラマ『代償』のハードな撮影現場で得たもの「演技は役を愛するところから始める」)、現在公開中の映画『僕の妻と結婚してください』には森カンナと佐藤ありさ、来年公開の話題の映画『銀魂』にはすっかり悪女役の印象が根付いた菜々緒が出演するなど、この世代の女優陣の豊かさは目を見張るものがある。  もちろん、トップランナーである新垣と戸田も負けてはいない。新垣は今回の『逃げるは恥だが役に立つ』でキャラクター性に磨きを掛けて、人気再燃を予感させるだけの新たな代表作を得た。一方、戸田は2010年に始まった『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』シリーズで、当麻紗綾というハマリ役を獲得し、いまだに出演作が絶えることはない。  現在公開中の映画『デスノート Light up the NEW world』で戸田は、自身のキャリアに大きな転機を与えてくれた弥海砂役に10年ぶりのカムバックを果たした。しかもキャラクターのトレードマークであるツインテールも大人っぽくアレンジを重ねた上で健在。劇中に理想的な“ミサミサ”の姿を蘇らせたのだから、まだまだその座を譲ることはないだろう。(久保田和馬)

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