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日本で2番目に多いけど奥が深い「ハチワレ」柄の猫を撮る!

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/06/16
日本で2番目に多いけど奥が深い「ハチワレ」柄の猫を撮る! © KADOKAWA CORPORATION 提供 日本で2番目に多いけど奥が深い「ハチワレ」柄の猫を撮る!

おでこの真ん中あたりで黒い鉢が割れたような模様になっているのが典型的なハチワレ。白いまつげ(でいいのか?)がピンと貼っててカッコいい(2016年6月 ソニー α6300) おでこの真ん中あたりで黒い鉢が割れたような模様になっているのが典型的なハチワレ。白いまつげ(でいいのか?)がピンと貼っててカッコいい(2016年6月 ソニー α6300)  日本で一番多い猫は「キジトラ」、2番目は「ハチワレ」だそうである。出典はよくわからないけれども、外猫をたくさん見た経験からしてなんとなく納得できる。  猫の種類って見た目でざっくり分けちゃうことが多くて(何しろ雑種が一番多いから)、その基本は「色」と「柄」。  白だとか黒だとか茶だとかが色。トラとかハチワレとかが柄。  キジトラというのは「色+柄」についた名前。キジは鳥の「雉」(ちなみに、雌の方。雄の色は違う)。雌の雉と似た色のトラ柄だから、らしい。雉というと派手な色の雄が有名だけど、雌の雉は地味な茶色なのだ。  ハチワレは「柄」。漢字だと「鉢割れ」。鉢がかぱっと割れたような形から来たそうで、「八」の字に似てるからかと思いきや、そうではないらしい。  ハチワレは「柄」なんだが、一般にハチワレというと「白と黒」のツートンカラーを指す。ちょっとそのあたりがごっちゃになってるが、まあ長い年月をかけてできた慣習なので理屈をいってもしょうがない。  個人的に好きな模様は、といわれると「ハチワレ」である。理由は特にないのだけど、きれいなハチワレを見ると「おおっ」となるのだ。  ちなみにハチワレがどんなのかというと、冒頭写真。きれいに真ん中でふたつに割れてる。  白と黒の分け目(鉢割れだから「割れ目」?)がどこにあるかは猫によって全然違う。  冒頭写真のはちょうど真ん中にきてる。  よく見かけるのは、鉢を深くかぶって割れちゃったような、黒い毛が目を覆い隠しちゃってるもの。黒い毛の中に目がある。  仮面を被ってるような感じだ。 こっちはハチワレの鉢が深い。目の下まできてカクッと曲がってる。舌がちょろっと出てる写真が3枚続いたのはわざとです。その方が愛嬌があるかな、と思って(2016年4月 ソニー α6300) こっちはハチワレの鉢が深い。目の下まできてカクッと曲がってる。舌がちょろっと出てる写真が3枚続いたのはわざとです。その方が愛嬌があるかな、と思って(2016年4月 ソニー α6300)  次の猫もそうだ。  口元と鼻筋だけ白くて、きりっとしててカッコイイ。正義の味方っぽい。 こちらのハチワレは鼻が黒い。鼻筋がすっと白くなってるのでカッコいい。黒い仮面を被ってるような感じだ(2017年5月 オリンパス OM-D E-M1 MarkII) こちらのハチワレは鼻が黒い。鼻筋がすっと白くなってるのでカッコいい。黒い仮面を被ってるような感じだ(2017年5月 オリンパス OM-D E-M1 MarkII)  この猫が印象的なのは、右前足。  左前足は真っ白なのに、右前足は先っちょ以外黒いのである。右側だけ黒い長袖を着ているようですごくオシャレなのだ。  正面から歩いてくる写真を見るとよくわかる。 右前足が黒くて、でも足先は白いのがなんともキュートなのであった。これはおしゃれ(2017年5月 オリンパス OM-D E-M1 MarkII) 右前足が黒くて、でも足先は白いのがなんともキュートなのであった。これはおしゃれ(2017年5月 オリンパス OM-D E-M1 MarkII)  これ、めちゃオシャレだと思いません? まあ、猫にオシャレも何もないんだが。  そういうハチワレは目の周りが黒いので、目を閉じてたりするともう何がなんだかわからない。真ん中が割れたニット帽(そもそもそんなものはないと思うが)を深く被って目を隠してる人のようで。 目を閉じたハチワレ。毛が黒いと目が完全に隠れちゃう。勝手に目深鉢割れと呼ぶことにした(2016年8月 オリンパス OM-D E-M1) 目を閉じたハチワレ。毛が黒いと目が完全に隠れちゃう。勝手に目深鉢割れと呼ぶことにした(2016年8月 オリンパス OM-D E-M1)  それはそれで不思議な感じで面白い。 頭の上の方で割れているハチワレは珍しい!?  お次のハチワレは髭付。  これは愛嬌があっていい。昔懐かしい、志村けんの髭ダンスを思い出す。ちょっと「殿下」っぽい感じもする。なぜここに髭があると殿下っぽいのかわかんないのだけど。 ポルシェの下に隠れてた髭ハチワレ。もちろん髭に見えるだけで、髭なわけじゃないんだが、なんか髭ダンスしそうじゃない?(2017年1月 富士フイルム X-T2) ポルシェの下に隠れてた髭ハチワレ。もちろん髭に見えるだけで、髭なわけじゃないんだが、なんか髭ダンスしそうじゃない?(2017年1月 富士フイルム X-T2)  逆に、上の方で……つまりおでこあたりで割れてるハチワレはいないのか。  写真ストックをあさったら、いた。  大きく割らないと頭にのっからなかったんですという感じのハチワレ……ハチワレっぽくはないけど、ハチワレだよね、これ。真ん中分けっぽいというか、カメラの顔認識機能が反応しそうな感じ。 目尻もきりっとしてて印象的な浅ハチワレ。実際、こういう髪型(髪じゃないけど)だとカメラが顔だと認識することあって面白い(2016年10月 富士フイルム X-T2) 目尻もきりっとしてて印象的な浅ハチワレ。実際、こういう髪型(髪じゃないけど)だとカメラが顔だと認識することあって面白い(2016年10月 富士フイルム X-T2)  ハチワレの「ハチ」部分が目にかぶってないと、なんか人間っぽく感じるのはどういうわけか。  白黒ではないけどこれもなんか人間っぽくない? きりっとした目付きがツンデレっぽくてたまらんハチワレ。よい顔をしてます(2016年10月 富士フイルム X-T2) きりっとした目付きがツンデレっぽくてたまらんハチワレ。よい顔をしてます(2016年10月 富士フイルム X-T2)  まあ、猫の模様なんて厳密に定義されたものじゃないからぱっと見て「ハチワレっぽい」と思えばそれでいいのである。  ハチワレって慣習として白黒の猫を指すのだけど、「柄」を表す言葉だからミケのハチワレとかキジトラのハチワレだっていてもいい。  ハチワレ特集の最後はミケハチワレ。 茶と黒(というよりキジトラ?)と白がまじったミケハチワレ。白黒に限らなければハチワレ顔の猫って多いのだ(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1) 茶と黒(というよりキジトラ?)と白がまじったミケハチワレ。白黒に限らなければハチワレ顔の猫って多いのだ(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)  あらためてみると、ハチワレとひとことでいってもみんな細かいとこが違ってて面白い。同じ「ハチワレ」ジャンルに所属しても、目が隠れてるかそうじゃないかで印象が全然違うのがまたいい。  みなさまも猫写真を撮ったらじっくり顔をみてやってくださいませ。  そういえば、黒い身体に白いハチワレの猫って見たことないな。いるのかな。あり得るのかな。どうなんだろう。いるのなら一度会ってみたい。 筆者紹介─荻窪圭 老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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