古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

日本エイサー、世界最薄のタッチパネル搭載UltrabookなどPC秋冬モデルを発表

2014/09/20 01:35

日本エイサーは10月12日、2012年のPC秋冬モデルを発表した。COMPUTEX TAIPEI 2012で発表したタッチ対応Ultrabookを3機種、Windows 8タブレットを2機種、液晶一体型PCなどWindows 8に合わせた製品を多数投入する。

日本エイサー プロダクトマーケティング部の石川里美氏

日本エイサー プロダクトマーケティング部の石川里美氏
 新製品のキャッチコピーは「できること∞(無限大)」だ。製品発表会では、同社のプロダクトマーケティング部の石川里美部長が、キャッチコピーと製品のコンセプトについて説明した。

 2012年に入り、日本エイサーはテクノロジー重視の姿勢から、「テクノロジーを活用して、人が何をするのか」ということを重視するように方針を転換したという。それを踏まえ、新製品のキャッチコピーを定めた。無限大については、Windows 8の8を横にすると"∞"になるという遊び心も込められている。

タッチパネル搭載Ultrabook「Aspire S7」 

Aspire S7シリーズは、2012年6月に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2012で発表された製品だ。ラインアップは、11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「S7-191」と13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「S7-391」の2種類で、S7-191は約12.2ミリ、S7-391は約11.9ミリという世界最薄(各サイズのUltrabookにおいて、2012年9月現在、エイサー調べ)をうたう極薄ボディを特徴とする。

 本体サイズと重量は、S7-391が323.3(幅)×223.5(奥行き)×11.9(高さ)ミリで約1.3キロ、S7-191が283.6(幅)×195.6(奥行き)×12.2(高さ)ミリで約1.04キロとなる。薄さを追求しながらも、液晶ディスプレイのフレーム部とヒンジが一体化した構造やアルミユニボディを採用することで、実利用に問題ない剛性を確保したという。

Aspire S7シリーズのラインアップはS7-191(写真=左)とS7-391(写真=右)の2種類だ


 S7-391の主なスペックは、CPUがCore i7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)、メモリは4Gバイト、ストレージは128GバイトのSSD(64Gバイト×2のRAID 0構成)、グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4000を利用する。

 両製品とも、液晶ディスプレイはIPSパネルを採用しており、1920×1080ドット表示に対応する。マルチタッチは最大10点までの同時認識が可能だ。ディスプレイは180度まで開くが、いったん110度で止まるよう設計されている。これは、タッチ操作の際にディスプレイが後ろに倒れないようにするためで、ある程度の力を加えれば、ディスプレイを深く倒せる。

 本体を薄くしたため、インタフェース類は少ない。S7-391の場合、左右側面にHDMI出力(Micro HDMI)とUSB 3.0を2基、カードリーダー(SDHC対応SDメモリーカード、MMCに対応)、ヘッドフォン/マイクのコンボジャックのみだ。標準で有線LAN(100BASE-TX対応)接続用のUSB変換アダプタと、アナログRGB接続用のMicro HDMI変換アダプタが付属する。

S7-391は左側面にMicro HDMI、ヘッドフォン/マイクのコンボジャックを(写真=左)、右側面にUSB 3.0×2とSDメモリーカードやMMCに対応するカードリーダーを備える(写真=中央)。ディスプレイは180度まで開く(写真=右)

11.6型のS7-191は、S7-391とインタフェースが若干異なり、左側面にUSB 3.0(写真=左)、右側面にUSB 3.0とMicro SDカードスロットとなる(写真=右)

 無線接続はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0を利用可能で、OSは64ビット版Windows 8をプリインストールする。薄さを優先した一方で、バッテリー動作時間はS7-391が約6時間、S7-191が約4.5時間とUltrabookとしては少々短い部類に入る。

 このほか、エイサー独自の機能として、復帰したPCが短時間で無線LANを使えるようにする「Acer Instant Connect」や、薄いボディでも発熱を効率よく処理できる冷却機構「Acer Twin Air cooling system」にも対応した。発売日は未定で、2012年内の発売を目指すとしている。価格はオープンで、想定実売価格はS7-391が14万円前後で、S7-191が13万円前後となる。

Aspire S7シリーズのボディの設計についての説明(写真=左)。冷却機構「Acer Twin Air cooling system」の説明(写真=右)

両製品で天板のデザインは異なる。S7-191はアルミのヘアライン加工(写真=左)で、S7-391は天面がゴリラガラスで覆われている(写真=中央)。インタフェース類の少なさを補うため、標準で有線LAN(100BASE-TX対応)接続用のUSB変換アダプタと、アナログRGB接続用のMicro HDMI変換アダプタが付属する(写真=右)


 タッチ操作に対応するノートPCは「Aspire V5-571P-F54D/S」も投入する。1366×768ドット表示対応の15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、タッチパネルは10点マルチタッチが可能だ。ストレージは500GバイトHDDのみ、厚さも22.3~24.5ミリとUltrabookの要件は満たしていないものの、その分価格を抑えたモデルとなっている。発売日は2012年10月26日で、想定実売価格は7万円前後。

 現行モデルをWindows 8仕様にしたモデルも発表した。Aspire S3シリーズに13.3型のUltrabook「Aspire S3-391-F54D」は、ストレージに500GバイトHDD+20GバイトSSD(キャッシュ用)のハイブリッド構成を採用するエントリーモデルで、想定実売価格は8万円前後。2012年10月26日に発売する。

 このほか、15.6型のバリューノートPC「Aspire V3-571-F58F/LK」、「Aspire V3-571G-F78G/LK」「Aspire E1-531-F12C」「Aspire E1-571-F54F」や、Pentium 987(1.4GHz)を搭載する14型ノート「Aspire V5-431-F24D/B」、11.6型のモバイルノートPC「Aspire V5-171-F58D/S」も発表した。すべて2012年10月26日に発売する。主なスペックと想定実売価格は以下の通りだ。

 
エイサー新製品の主なスペックと価格
機種CPUメモリストレージ光学ドライブ想定実売価格
Aspire V3-571-F58F/LKCore i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz)8Gバイト750GバイトHDDBlu-ray Discドライブ7万円前後
Aspire V3-571G-F78G/LKCore i7-3630QM(2.4GHz/最大3.4GHz)8Gバイト1TバイトHDDBlu-ray Discドライブ10万円前後
Aspire E1-531-F12CCeleron B830(1.8GHz)2Gバイト320GバイトHDDDVDスーパーマルチ4万円前後
Aspire E1-571-F54FCore i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz)4Gバイト750GバイトHDDDVDスーパーマルチ6万円前後
Aspire V5-431-F24D/BPentium 987(1.4GHz)4Gバイト500GバイトHDD5万円前後
Aspire V5-171-F58D/SCore i5-3317U(1.7GHz/最大2.6GHz)8Gバイト500GバイトHDD6万円前後

※Aspire E1-531-F12Cに、Office Personal 2010が付属するモデルは6万円前後となる

Windows 8タブレット「ICONIA W510」「ICONIA W700」 ICONIA W510 

ICONIA W510

タブレットのICONIAシリーズは、Windows 8タブレットを投入する。ラインアップは、10.1型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する「ICONIA W510」と11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「ICONIA W700」の2種類。こちらもCOMPUTEX TAIPEI 2012で発表した製品だ。

 ICONIA W510は、32ビット版Windows 8をプリインストールし、CPUはAtom Z2760(1.5GHz/最大1.8GHz)を搭載する。メモリは2Gバイト、ストレージは64Gバイトのフラッシュメモリで、10.1型ワイド液晶ディスプレイはIPSパネルを搭載し、1366×768ドット表示に対応する。

 無線接続はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0+HSを利用可能。本体搭載のインタフェースはUSB 2.0×1、Micro HDMI出力、Micro SDカードスロット、200万画素のフロントカメラ、800万画素のリアカメラなど。本体の重量は約580グラムで、厚さは8.8ミリ。バッテリー動作時間は約9時間だ。

インタフェースは右側面に集中している。Micro SDカードスロットやMicro HDMI、Micro USBを備える(写真=左)。上面には電源ボタンやロックボタン、オーディオジャックがあり(写真=中央)、背面上部には800万画素のカメラがある(写真=右)

 同社のAndroidタブレット製品で実装しているエイサー独自のランチャー「Acer Ring」は本製品でも使用できる。5点同時タッチで呼び出し、写真や動画、文書などに簡単にアクセスできるほか、Wi-FiやBluetoothのオン/オフ切り替えも楽に行える。

 また、専用のモバイルキーボードドックが付属するモデル(ICONIA W510D)も用意する。キーボードドックにもバッテリーを搭載しており、ドック装着時には最大18時間のバッテリー動作時間を実現した。キーボードドック装着時の重量は約1.26キロ。想定実売価格はICONIA W510が7万円前後、ICONIA W510Dが9万円前後だ。

専用のモバイルキーボードドックを装着した状態(写真=左)。マルチタッチジェスチャーに対応するタッチパッドも備える(写真=右)


 ICONIA W700は、CPUにCore iシリーズを搭載し、フルHD(1920×1080ドット)表示に対応するのが特徴だ。主なスペックはCPUがCore i3(1.8GHz)、メモリが4Gバイト、ストレージは64Gバイトフラッシュメモリとなる。OSは64ビット版Windows 8をプリインストール。同社独自のランチャー「Acer Ring」にも対応する。

 無線接続はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0+HSを利用可能。本体搭載のインタフェースはUSB 3.0×1、Micro HDMI出力、500万画素のリアカメラなどを備える。縦置き/横置きの両方に対応し、USB 3.0×3とMicro HDMIを備えるクレードルが付属する。本体の重量は約950グラムで、バッテリー動作時間は約9時間だ。

ICONIA W700(写真=左)。専用のクレードルが付属しており(写真=中央)、70度や20度の角度でタブレットを設置できる(写真=右)

インタフェースは左側面に集中しており、Micro HDMI、USB 3.0を配置する(写真=左)。右側面にはヘッドフォン出力や音量ボタン、電源ボタンがあり(写真=中央)、背面には500万画素のカメラを備える(写真=右)


 ICONIA W510と異なり、こちらはBluetoothキーボードが付属するICONIA W700Dを用意する。ICONIA W700DではCPUがCore i5(1.7GHz)となる。想定実売価格はW700が8万円前後、W700Dが10万円前後。ICONIA W510、ICONIA W700両製品とも発売時期は未定で、2012年内に発売するとしている。

液晶一体型PC「A5600U」、デスクトップPCなど

フローティングデザインの液晶一体型PC「A5600U」

フローティングデザインの液晶一体型PC「A5600U」 液晶一体型PCのAspire Uシリーズは、23型ワイド液晶ディスプレイを搭載する「A5600U」が登場する。奥行き35ミリの薄型ボディが特徴で、ディスプレイの角度は30度から80度まで調節可能だ。ディスプレイは10点マルチタッチに対応し、解像度は1920×1080ドットとなる。

 主なスペックはCore i3-3110M(2.4GHz)、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、USB 3.0×2、USB 2.0×1、有線LAN、HDMI入出力、音声入出力、フルHD対応Webカメラなど。タッチパッド搭載キーボードが付属しており、想定実売価格は10万円前後。発売日は未定で、2012年内に発売するとしている。

左側面には音声入出力、USBポート、メディアカードスロットを備える(写真=左)。右側面にはスロットインドライブ形式のDVDスーパーマルチドライブがある(写真=中央)。タッチパッド搭載キーボードが付属する。タッチパッド部分はテンキーを表示させることも可能だ(写真=右)

左側面には音声入出力、USBポート、メディアカードスロットを備える(写真=左)。右側面にはスロットインドライブ形式のDVDスーパーマルチドライブがある(写真=中央)。タッチパッド搭載キーボードが付属する。タッチパッド部分はテンキーを表示させることも可能だ(写真=右)
 このほか、日本エイサーは、タワー型のゲーミングPC「Aspire Predator AG5920」、「Aspire Predator AG3620」、省スペースモデルの「AXC600-F54D」、ミニタワーモデルの「AM3985-F74D」を投入する。

 Aspire Predator AG5920/AG3620の発売日は未定で、2012年内に発売する予定だ。想定実売価格はそれぞれ18万円前後と10万円前後。AXC600-F54DとAM3985-F74Dは2012年10月26日に発売する。想定実売価格は6万円前後と7万円前後だ。

ゲーミングPCの「Aspire Predator AG5920」(写真=左)と省スペースモデルの「AXC600-F54D」(写真=右)

image beaconimage beaconimage beacon