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日立、英原発建設計画を凍結 東原社長「売却も視野に」

Reuters のロゴ Reuters 2019/01/17 18:30
日立、英原発建設計画を凍結 3000億円の損失計上 © Reuters/Toru Hanai 日立、英原発建設計画を凍結 3000億円の損失計上

[東京 17日 ロイター] - 日立製作所<6501.T>は17日、英国で進めていた原子力発電所の建設計画を凍結すると発表した。事業規模が3兆円に膨らみ、出資者集めが難航。採算も見込めず、早期の事業化は難しいと判断した。これに伴い、2019年3月期連結決算で約3000億円の損失を計上する。

会見した東原敏昭社長兼最高経営責任者(CEO)は「交渉の方向によっては、選択肢として撤退もあり得る」と語った。

全額出資子会社の英ホライズン・ニュークリア・パワーは英国中西部アングルシー島で原発2基を建設する計画だったが、資金調達や建設・運営条件について、英政府や民間企業と合意するには時間が必要と判断、凍結を決めた。

日立はリスクを減らすために、ホライズンへの出資比率を5割未満に下げたい意向を持っていたが、支援が得られなかった。事業資金は融資で2兆円、出資で1兆円を確保する計画だった。

損失計上により、19年3月期の最終利益予想を前年比72%減の1000億円(従来予想は前年比10%増の4000億円)に下方修正した。増益予想は一転、減益予想となった。

東原社長はホライズンについて、売却も視野に入れて検討する考えを明らかにした。

*内容を追加しました。

(志田義寧 山崎牧子 編集:田巻一彦)

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