古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

星野源、エンターテイナーとして“新たな領域”へ 年末年始のメディア出演から検証

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/01/04 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 2016年は歌手、俳優、文学などあらゆる分野で活躍し、大きな飛躍を見せた星野源。年末年始も様々なメディアに登場し、その存在感を発揮していた。

(関連:星野源「恋」なぜロングヒット? 『逃げ恥』メッセージとリンクした“主題”歌としてのあり方)

 まず、12月31日放送の『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)。星野の同番組への出演は、2015年に続きこれが2度目。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で共演した新垣結衣も審査員として出演しており、話題の「恋ダンス」への期待が高まった。番組で星野は「こんなにいろんな人に歌ってもらえたり踊ってもらえたりして嬉しいです!」と「恋」のヒットへの喜びを語った。「みなさんこんばんは! 星野源でーす! 紅白〜!」と客席を盛り上げると、ダンサーをバックに高らかに同曲を歌い上げ、間奏部分では「日本の皆さん、踊ってますか?」と呼びかけた。実際、映像を見ていると客席で踊っている人も少なくなかったように思えた。ドラマを見ていたであろう若者に限らず、その親世代や小さな子供まで、実に幅広い世代が曲に合わせて踊っていた。「恋ダンス」は決して簡単な振り付けではないが、星野の楽曲を聴き、星野が楽しそうに動いているのを見ると、思わず体が動いてしまうのだ。番組では司会の相葉雅紀、有村架純に加え、審査員席の新垣も照れ臭そうに少しだけ「恋ダンス」を披露していた。これは、「恋」、そして星野源というエンターテイナーが、まさしく“お茶の間”に浸透した瞬間だったと思う。

 2017年1月2日放送の『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、初出場の2015年のことは緊張してほとんど覚えていないと話し、2016年は「ものすごくリラックスして、普通にやる」のを目標にしていたと語った。当日のパフォーマンスについては、「すっごく楽しかった」と振り返り、「出演者もスタッフも知り合いがいっぱいいて、近所のお祭りに参加したみたいな感覚」だったと語っていたことからも、先に掲げた今年の目標は達成できたようだ。星野が今回緊張せずに楽しめたのは、2度目の出演で多少なりとも番組の雰囲気に慣れていたこともあるだろう。しかしそれだけでなく、「恋」が国民的なヒット曲といえる領域に入り、星野自身もお茶の間の人気者になりつつあることで、パフォーマンスをしやすい会場のムードが生まれていた面もあるはずだ。同ラジオでは、『オールナイトニッポン』の50周年記念ジングルを作成したことも明らかにした星野。テレビだけでなくラジオでも今後さらなる活躍を見せていくことを予感させた。

 『紅白』でのパフォーマンスから、お茶の間への浸透を確実なものとした星野。『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2016→2017』(TBS系)内で約束した「2017年は『無理しない』」ということを守りながらも、「SUN」「恋」に続く新たなヒット曲へ挑戦し続けて欲しい。(村上夏菜)

Real Soundの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon