古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

有吉リードもヒロミの復帰で混沌…毒舌MC三つ巴の行方は!?

サイゾー のロゴ サイゾー 2014/06/02 09:00 Cyzo

 有吉弘行(39)ほか、くりぃむしちゅーの上田晋也(44)やフットボールアワーの後藤輝基(39)など、次世代のMC候補が固まってきたテレビバラエティ界。しかし、ここ最近突如として芸能界に復帰したヒロミ(49)という存在が出てきたことで、MC争いも再び混沌としてきた印象がある。さらに、2012年あたりからバラエティ界で活躍している坂上忍(46)も、近頃ではメインを張るようになり、ますます存在感を増している。

 特に、上田や後藤が得意とする“ツッコミ芸”を持たない有吉、ヒロミ、坂上の3人は、それぞれ“毒舌”という共通項で番組を盛り上げることが期待されており、その役割には似通った点も多い。今後、さらに彼らが活躍の場を広げることになれば、それぞれお互いを無視できない存在となるだろう。

「番組レギュラーの数から言っても、現段階ではもちろん有吉さんが一歩も二歩もリードしているのは明らかですよね。ただ、今年のはじめに放送された『バンクルワセ』(フジテレビ系)では、復帰後間もないというのにヒロミさんはMCを務め、若手中堅芸人たちを見事に仕切っていましたよね。番組自体はそれほど評判にはなりませんでしたが、しっかりと後輩イジリもできていて、自分の色を出したヒロミさんはさすがだと評判ですよ。秋の改編期には、もしかしたら番組を持つかもしれませんね」(放送作家)

 また、別の関係者はヒロミについてこんな評価をする。

「今、活躍している芸人の多くは40歳前後で、誰が抜け出してもおかしくない状態ですが、年が近いせいもあってみなさん仲がいいですからね。誰かを出し抜いてでも、俺1人が天下をとってやるという意気込みの人はなかなか見当たりません。たとえば、後藤さんは新しく始めた『ジャネーノ!?』(フジテレビ系)の中で、ゲスト出演していた千原ジュニアさんに対して、はっきり『やりにくい』と言っていたように、番組のメインを張るには、やはり芸歴や年齢が関係してきますからね。今の中堅芸人がメインの番組では、キャスティングもなかなか気をつかうんですよ。そんな中、ヒロミさんであれば、今活躍している中堅芸人の誰を呼んでも問題ありませんからね。過去の実績や年齢的な問題から考えて、彼らをひとまとめにできるのがヒロミさんというわけです。こうした存在はなかなか貴重ですから、今後、彼がメインの番組というのは増えるのではないでしょうか」(業界関係者)

 メイン司会者によってゲストの層が決まるというのは、テレビバラエティの常識。たとえば、ビートたけしがメインの番組ではどんな大物だろうとゲストに登場するだろうし、若手芸人の番組であれば、それこそゲストに呼べるタレントは限られるということだ。そんな慣例のあるバラエティ界で、今の中堅芸人をまとめられるのがヒロミだと指摘する関係者。もちろん、とんねるずやダウンタウンといった面々もその役割を十分にこなせるが、レギュラー番組の低視聴率が叫ばれる彼らより、新鮮なヒロミのほうが期待できるのかもしれない。

 また、坂上に関してはそもそも芸人ではないし、本人も言っているように声がかかれば何でもやるというスタンス。これだけ売れていても、8日に放送された『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)では、わずか5分程度の出演をするなど、MCに対してこだわりがないのは明らかだ。さらに、前出の関係者が言っていたように売れっ子中堅芸人の中に抜け出してやろうという気迫のある芸人がいないのであれば、ますますヒロミの存在感が高まる一方だろう。視聴者受けという問題はあるものの、今後の活躍には大きな期待が寄せられる。

 有吉がリードしている構図は変わらないものの、ヒロミの登場で混沌としてきた次世代のMC争い。しかし、いち視聴者とすれば、そんなヒロミの復帰に奮起して、実力者揃いの中堅芸人の中から新たなMC候補が出てくることを期待したい。(文=峯尾)著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

※イメージ画像:『AERA 2014年1月13日号』朝日新聞出版

サイゾーの関連リンク

image beaconimage beaconimage beacon