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本当にあった身の毛もよだつ航空機事故5選!! 空中分解、エンジン脱落、機長吹っ飛びまで…!

TOCANA のロゴ TOCANA 2017/08/28 株式会社サイゾー

 ウクライナの航空機エンジニアであるウラジーミル・タタレンコ氏が、緊急時に客室部分を機体から切り離す構造の旅客機を発表し、世界中のメディアをあっと言わせたのは2016年1月のこと。飛行機事故に遭遇する確率は、限りなく低いとされているが、一度起きてしまえば、甚大な被害を及ぼすことは間違いない。今回は、飛行中の航空機に起きた信じられないような事故5選を紹介しよう。

■ブリティッシュ・エアウェイズ5390便

 1990年6月、ブリティッシュ・エアウェイズ5390便は英国バーミンガムからスぺイン・マラガへと飛行する最中、突如爆発音とともにコックピットが吹き飛ぶ事故に見舞われた。操縦席のフロントガラスは消え、一瞬にして機長の上半身は窓の外へと飛び出したという。オートパイロットや無線機能が停止する中、機体は秒速24mで急降下。機体の外に投げ出されて顔面を何度も機体に叩きつけられた機長は、客室乗務員の必死の尽力により機内に引き戻された。誰もが彼の生存を絶望視していたが、骨折や凍傷が見られたものの命に別条はなかったという。事故の原因は、前日の窓ガラス交換の際に使用されたネジが、小さすぎたためだったと後に判明。奇跡的にも同事故による死亡者はいなかった。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/08/post_14244.html

■イタビア航空870便

© TOCANA 提供

 1980年6月には、シチリア・ウスティカ島上空を飛行中だったイタビア航空870便が突如空中で爆発し、墜落する事故が発生している。機体は爆発により空中分解し、乗客と乗務員合わせた81人全員が死亡。その後、爆発は機体後部のトイレ付近で起きたことが判明し、テロリストによる破壊工作説やミサイルによる撃墜説などが浮上した。しかし、調査中に事故の詳細が書かれた文書が消失するなど、事故の原因はイタリア政府によって隠蔽されたと考えられている。“ウスティカの大虐殺”と呼ばれ、イタリア航空史上最大のミステリーとなった同事故の原因は今も謎のままだ……。

■ブリティッシュ・エアウェイズ009便

 1982年6月、英ロンドンを飛び立ちオーストラリア・パースへと飛行を続けるブリティッシュ・エアウェイズ009便。乗務員、乗客合わせて263人を乗せた同機は、ジャワ島上空を飛行中に突然4基のエンジン全てが続けざまに停止するという緊急事態に見舞われた。出力を失った機体が高度を下げ続ける中、機長らはエンジンの再始動に最善を尽くし、エンジン停止から15分後に無事再稼働させることに成功。機体はその後、ジャカルタ国際空港へと緊急着陸している。その後の調査で、エンジンに吸い込まれた火山灰が詰まったことが原因であると判明した。この事故による死者・負傷者は出ていない。

■ユーバーリンゲン空中衝突事故

 2002年7月には、モスクワからスペインへと飛行していたバシキール航空2937便が、DHL611便と空中で衝突するという悲惨な事故が起きている。衝突の50秒前に両機の空中衝突防止装置(以下、TCAS)がそれぞれの機体を捉え、バシキール機には上昇、DHL611便には降下の指示を出した。しかしその7秒後、両機が衝突する危険を察知した管制塔が、バシキール機にTCASと反対の指示を出してしまう。その結果バシキール機が降下の判断を下したことで、DHL611便の翼がバシキール機の胴体を切り裂く形で衝突。バシキール機は空中で4つに分裂、またDHL611便は制御不能に陥り墜落してしまった。この事故で、両機の乗務員と乗客71人全員が死亡している。

■エジプト航空990便

 1999年10月には、乗務員・乗客合わせて217人全員が犠牲になる航空機事故が起きた。米ロサンゼルスを飛び立ち、エジプト・カイロへ向けて順調に飛行を続けていたエジプト航空990便が、突如急降下を始める。気圧の影響でエンジンが脱落するなど機体の損傷が激しく、最後は大西洋に叩きつけられる形で墜落。米国側は事故の原因を、1人の操縦士ガミル・エル・バトウティが意図的に機体を墜落させたと結論付けた。しかしエジプト側は一貫してバトウティの犯行を否定しており、事故の原因は機械的な故障と主張。エジプト人の多くは、「イスラエル諜報特務庁(通称、モサド)」が仕掛けた時限式の爆弾によって起きたと信じているという。(文=山下史郎)

※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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