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格安SIMで九州でのシェア拡大を目指すQTnet、IoTやモバイルの安全も注視

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/08/28
格安SIMで九州でのシェア拡大を目指すQTnet、IoTやモバイルの安全も注視 © KADOKAWA CORPORATION 提供 格安SIMで九州でのシェア拡大を目指すQTnet、IoTやモバイルの安全も注視

 九州を拠点に光インターネット接続サービス「BBIQ」(ビビック)を提供するQTnetは1987年に調査会社として始まり、1989年には電気通信事業会社に移行。1999年に九州電話、2002年にBBIQのサービスを開始し、2017年7月に創立30周年を迎えた。  これを機に社名も、九州通信ネットワーク株式会社から、株式会社QTnetに改称。今年3月に開始した格安SIMサービスの「QTモバイル」の普及を目指しながら、事業拡大に取り組み、全国を対象にしたサービスへと活躍の場を広げている。  BBIQはJ.D. パワーが実施する「2017年日本固定ブロードバンド回線 サービス顧客満足度調査」において、九州エリア1位を受賞。九州という土地に根付いた、サービス提供やサポートに対する取組に注力している。 出典: J.D. パワー 2017年 日本固定ブロードバンド回線 サービス顧客満足度調査。九州エリアの固定のブロードバンドインターネット回線(FTTHもしくはCATV)を家庭で利用している1,200名から回答を得た結果。 japan.jdpower.com  同社の取り組みについて、QTnet 執行役員 BBIQ営業部長の山岡武海氏に聞いた。 お客さまの要望は、週に1回必ずトップに上げる ── まずはQTnetの事業内容について教えてください。QT PRO、BBIQ、QTモバイルなどのサービスがありますが、通信事業者としての特色は何でしょうか? 山岡 QTnetは九州電力の100%子会社です。九州の地場企業が提供するサービスなので、地域密着に主眼を置いた事業展開をしています。QTnetには、色々なブランド(サービス)がありますが、共通しているのは、お客さまの声を真摯に受け止め、毎週1回はその声をトップまで上げ、社として対策を吟味するようにしていることですね。お客さまの声が直接トップまで上がり、スピード感を持った対応ができる。ここがJ.D. パワー社の満足度調査で昨年まで全国で連続3期、調査方法が変更された今年は九州エリアでNo.1をとれた要因だと思います。 ── お客さまの声はどういった方法で伝わってきますか? 山岡 最も多いのは電話やウェブを通じてお客さまセンタ―に寄せられるものです。また、実際にお会いした際にいただくこともあります。それらをまとめ、トップに上げるようにしています。 ── どういった要望を受けることが多いですか? 山岡 そうですね。サービスに対する積極的なお客さまの声が多いと感じています。この地区でテレビを展開してほしいとか、チャンネルを増やしてほしいとか、QTモバイルの申し込み方法を分かりやすくして欲しい……といった要望から、ウェブサイト内のこの説明が分かりにくいといったお叱りの声まで色々とありますね。 BBIQのサイトには、実際に解決したお客さまの声を掲載しているページがある。 BBIQのサイトには、実際に解決したお客さまの声を掲載しているページがある。 30周年を機に「さらなる飛躍」を目指す ── QTnetは今年で30周年を迎えました。これまでを振り返りつつ、これから注力していくことについて教えてください。 山岡 QTnetは1989年に専用線と呼ばれる企業向けの回線サービスを開始しました。そのネットワークが広がり、1999年に「九州電話」という一般のお客さま向けのサービスを開始しました。これが個人向けサービスのはじまりです。九州電話の事業が拡大する中、光ファイバーを用いた光インターネット接続のサービスBBIQを始めました。これが2002年です。よって2017年はQTnet 30周年であると同時に、BBIQのサービスを始めて15周年の節目となります。 イメージキャラクターに川口春奈さんを起用するなど、九州では積極的なCM展開も進めている。 イメージキャラクターに川口春奈さんを起用するなど、九州では積極的なCM展開も進めている。 ── 主力のBBIQは会社の歴史のちょうど半分を占めるわけですね。常時接続の次についてはどう考えていますか? 山岡 難しい業界ですが、お客さまのインターネット環境だったり、宅内のIoT、コンテンツの部分などに目を向けていきたいですね。そしてわれわれの事業はこれまで有線が中心でしたが、無線の分野である「QTモバイル」にも、今後力を入れて展開していきたいと考えています。 QTモバイルのリアル店舗。グリーンと白木を基調とした落ち着きのある雰囲気だ。 QTモバイルのリアル店舗。グリーンと白木を基調とした落ち着きのある雰囲気だ。 ── QTモバイルについて教えてください。 山岡 QTモバイルは、「BBIQスマホ」というBBIQのオプションサービスから開始しました。今年の3月からはQTモバイルという名称にリブランドし、再スタートを切りました。MVNO回線はNTTドコモ回線を利用する“Dタイプ”とau回線を利用する“Aタイプ”から選べます。2つあることで、お客さまにもメリットがあると考えています。 福岡の繁華街天神駅近く、新天町という好立地だ。 福岡の繁華街天神駅近く、新天町という好立地だ。 ── 比率としてはどうですか? 山岡 契約数ではDタイプのほうが多いのですが、Aタイプも増えています。お客さまがすでにお持ちの端末をそのまま使いたいというニーズも多いですね。新たに端末を購入するのではなく、使い慣れた端末で回線だけを安くしたいというお客さまが多くなっています。 ── 特に人気のあるプランはありますか? 山岡 データ+通話プランに追加できる、月額850円で5分間の通話を無制限で使えるオプションサービスを用意しており、これが好評をいただいています。 ── 契約する年代としては? 山岡 BBIQは40~50代が多いですね。QTモバイルに関してもそれに準じていますが、徐々に若い層が増えています。わたくしどもは、料金の安さだけではなく、固定回線と組み合わせた「安心・安全」をウリにしているところがあるので、BBIQを利用中のお客さまがQTモバイルにお申込みいただくことが多いと思います。一方で、お客さまの層の広がりについても期待しています。QTモバイルは全国で使えるサービスですので、九州以外の地域でQTモバイルをご契約されたお客さまが九州への転居を機会にBBIQもご契約いただけるなどのメリットも考えられます。 ── QTモバイルのサービスを展開するうえで、意識していることは? 山岡 まずは九州で足場を固めるという点が最優先ですね。大切なのはやはりサポートです。ウェブで申し込んだけれど、「ちゃんと申し込めたのか」「端末は届くのか」と不安に感じるお客さまが多いようです。そこで7月に福岡の新天町に、リアル店舗を作り、ご好評をいただいています。 ── 手ごたえはいかがでしょう? 山岡 (川口春奈さんを起用した)CMが好評だということもあるようですが、多くのお客さまにお越しいただいており、積極的な質問も多く受けます。20代の若いご夫婦なども多く、(繁華街の中心という)立地もあると思いますが、ぱっと来られて、気軽に質問していくお客さまが多いようです。 アーケードの入り口近くにあり、若い夫婦などもよく訪れるという。 アーケードの入り口近くにあり、若い夫婦などもよく訪れるという。 ── QTモバイルでは端末も一緒に扱われていると思います。最新機種からタブレットまでいろいろありますが、選定の基準は? 店内では取り扱いのある端末を展示している。 店内では取り扱いのある端末を展示している。 山岡 まずはお手ごろな価格ですね。次に使いやすさ。この2点は非常に意識しています。そのうえで、国内外のメーカーから、特徴がかぶらない機種を選定しています。いま国内メーカーで人気があるのは防水やおサイフケータイなど機能が充実した富士通の「arrows M04」です。また、海外メーカーでは価格の安さもあり、Wikoの「tommy」も人気があります。私自身が古くからのファンでもあるモトローラの「moto g5 PLUS」にも頑張ってもらいたいと思っています(笑) ── 安心という意味では、端末補償などもあり、なかなか大変だと思いますが、いかがでしょうか? 山岡 提供側としてはリスクのあるサービスですね(笑)。ただお客さまの要望も高く、「ワイド」という形で、QTモバイルでご購入いただいたものに限定せず、いまお使いの他社からご購入された端末も補償するサービスにしています。加入率も高く、補償を実際に利用された方もいらっしゃいます。 ──スマホ安心サポートについても教えてください。 山岡 これは、紛失時のデータ保護や操作方法の遠隔サポートなど、スマートフォンを安心してご利用いただけるようにオプションサービスとしてご提供しています。ご加入される方が比較的多いオプションサービスです。  最近スマートフォンをご契約される方は、ご高齢の方が増えています。ご自身のステータスだったり、頭の運動だったりもすると思いますが、気持ちがあるのは非常にいいことではないでしょうか?こういった方にも携帯番号の移行の仕方から、ひとつひとつ紹介しています。 契約カウンターは2Fに構えている。 契約カウンターは2Fに構えている。 ──3月から開始したQTモバイルのサービスも基盤が固まってきた感じでしょうか? 山岡 まだまだですよ! まだまだ申し込み方法が複雑な面もあります。そこでリアル店舗を出しましたが、1号店だけではなく、第2、第3の店舗も主要な場所に出していこうと考えています。サイトに関しても、申込ページを変えて、わかりやすく申し込めるようにしたり、注釈の文字も大きくするなど、改善を試みています。  われわれは「九州」の企業であること、そして「安心・安全で、わかりやすい」という点をテーマにしてサービスの開発に取り組んでいます。しかし、まだまだ改善が必要だという声が社内外の多くの方から上がってきています。例えば、サービス名に「1ギガ」とか「3ギガ」と言われても初めて見た人に分かるのか、「音声」というか「通話」というかなどですね。昔は「音声」という言葉を使っていましたが、イメージがしにくいといった声もあり「通話」に統一しています。 ──料金体系に関する声は? カウントフリープランも話題を集めています。 山岡 料金に関してはシンプルにしていこうと考えています。以前はDタイプとAタイプで料金が違っていたのですが、料金を共通とし、分かりやすく整理しました。カウントフリープランは今のところ予定していません。いい面もありますが、基本の料金を下げたほうが分かりやすいと思います。 ── 確かにギガといっても、通信の容量なのか、端末の容量なのか分かりにくい面があります。御社は固定回線も提供しています。BBIQと組み合わせるメリット、特にセキュリティーについても教えてください。 山岡 お客さま満足度No,1の話をしましたが、高い評価をいただいているのはセキュリティーなんですよ。マカフィー社のサービスをベースにした「BBIQトータルセキュリティ」を提供している点が、他のキャリアに比べて評価されています。PCやスマホ・タブレットなど5台まで無料で守れるサービスを早くから導入していますし、さらにパスワード管理の「TrueKey」も無料でつけ始めました。 ── マルチデバイスを守れるという点は、QTモバイルを導入するユーザーにとってもメリットになりそうです。 山岡 お客さまにとっては、大きなメリットになりますね。  今後、マカフィー社とは、パソコンやスマホのセキュリティのみならず、家庭内にあるインターネットに対応した家電製品、いわゆるスマート家電のセキュリティでも連携していきたいと考えています。エアコン、冷蔵庫、テレビ、ビデオレコーダー等の家電製品は今後ますますインターネットに繋がっていくと思いますが、そういったスマート家電が安心して利用できるように第三者の悪用から守っていくことは、とても重要になってきています。  また、法人でも大きな企業は専門部署で対策を講じることができますが、規模の小さな企業では、セキュリティ対策まで十分に手が回せていないところもあると思います。  小規模の企業向けにBBIQやQTモバイルをご提案する際には、セキュリティ対策のサポートができるようマカフィー社と連携して取組んでいきたいと考えています。 ── 本日はありがとうございました! ■関連サイト BBIQ QTモバイル (提供:マカフィー)

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