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業界じゃ常識!?職業別でよく見るウェブサイトを聞いてみた

エキサイト Bit のロゴ エキサイト Bit 2017/01/08 ネルソン水嶋

職業別で、ヘビロテサイト(よく見るサイト)を聞いてみた!

電車でスマホを取り出して、お気に入りのサイトをチェック。

ふと顔を見上げると、周りの人も全員がスマホを見ているが、私達はお互いに見ているサイトをまったく知らない。

そんな他人はもちろんのこと、たとえ家族や親友でも知らないでしょう。

でも、今はSNS上の拡散やGoogleの検索によって意外と偏っているのでは?

たとえばー、「職業別でよく見るサイト」ってものも、あるんじゃないだろうか!?

ウェブ・デザイナー、ITエンジニア、教師、フォトグラファー、美容師、建築士、機械系エンジニア、歯科医師、パズル作家、市議会議員、プロレスラー、僧侶…といったさまざまな職業の方に聞きました。もちろん同じ職業だからと言って同じものを見ているとは限りませんが、インターネットの広大っぷりを感じてもらえるはず。

ウェブ・デザイナーは…「PhotoshopVIP」を見ている!

© Excite Bit 提供 PhotoshopVIP - フォトショップやデザインの無料素材、ニュースをお届けするブログ

「『PhotoshopVIP』はデザインのニュースや素材を発信してくれるサイトです。素材がピンポイントで使いやすく、なるほどそれか~!っていうものが多い。トレンドも押さえつつ、フリーフォントも豊富なのでネタに尽きません。」(ウェブ・デザイナー)

どの分野でもそうですが、とくにウェブの世界はトレンドの移り変わりも早いので情報収集は欠かせません。「PhotoshopVIP」と同じ情報サイトで「コリス」、ほかのウェブ・デザイナーの方からはデザインの参考になるとして、ギャラリーサイトの「I/O 3000」を挙げていただきました。

コリス | サイト制作に関する最新の情報をご紹介

I/O 3000 | Webデザインギャラリー

ITエンジニアは…「Qiita」を見ている!

© Excite Bit 提供 Qiita - プログラマの技術情報共有サービス

「日本人のエンジニアなら『Qiita』は見てる人が多いかも。ニュース系はRSSリーダーで拾って読むから、定期的にチェックしに行ってるウェブサイトはあまりない。ウェブサイトというか、ウェブツールが多いね。」(ITエンジニア)

さすがはウェブサイトをつくるITエンジニア。ここでは紹介しきれませんが、15ほどのウェブサイトを教えてもらいました。ニュース系はRSSリーダーでまとめて、あと使うとすればほぼ全てツール。ソースコードを管理したり、設計書を作ったりしているとのこと。

Stack Overflow(技術情報共有サイト)

How people build software・GitHub(ソースコード管理兼ソースコード検索)

小学校の先生は…「TOSSランド」を見ている!

© Excite Bit 提供 TOSSランド | 明日の授業を5分で準備する指導案共有サイト

「『TOSSランド』は、指導案や事例といった授業のネタがたくさんあって、とくに小学校の先生なら見ている人が多いかな。『ぷりんときっず』で授業用のプリントを探す人もいるね。参考書のコピーでもいいんだけど、最近はネットにも実用的なものがいろいろあると思う。」(中学校・教師)

子どもの頃はもちろん、自分が人の親になってもお世話になる学校。でも教師の世界って意外に知られていないですよね。完全に教師に向けて発信しているウェブサイトがあるとは、言われてみればそうかもしれないけど、やはり意外でした。無料プリントのデータベースとは、おもしろいなー。

あそびのタネNo.1 保育や子育てに繋がる遊び情報サイト[ほいくる]

幼児・小学生の無料プリント | ぷりんときっず

ブライダル・フォトグラファーは…「Praise Wedding」を見ている!

© Excite Bit 提供 Praise Wedding - Wedding Inspiration Online Magazine(アジア圏のブライダル情報サイト)

「『Praise Wedding』はアジア圏のブライダル情報を紹介しているウェブサイトです。掲載されている写真も、アジア人が好むスタイルが多そう。『Hello May』はオーストラリアのウェディング誌で、写真の世界観とクオリティが他誌とは一線を画していて、非常に参考になります。」(ブライダル・フォトグラファー)

こちらはフォトグラファーでも、ブライダル専門、結婚写真などを撮られるプロ。写真の世界は言語の壁があまり無いので、ほかの職業以上にウェブサイトの言語は関係ないのかもしれません。「Julie Vino」はイスラエルのドレスショップで、ほかに見ないドレスデザインと動きのあるドレスの写真が綺麗で参考にしているとのこと。ワールドワイドだ。

Hello May・A new kind of bridal blog(オーストラリアのウェディング情報サイト)

Julie Vino - Bridal and Evening dresses(イスラエルのドレスショップ)

美容師は…「タカラベルモントのサロン情報サイト」を見ている!

「業界的に雑誌が強いですが、ウェブで情報収集する場合には、大手ディーラーのガモウさんとキクヤさん。それと、タカラベルモントさんは情報が豊富でよくチェックしています。」(美容師・美容院オーナー)

美容師の方から。経営者でもあるので、業界の最新情報や経営学など日々チェックする情報は多そうです。髪型の参考にするといえば雑誌の印象も強いので、プロの方の情報元も雑誌という点は納得。タカラベルモント、創業100年弱のかなりの老舗なのですね。下記に挙げたURLはそんな老舗が運営するサロン情報サイト。

サロン(美容室・理容室)づくり情報 総合サイト|タカラベルモント株式会社

株式会社ガモウ | GAMO

美容ディーラー きくや美粧堂

建築士は…「Dezeen」を見ている!

「『Dezeen』は建築写真や情報が掲載されているウェブサイトで、どれもレベルが軒並み高いと思います。ただ最近はページ構成が変わって少し見づらくなったかな。『ArchDaily』はとにかく掲載数が多い点が特徴。『Bustler』はコンペサイトで、世界中のコンペ情報が集まっており、たまに日本の情報も出ています。」(建築士)

建築の世界もトレンドが明確に存在するのでしょう。とくに建築士は、コンペティション(複数の業者に設計案を出させて、優れたものを選ぶこと。)で一位を獲って設計・建築し、実績をつくったのちに仕事を広げていくということが定番のサクセス・ストーリーとのこと。建築士にとってコンペサイトは必見なのですね。

Dezeen | architecture and design magazine(建築専門のウェブマガジン)

ArchDaily | Broadcasting Architecture Worldwide(建築専門のウェブマガジン)

Bustler: Architecture Competitions, Events & News(建築専門のコンペサイト)

機械系エンジニアは…「中古エンコーダ・スッテバー・マーケット」を見ている!

「FANUC製のNC機械で不明なアラームがあったときは『Fanuc 10 Alarm List』、あとは生産中止になった古い部品の中古品を探すときには『中古:エンコーダ(中略)中古販売』を見てるね。」(機械系エンジニア)

ここまで専門的だともはや呪文のように聴こえる…!それにしても、需要があれば供給が成り立つってことがよく分かるウェブサイトですね。サイト名がキーワードの羅列に近い点も、実用性が最優先という考えのあらわれなのかもしれません。

中古:エンコーダ、ステッピングモータ、サーボモータ・ドライブ,PLC周辺装置の中古販売

Fanuc 10 Alarm List(FANUC製のNC機械でのアラーム集)

歯医者は…「PubMed」を見ている!

「『PubMed』で医学関連の論文を検索して見てる。あとは、『FEED』という歯科医院で使う消耗品や機材の通販サイト、専門誌では『クインテッセンス』が有名かなぁ。」(歯科医・歯科医院経営者)

医学に関わる方は、知識や医療器具に関連してチェックするウェブサイトが多そうです。ここで紹介する3サイト以外にも、ほかの通販サイトがあったり、歯科器材や材料について知りたいときは、メーカーのウェブサイトで直接見ているとのこと。

Home - PubMed - NCBI(医学関連の論文検索&閲覧)

歯科材料・歯科用品の通販サイト|FEEDデンタル

Quint Dental Gate(専門誌)

パズル作家は…「クロスワード用語検索」を見ている!

「クロスワードはよくつくるから、『クロスワード用語検索』は日本語・英語ともによく使ってるよ。パズルに関わるならだいたいの人が知ってると思う。ほかにもアナグラム(単語の文字を入れ替えることで別の意味にさせる言葉遊び)をチェックするウェブサイトも。サイトというよりはツールかな。」(パズル作家)

パズル作家!コンビニの雑誌でよく見かけるようなクロスワード集や、謎解き系イベントのクイズを考えられている作家さんですね。「クロスワード用語検索」は、もともとクロスワードパズルを解くためではなく、つくる人のためにつくられたものだとのこと。この世界では常識だそうです。ニッチだ…ニッチすぎる!

クロスワード用語検索

Crossword Dictionary: Free Online Tool For Solving Crossword Puzzles!(英語のクロスワード辞書)

Internet Anagram Server(アナグラムチェックツール)

市議会議員は…「おときた駿のブログ」を見ている!

「私は、東京都議会議員のおときた駿さんのブログをよく読みます。時事問題や政治のホットトピックのまとめかたがわかりやすく、自分自身の情報発信の参考にさせていただいたりしている、という理由が大きいです。」(市議会議員)

政治に疎く、おときた駿さんのお名前は聞いたことがありましたが、ブログを365日更新することから「ブロガー都議」と呼ばれるそうです(東京都議会議員 おときた駿 公式サイトより)。1983年生まれということで何気に私も同年代なのですが、このあたりの世代の代議士の方々が注目する存在なのかもしれません。

東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

プロレスラーは…「週刊プロレスmobile」を見ている!

「『週プロモバイル』は普通のプロレスラーなら見ているのでは。私も以前は、業界での立ち位置や他の動向を気にして、週プロモバイルを見るのが日課でした。『その日は新日本(プロレス)が後楽園を押さえてるだと?』『あいつはあそこに移籍したのか』といったように。」(プロレスラー)

プロレスラーの方からの貴重なご意見をいただきました。業界と言えば業界ですが、プロレスラー業界と聞くと新鮮な言葉の響き。サイトは携帯画面に対応しているため、PCだと見づらいかもしれません。ちなみに名前の通り、紙媒体の週刊誌があり、プロレスラーはもちろん、プロレス好きならそちらをまず読んでいそう。

週刊プロレスmobileはプロレスのニュース・試合速報を完全網羅!

僧侶は…「私の仏教」を見ている!

「頻繁ではないですが、『私の仏教』は個人ブログ風であるものの、まとめられていて参考になることが多いです。人に質問されたときに、『そういえば、あれってどうなっているんだろう』というタイミングで見ますね。」(僧侶)

僧侶と言えば、いろんな相談に答えられるというイメージがありますが、その人もまたインターネットで調べ物をしているという背景がおもしろい。仏教といえば業界専門誌の『月刊住職』が話題に挙がりますが、なかなかにおもしろそうな世界を匂わせています。

私の仏教(サマリー)

結論、インターネットは本当になんでもある!

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。まったく、取材では驚きの連続でした。

どんな職業においても、課題を解決してくれたり、業界事情を教えてくれるウェブサイトが必ず存在する。

誰でも気軽にインターネットで発信できる現代では、需要の声から自ずと供給も生まれてくるものなのかもしれません。

同じ業界、はたまた違う業界の方に、よく見るウェブサイトを聞いてみるのもおもしろいかも!?

(ネルソン水嶋)

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