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歌&ダンス&演技&殺陣! 楠田亜衣奈が“レベル28”で見せた新境地

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/02/12 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 楠田亜衣奈が2月1日に行なったバースデーイベント『さんくっすんBIRTHDAY~レベル28~』は、彼女が声優・役者・歌手として2016年に積み上げた経験値の集大成を見せつけたライブだった。  楠田にとってバースデーイベントは2016年2月の『さんくっすん BIRTHDAY ~27年前の今日 楠田亜衣奈が生まれるってよ~』に続いて2度目。筆者は前回も取材を行なったが、この時はまだ持ち曲が6曲しかなかったこともあり、声優仲間とのトークパートがふんだんに盛り込まれた公演だった(参考:http://realsound.jp/2016/02/post-6215.html)。  しかし、楠田は2016年5月4日に2ndアルバム『Next Brilliant Wave』を、ライブ当日の2017年2月1日には3rdアルバム『カレンダーのコイビト』を立て続けにリリース。さらに9月8日から15日まで、浅沼晋太郎が主宰するハイブリッド・アミューズメント・ショウ bpmの舞台『ESORA』に出演し、声優だけではなく舞台女優としての演技力に磨きをかけた。  そしてその成果は、早速ライブに反映される。28歳を迎えるにあたって「レベル28」と銘打たれたこの公演は、そのタイトルに準じてノスタルジー感漂うRPGゲームのようなコンセプトで進行。「魔王ダマクラカースが隣国のマッスル王子(宮本親臣)を支配し、アイーナ国の姫を連れ去ったので、勇者くっすん(楠田)が踊り子(ファーストサマーウイカ・BILLIE IDOL(R))とチビ大臣(笹岡幸司)を引き連れて魔王討伐の旅にでる」という設定で、「ファンの歓声をパワーに変える魔法を使う」ためにライブを行なうというものだ。  楠田によると、このコンセプトは「ウェルカム・フューチャー」の初期MV案をベースに、楠田自身が企画・セットリスト・タイトルを考えたのだという。前回はライブをするというだけで精一杯だった彼女が、歌あり演技あり、殺陣あり、激しいダンスありの盛りだくさんな公演に挑戦し、見事成功を収めた。この日はそんな意義のあるライブだったのだ。  「Snow Breath Celebration」「Heart's cry」「ウェルカム・フューチャー」と立て続けに歌い「歌の力で魔王を倒した」あとは、楠田が姫の衣装であるピンクの衣装を纏ってステージに登場。「JUMP UP」では約10年ぶりに練習したというタップダンスまで披露し、くっすんサポーター(楠田ファンの総称)から大きな歓声を浴びた。  その後にようやく訪れたMCパートで「レベル28になりましたー!」と叫び、「お姫様といったらこの曲だよね」と機動力の高いポップス「ラブリージーニアス」でさらに会場のテンションを上げ、最後は彼女のソロデビュー記念日にあわせて制作されたロックナンバー「Anniversary」を披露。大サビ前では客席に向けて「大好きー!」と叫ぶなど、エモーショナルなテンションのまま本編が終了した。  アンコールは、彼女の“はじまりの曲”といってもいい1stアルバム表題曲「First Sweet Wave」で幕を開けた。その後のMCでは、本編で出てこなかった楠田の内面がようやく出現。新作パーカーについてのトークで「このあいだのリリースイベントでこのパーカーを着てる人が何人かいて、オシャレだなーと思ったの。いつもはみんな、誰々さんのライブTシャツとかキャラクターのとか着てるじゃん? それよりはオシャレだと思う(笑)」と際どい発言で会場を沸かせたり、ゲストを呼び込む際にサプライズでケーキが運ばれてくると、「段取りが違う!」と叫びながら予告なしにロウソクを吹き消したりと、イタズラ心に火がついたようだ。  くっすんサポーターたちのペンライトによる「人工ロウソク」を吹き消し、記念撮影を終えたあとは、この日を振り返るMCコーナーへ。楠田が隅から隅まで企画を考えたことを明かし、ファーストサマーウイカが「ふわふわしたイメージだったんですけど、会ったら意外とSっ気強くて(笑)。細かいところまでやっててプロの一面を見た。あれ、営業妨害だった?(笑)」とイジるなど、彼女との掛け合いも絶好調。最後は「28歳もモリモリ頑張っていきたいと思います! 今日歌っていない3rdアルバム曲は2ndライブツアーで歌えたらいいな」と述べ、3rdアルバム表題曲「カレンダーのコイビト」を歌い上げ、ライブが終了した。  アンコールでは、初のホールライブである中野サンプラザ公演を含む2ndライブツアーを発表し、2017年も歌手としてのさらなる飛躍を誓った楠田。次回のライブツアーやホール公演まで、彼女はどんな経験値を積み、それらを活かしてくるのだろうか。(中村拓海)

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