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深刻で繊細な話題も怖くない、ポジティブなコミュニケーションスキルを身につけよう

ライフハッカー [日本版] のロゴライフハッカー [日本版] 2014/06/01 09:00 ライフハッカー[日本版]
深刻で繊細な話題も怖くない、ポジティブなコミュニケーションスキルを身につけよう © 株式会社メディアジーン 提供 深刻で繊細な話題も怖くない、ポジティブなコミュニケーションスキルを身につけよう


その人の人生を左右するような大事なことについて話す時、相手が聞いてくれるかどうかは、どんな話し方をするかによって大きく変わります。愛する人が、薬物乱用や破壊的な行動をしていたり、感情的を抑えられないような問題を抱えている時は、できるだけポジティブなコミュニケーションをすることで、話を聞いてもらえるようになります。

セラピストや医者が患者に話す時、気にかけている家族に話をする時などが、これに当てはまります。うれしいことに、建設的なコミュニケーションをするのに効果的な方法があるので、それを使って話をすれば、互いに敬い、理解し合うことができます。

たとえ、最終的に完全に意見が一致しなくても、ポジティブなコミュニケーションスキルがあれば、効果的に話を進めることができ、互いを尊敬し合えたり、今後さらに有意義な話し合いをするための、しっかりとした土台を作ることができます。このようなコミュニケーション・スキルは、薬物乱用や破壊的行動(ギャンブルにハマる、食べ過ぎ)のような深刻な問題に関する会話だけでなく、家事をどうするかというような、家族間の関係をスムーズにするための些細な会話にも有効です。

"ポジティブなコミュニケーションスキル"というのは、楽しそうな声のトーンで話をするという意味ではありません。別にチアリーダーみたいになるのが目的なのではなく、感情的になりそうな難しい問題を話し合う時でも良い関係が築けるような、効果的な話し方のことです。つまり、ポジティブなコミュニケーションというのは、会話の中で自分の価値や目標を満たしつつ、問題に対するアプローチの仕方を操りながら、気分良く話をすることです。


基本的な7つのポイント


まず最初に、ポジティブなコミュニケーションをするための7つのガイドラインをご紹介していきましょう(出典:Smith, J., & Myers, R. (2004). Motivating substance abusers to enter treatment: working with family members. New York: Guilford Press.)。


1. 簡潔にする

簡潔にする、というのは2つの意味があります。短く、そしてひとつの話題について話すという意味です。怒ったり腹が立った時に、今の問題点を証明しようとして、昔の話を持ち出すことがよくあります。しかし、その時の話題だけを話すように意識し、他の話題にも触れそうになるのはグッとこらえてください。両者がひとつの話題に集中した時に、会話は一番うまく機能します。


2. ポジティブに話す

繰り返しますが、「いつでも明るく楽しく」という意味ではありません。相手を非難したり、悪口を言ったり、ネガティブなことを言ったりしない、という意味です。そのようなコミュニケーションをしていると、目的から離れていくだけです。さらに重要なのは、やって欲しくないことではなく、やって欲しいことについて話すことです。「床に洗濯物を放置しないで」ではなく、「洗濯かごを使って」と言いましょう。最初は少し練習が必要なくらい難しいかもしれませんが、これができるかどうかで大きく変わってきます。日常会話の中でこのスキルを身に付ける方法は、ネガティブな注意として言っているか、それともポジティブな要望として言っているかを考え比べてみることです。


3. 特定のことに絞る

特定の行動、特定の出来事に対して、具体的に分かりやすい指標で、何かを頼むようにします。より具体的で明らかにすればするほど、希望が叶いやすくなります。


4. 感情を分類する

相手に自分が感じていることを分かってもらうと、お互いの間にある壁を打破することができます。例えば、「あなたが酔っ払っている時/部屋を散らかす時、すごくストレスを感じる」という具合です。


5. 相手の気持ちを理解していると伝える

例えば、最初に「あなたの気持ちは分かるよ...」という言葉から、会話を始めてみてください。話を聞いて欲しいのであれば、相手に自分は話を聞いているし理解しているということを伝えましょう。そうすると、相手が身構えることがなくなります。


6. 一部の責任を認める

その時の状況での、自分の役割を認めましょう。誰もが何かしらの役割を担っています。大事なのは、あなたに今できることを見つけることです。すべての責任を負ったり、非難を受け入れたりする必要はありませんが、何かしらの責任を認めることで、間違いなく目的に近づきます。


7. 助けを申し出る


頼み事をする時は、それを一緒にやろうという意思表示をしましょう。どのように手伝うかも明確にします。相手がその行動に関する唯一の責任者でない場合は、より変更に賛同してくれやすいです。


言いたいことを書き出してみる


では、どうすればこれをすべてできるようになるでしょうか? とにかく慎重に意識をしながら、たくさん練習をするのみです! 最初は、言いたいことがあれば書いてみるのが良いです。きちんと的を射たことを言っているかが分かりやすくなります。

言いたいことを全部紙に書いて満足したら、理論的に分かりやすいように順番を入れ替えたり、校正をして、最後に声を出して読み上げましょう。書いたものを読んで耳から聞いてみると、相手にどんな風に聞こえるかが分かります。読んでいる間は、違和感のあるところはないか、自己防衛的になっていないか、特に注意をしましょう。該当するところがあれば書き直します。

言いたいことを書き、読んで、編集したら、あとは練習です! ポジティブなコミュニケーションを日常的にやっていれば、しばらくするとそれが習慣になります。いつもの話し方を変えるのはなかなか大変なことですが、難しい問題について誰かに話をすることは、今までやってきた会話とは違うように感じるかもしれません。書いたものを、鏡の中の自分に向かって読んでみてください。友だちや家族に聞いてもらって、意見を聞いてみましょう。本番に臨む前に、自分が意図しているコミュニケーションに慣れ、気持ち良くそれができるようになっていましょう。

最後に、自分も相手も落ち着いていて、比較的緊張しておらず、薬物などの影響にもないタイミングを狙って話をしましょう。事前に準備してきたものを読んでもいいです(頭の中で暗記するのではなく、実際に紙を見ながらでもいい)。書いてきたものを見せたり、それを読んだりすることで、相手にあなたが本当に難しいコミュニケーションをしようとしているのだということが伝わります。また、プレッシャーがかかると、言いたいことの半分も言えなかったり、話が脱線してしまったりして、間違いのせいでコミュニケーションの効果が半減してしまうこともあります。それならば書いたものを読んだ方がいいです。

その後で、どう思ったかを軽く聞いてみましょう。相手の逆鱗に触れるかもしれないような難しい問題について話すことは、簡単なことではありません。意図していたことが伝わっていなかったら、何が起こったのかを考えましょう。事前に考えていたことはすべて話したか? 相手の反応が予想していたものではなかったか? 次はどんな風に話し方を変えればいいのか? うまくいくまで、この経験を次回に活かしましょう。


プラスアルファのコツ


さらに、このようなコミュニケーションTIPSを使うとより効果的です。


ポジティブなコミュニケーションスキルを使おうとすると、最初は違和感があったり、馬鹿みたいとか気取っていると感じるかもしれません。しかし、練習をすれば段々うまくなりますし、このスキルを使って別の話題でも良いコミュニケーションができるようになると、多くの人が受け入れてくれます。誰かが大事な人の行動を心配している時は、コミュニケーションが怒りや不安にまみれてしまうことがありますが、ポジティブなやりとりができれば、そこから得られるものは多く、お互いに安心することができるようになります。


Dr. Carrie Wilkens & Dr. Nicole Kosanke(原文/訳:的野裕子)
Photo by Shutterstock.

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