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独・スペイン6月CPI予想上回る伸び、ECBに引き締め促進の公算

Reuters のロゴ Reuters 2017/06/29

[ベルリン/マドリード 29日 ロイター] - ドイツとスペインの統計局が29日に発表した6月の消費者物価指数がともに予想を上回って上昇した。欧州中央銀行(ECB)にとり金融政策引き締めを検討する材料となる可能性がある。

ドイツ連邦統計庁が発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月比1.5%上昇と、前月の1.4%から伸びがやや加速し、市場予想の1.3%を上回った。前月比では0.2%上昇した。

国内基準データの内訳を見ると、エネルギー価格が横ばいだったが、食品・サービス価格は上昇。景気が上向いていることで基調的な物価圧力が徐々に高まっている可能性が示唆された。

ドイツ復興金融公庫(KfW)のエコノミスト、イェルク・ツォイナー氏は「独経済は活性化しており、近く賃金の上昇に反映される可能性がある」と指摘。これによりインフレが押し上げられ、ECBの金融政策正常化が後押されする可能性があるとの考えを示した。

スペイン統計局(INE)が発表した6月のCPI速報値はEU基準で前年同月比1.6%上昇。ロイター調査で示された1.5%を上回って上昇した。

ロイター調査によると、30日に発表されるユーロ圏全体の6月の消費者物価指数(速報値)は1.2%上昇となる見通し。

ユーロ圏のインフレ率はこれまで約4年間にわたりECBの目標を下回って推移。ただドラギECB総裁はエネルギー価格など物価上昇を抑制している一部要因を重視しない姿勢を示唆している。

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