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留守電のメッセージをLINEやメールで“読む”方法

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/10/02
留守電のメッセージをLINEやメールで“読む”方法: スマート留守電の再生画面。録音したメッセージがテキストになっています © ITmedia Mobile 提供 スマート留守電の再生画面。録音したメッセージがテキストになっています

 やってみればたいしたことはないはずなのに、どうも面倒臭いと感じてしまうことの1つに、留守番電話の確認があります。

 近年では電話よりもメール、いやむしろLINEやMessengerでのメッセージがほとんどで、そもそも電話がかかってくることの方が少なくなっているように感じるくらいです。そこであえての電話。タイミングが悪く出られなかったとき、留守番電話の存在を通知され、「なんだろう。問題あったのだろうか?」と緊張と若干の恐怖を覚えるわけです。

 留守電を確認する時間がなかったり、そもそも(留守電再生のために)電話をかけられる状況でなかったりすると、ますますストレスを感じてしまいます。また、留守電を確認したものの、たいした用件でなかったりセールスの電話だったりすると、ガッカリしてしまいます。

 これがメッセージだったら、素早く目を通して、そのまま返信するかもしれません。むしろ電話では話せる状況にないけれど、簡単なメッセージなら即返せる状況にあることは多いですよね。たとえそこがトイレの中であったとしても。

● 専用の050番号に転送して記録・変換

 「留守電のメッセージがテキストになって飛んで来たらいいのに。そしたらすぐ見られるのに……」

 そんな風に思っているなら、ぜひ「スマート留守電」をオススメしたいです。

 スマート留守電は、留守番電話がテキスト化され、メッセージ音声とともに届くサービス(アプリ)です。テキスト化された留守電内容はアプリに届くだけでなく、LINEやFacebook Messengerにも届くため、海外にいても留守電の内容が分かります。メッセージには相手の電話番号も添えられるので、そのまま折り返しかけることもできます。保存件数、保存期間は無制限。Androidは月額310円(税別)、 iOS版は月額360円(税込)で利用できます。

 設定にあたりユーザー側ですることは、アプリ「スマート留守電」のインストールと、電話番号の転送設定の2つです。

 スマート留守電は、一定の時間コールしたら、自分専用に用意されたIP電話番号に電話を転送、そこでメッセージを録音してもらい、クラウド上でテキスト化してフィードバックするという仕組み。転送先の番号はアプリの設定過程で表示されます。1つの留守録用の電話番号に10カ所分の電話を転送できるので、別のスマートフォンや固定電話の留守電もテキスト化できます。応答メッセージを自分で録音することもできます。連絡先に未登録の相手からの電話でも、540万件以上のデータベースから名前を表示します。

 気になる通知時間ですが、録音から1分もたたないうちに通知が届きました。ほとんどすぐといってもいいかもしれません。筆者が試した限りでは、テキストの変換精度はかなりのものです。ときに誤変換もありますが、内容が分からなくなるほどではありません。

 応答メッセージの中でゆっくり話すようにアナウンスされますが、録音する側としてはテキスト変換を前提に話せと言われているとは分かりません。イラだっているかもしれませんし、ゆっくり話しているつもりでも早かったり、電話が遠くて声が小さいため、うまく変換できなかったりということもあるはずです。

 スマート留守電ではも再生できるので、気になるときは1タップで再生できます。しかも、テキストの途中をタップすると、その場所の音声を再生できるので、気になる箇所だけを聞けます。

●スマートウォッチがあるとさらに便利に

 スマートウォッチがあるともっと確実です。会議中や移動中など、立て込んでいるとき、スマートフォンを取り出せないときでも、スマートウォッチ上でさりげなくメッセージが読めるからです。

 他の通知はオフにしていても、LINEだけはオンという方もいるでしょう。そういう方にとって、LINEに届くテキストは非常に便利な存在。しかもスマートウォッチで通知がチェックできるなら、場所を問わず確認できるようになるので、これはぜひ設定しておきたいところです。

 LINEで受けるには、アプリの設定からLINEを起動して「スマート留守電」を友達追加するだけです。これで素早く通知が受けられます。試したところ、電話を録音したほぼ直後にLINEにメッセージが届きました。

●ドコモの「みえる留守電」がライバル?

 2017年6月下旬、NTTドコモのサービスとして「みえる留守電」がスタートしました。これは、ドコモのスマートフォンを利用中で、「留守番電話サービス」と「spモード」を契約していると利用できる「ドコモ留守電アプリ」の新機能としてリリースされたものです。

 ドコモ留守電アプリは、「留守番電話サービス」(月額300円・税別)の伝言メッセージをダウンロードし、好きな順番で再生できるAndroid端末用のサービスです。新たな機能として、ダウンロードされた伝言メッセージの内容を、文字で画面に表示できるようになりました。伝言メッセージは最大100件まで保存可能だそうです。

 既にドコモ留守電アプリを利用していたユーザーにとっては、追加料金なしで留守番電話サービスが便利になったわけです。ドコモのAndroidユーザーならこれで十分かもしれません。

 しかし、みえる留守電は専用アプリの中でしか読めませんし、そもそも留守番電話サービスとspモードを契約していないと使えません。

 スマート留守電は契約している通信事業者に関係なく申し込めます。また、LINEでも留守電メッセージを見たい方、もともと「みえる留守電」を使っていて、MNPしてMVNOで使い始めたという方、ドコモユーザーでもiPhoneの方にとっては、「スマート留守電」が選択肢になるでしょう。

●通話頻度とのバランスを考えて

 句読点が入らないので、長いメッセージは少々読みにくさもありますが、すぐテキストで読めるのはストレスがありません。とある海外ドラマの1シーンで、録音内容の確認しているけれど、周りがうるさくてよく聞き取れず――というものがありましたが、テキストで確認できる「スマート留守電」なら聞き漏らしもないでしょう。

 気になる点があるとすれば転送時の通話料です。音声定額の契約なら問題ありませんが、そうでない場合、転送料金が発生します。MVNOを使っている場合は通常30秒20円かかります。もっとも、留守電を確認する際にも通話料がかかるので、ここはあまり気にしなくていいかもしれません。

 応答メッセージの時間を含めても、30秒を超えるメッセージ録音はなかなかないと思いますが、取りあえず最低でも1回につき20円発生すると考えて、過去の留守番電話サービスの利用頻度を踏まえて、月額料金ともども計算してみてください。今後は主要14言語に翻訳する機能も搭載予定とのこと。あとは、メッセージをテキストで受け取れるメリットとのバランスといえそうです。

 通話をすることが多いけど、電話に出られないことも多い。そんな人がスマート留守電を使えば、これまで留守電の確認に費やしていた時間を節約できるでしょう。

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