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相性抜群だっ──dynabook R732/W5の「出張」対応力をチェック

2014/09/20 01:37

何もつながなくてもつながる──この簡単さが機動力のカギ

導入した東芝ダイレクトオリジナルモデルの「dynabook R732/W5」

 「dynabook R732/W5」は、Ultrabookのそれより強力な標準電圧版CPU搭載によるメインPCとして使えるパフォーマンスに、どこへでも持ち運べる機動性を付け加えた、もう1つの意味でのオールインワンノートである。

 オールインワンというからには、当然ながらモバイルデータ通信環境も標準装備する。本機はWiMAXサービス対応のコンボモジュール「Centrino Advanced-N + WiMAX 6250」を内蔵するので、対応エリアであればPCを開くと特別な操作なしにインターネットに自動接続されている環境を容易に整えることができる。ノートPCでのモバイルデータ通信はUSB接続型のデータ通信機器やWi-Fi接続のルータを使用する人も多いと思うが、機器をバッグから取り出して接続したり、ルータの電源を入れたり──などと、使い始めには少し手間がかかるし、USB接続型機器はそれだけでUSBポートが1つ消費される。ただでさえUSBポートの少ないモバイルノートPCにとって使い勝手を損ねる要因にもなり、差しっぱなしではバッグへしまう際にも支障が出る。

 というわけでやはりノートPCには「WiMAX内蔵」が便利だ。WiMAXは契約と内蔵モジュールの固有IDをひも付けて認証する仕組みを採用するため、あたかも「自宅・会社の無線LAN環境をそのまま外出先でも」という感覚で運用できる。USBポートを消費しないので、マウスのほか、データ受け渡し用USBメモリやスキャナーなどふと必要になる周辺機器も不便なく使えること、さらに最近はスマートデバイスの充電用に貴重なUSBポートを確保しておけるのも意外と大きなポイントと思う。

開けばすぐ使える、改めて知る「WiMAX内蔵PC」の便利さ

初回のみ、タスクバーからこの「WiMAX 接続ユーティリティ」を起動して接続。ブラウザを起動すると「WiMAX統合ポータル」に自動的に転送されるので、そこから事業者やプランを選んで手続きする。約5分ほどですぐに使えるようになる

 では改めてWiMAX内蔵PCでのWiMAXを使えるよう設定してみよう。

 WiMAX内蔵PCは、オンライン・その場でサインアップ(入会手続き)が可能だ。WiMAXエリア内でPCのWiMAX機能を有効にすると、(入会前でも)すぐWiMAXネットワークに接続でき、自動的に表示されるオンラインサインアップ専用サイト「WiMAX総合ポータル」より入会手続きが行える。入会前はこのオンラインサインアップ専用サイトのみアクセスできる仕組みだ。

 ここから、MVNOを含む好みのWiMAXサービスと料金プランを選び、料金支払いのためのクレジットカード番号を登録すると入会手続きが完了し、すぐ使えるようになる。UQ WiMAXを例にした料金プランは、1年契約の定額プラン「UQ Flat年間パスポート」(3880円/月)、通常定額プラン「UQ Flat」(4480円/月)、月額380円から使える二段階定額プラン「UQ Step」(380円~4980円/月)、1日単位で利用するプラン「UQ 1Day」(600円/24時間)がある。

 本機のようなPCでモバイルデータ通信とともに業務に使用する人は、定額プランのUQ Flat年間パスポートを勧めたい。"年間パスポート"は1年の継続利用を条件にした契約で、その分月額利用料が低価格になっている。一方のUQ Stepは月額利用料を380円からと低く抑えられる特長がある半面、約14Mバイトの通信で上限額の4980円に達する。PCで使うとなると1日数時間の業務利用で上限額に達してしまう感じだが、モバイル環境で使わない月が確実にあるなら年間のトータルコストを下げられるかもしれない。また、こういった人は(毎回の使い始めに手続きが必要な分、少し手間がかかるデメリットがあるが)、1日単位で利用できる1Dayプランを選択してもよいだろう。

 WiMAXにつなぐ準備が整ったところでちょうどよく大阪出張に行く機会ができた。さっそくdynabook R732/W5を持ち出して実践してみよう。

新幹線ではWi-Fiに切り替えて接続。パスワードは控えておくべし!

高速走行中の新幹線車内でインターネットを利用できるN700系のWi-Fiサービス。速度は最大1Mbpsほどで“ま、上々かな……”という感じだ

 東海道新幹線 N700系は窓側席に電源コンセントが用意されているが、あいにく窓側の席が取れず、やむなく通路側の席に落ち着いた。ただ、13時間動作のバッテリーを備えるdynabook R732/W5であれば、東京ー新大阪間の約2時間30分など余裕。こういうときは長時間バッテリーがあるととても安心できる。

 さて、東海道新幹線の車内でも意外とWiMAXはつながるが、やはりトンネル区間では途切れてしまいがちとなる。このため新幹線内でのインターネット接続は車内公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスの利用がおすすめだ。サービス名は利用するWiMAX事業者によって違うが、たいていは無料のオプションサービスになっている。例えばUQ WiMAXはUQ Wi-Fiというアクセスポイント名(SSID)の公衆無線LANサービスを利用できる。

無線LANとWiMAXは排他で使用する(同時に有効にはできない)

 Wi-Fiに切り替えて「ワイヤレスネットワーク接続」(無線LANアクセスポイント)を検索すると、例えば「UQ Wi-Fi」などの公衆無線LANサービス名(SSID)が見つかる。これに接続し、ブラウザからログインIDとパスワードを入力すると新幹線車内でもインターネットを利用できるようになる。

 ログインIDとパスワードは会員サイト(MyUQなど)より確認できる。出発前にメモを取っておくなどしておくとよいだろう。

有線LANもしっかり装備、これがオールインワンモバイルの魅力

ホテルでは有線LANの有無も意外と重要。無線LANはあるものの、遅い/不安定などにて使いものにならないことが多々あるからだ

 大阪に到着。予約していたビジネスホテルにチェックインした。最近はホテル全体が無線LAN対応となっているところも増えているが、今回宿泊したホテルでは各部屋に有線LANポートと有線LANケーブルがあるのみで、無線LANサービスは行われていなかった。

 そんな場所でもオールインワンモバイルなdynabook R732/W5は大丈夫だ。本体に有線LANポートを普通に実装している(街中なのでもちろんWiMAXも入る)。最近のモバイルノートPC、特に薄型軽量を追求するUltrabookは有線LAN非搭載のモデルも増えているが、変換アダプタの持参などを意識せずともそのまま使えるのは、業務用マシンとして意外と重要な項目だと思う。これはディスプレイやプロジェクターを接続するためのアナログRGB出力端子についても同じことが言える。

 アダプタや外部周辺機器なしで「無線も有線もオールOK」。よりスマートにどこでも業務する環境を整えたいビジネス層に向けた、"オールインワンモバイル"なR732/W5ならではの魅力である。

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