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神美知宏さん80歳=ハンセン病全療協会長

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/09 毎日新聞
Photo: 神美知宏・全療協会長=東京都東村山市の全療協本部で2011年6月17日、江刺正嘉撮影 © 毎日新聞 神美知宏・全療協会長=東京都東村山市の全療協本部で2011年6月17日、江刺正嘉撮影

 全国13カ所の国立ハンセン病療養所の入所者自治会でつくる「全国ハンセン病療養所入所者協議会」(全療協)の神美知宏(こう・みちひろ)会長が9日夕、滞在先の群馬県草津町内で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。80歳。連絡先は東京都東村山市青葉町4の1の10の全療協本部。葬儀は未定。

 関係者によると、神会長は同町内で10、11両日開かれる第10回ハンセン病市民学会に出席するため、現地を訪れていた。宿泊先のホテルで入浴中に倒れているのが見つかった。

 神会長は福岡県生まれ。17歳で発症し、香川県の大島青松園に入所させられた。1995年に全療協の事務局長に就任。2001年に元患者が全面勝訴したハンセン病国家賠償訴訟では中心的な役割を果たした。10年に全療協の会長になり、高齢化で入所者が減少する各療養所を地域に開放することで存続させる「将来構想」を推進。さらに医療や介護の質の低下を招いているとして、国家公務員の定員削減計画から療養所を除外するよう求める運動にも取り組んできた。また、入所者や家族の尊厳回復のため、精力的に講演活動も続けてきた。【江刺正嘉】

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