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竜巻資料無断持ち出し 保管団体が抗議

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/01 毎日新聞

 竜巻研究の世界的権威として知られる藤田哲也氏(1920〜98年)の研究資料395点をNHK福岡放送局のディレクターらが無断で持ち出し報道番組で使用したとして、保管している民間団体「藤田哲也博士記念会」が文書で抗議していたことが分かった。資料は返却されたが、記念会は「貴重な資料が散逸する恐れがあった」などとしてNHK側に持ち出しの経緯について内部調査と報告書の提出を求めている。

 NHK福岡放送局は毎日新聞の取材に対し「記念会の担当者に口頭で了解を得た上で資料を借りており、問題ないと考えている」としている。

 記念会側は「多数の資料の貸し出しを口頭で了承するなどあり得ない」と反論している。

 記念会によると、資料は70年代に米国で発生した竜巻被害の写真など。藤田氏が自ら考案した竜巻の強さを表す「F(藤田)スケール」を検証するために使用したとみられる。

 記念会側は、ディレクターらが1月中旬に保管先の九州工業大(北九州市戸畑区)構内の車庫から無断で持ち出し、1月24日に九州・沖縄地方で放送された報道番組で使用したとしている。放送を見て持ち出された事実を知り、抗議したという。【比嘉洋、曽田拓】

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