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米ハイテク企業、NAFTA再交渉前にロビー活動を強化

Reuters のロゴ Reuters 2017/08/16

[ワシントン 15日 ロイター] - 北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を前に、マイクロソフト(MSFT.O)やシスコシステムズ(CSCO.O)などハイテク企業が米政府に対する働き掛けを強めている。クラウドストレージへの規制強化を回避し、ハイテク製品への関税を撤廃する国際的な取り決めを進めるのが狙いだ。

米ハイテク企業、NAFTA再交渉前にロビー活動を強化 © REUTERS 米ハイテク企業、NAFTA再交渉前にロビー活動を強化

センター・フォー・レスポンシブ・ポリティックスのデータによると、NAFTA再交渉に向けた第2・四半期のロビー団体数をセクター別に見ると、トップは農業の86団体、自動車産業を含む運輸が52団体と、両セクターが多数を占める状況はこれまでと同じ。ただ、ハイテクは48団体で、第1・四半期の17団体、昨年末の1団体から急増した。

自動車と農業の両セクターのロビー団体が国境を越えるサプライチェーンの維持やメキシコ、カナダ両市場へのアクセス保持を求めているのに対して、ハイテクセクターは将来の成長に向けたNAFTAの見直しを求めている。

ハイテク業界団体はトランプ政権に書簡を送り、データの自由な流れや低関税、サイバーセキュリティーの国際的な基準などを優先するよう交渉担当者に要請。米通商代表部(USTR)のスタッフとも話し合いを行っている。

米半導体工業会(SIA)のグローバル政策ディレクター、デビ・ケラー氏は再交渉に向けた半導体業界の方針について「防御と攻撃の両方の側面を持つ。拡大のチャンスがある」と述べた。

もっともトランプ米大統領は製造業を重視しており、NAFTA再交渉でハイテク産業の掲げる課題がどの程度優先的に取り上げられるかは不透明だ。

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