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米内務長官、ユタ州国定記念物の指定範囲縮小を提言

Reuters のロゴ Reuters 2017/06/13

[ワシントン 12日 ロイター] - ジンキ米内務長官は12日、「ナショナル・モニュメント」(国定記念物)として指定されているユタ州ベアーズ・イヤーズ地域について、指定範囲を縮小するようトランプ大統領に提言したことを明らかにした。鉱業業界は歓迎する一方、環境保護団体からは非難の声が上がっている。

5463平方キロに及ぶベアーズ・イヤーズ地域はオバマ前大統領が任期終盤に国定記念物として指定。27ある国定記念物のうち、連邦政府所有地の開発拡大を計画するトランプ政権が指定を見直すのは初めて。

ジンキ内務長官は記者団とのテレカンファレンスの中で、4日間にわたってユタ州を視察した上で、10日に大統領に暫定的な提言書を送付したと明らかにした。

提言書は大統領が国定記念物を指定する際の根拠となっていた遺跡保存法について、「最小限の地域」を対象とするよう求めていると指摘。「したがって、内務長官は現行の(ベアーズ・イヤーズ地域の)境界を法律の目的に合わせ修正するよう提言する」とした。

内務長官は、ベアーズ・イヤーズ地域をどの程度縮小すべきかはさらなる研究が必要としたほか、27全ての国定記念物が見直されるまでは縮小に関する決定はなされないと説明した。

米内務長官、ユタ州国定記念物の指定範囲縮小を提言 © REUTERS 米内務長官、ユタ州国定記念物の指定範囲縮小を提言

環境保護団体「ウィルダネス・ソサエティー」プレジデントのジェイミー・ウィリアムズ氏は「圧倒的多数の米国人の望みに反する」として提言を非難した。

一方、石油・ガス会社でつくる「ウエスタン・エナジー・アライアンス」のプレジデント、Kathleen Sgamma氏はジンキ内務長官の提言に理解を示した上で、「ベアーズ・イヤーズ地域が文化的資産の保護に必要な範囲よりも広過ぎたことは明白だ」と述べた。

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