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米州機構総会、ベネズエラに批判集中 「民主主義の弱体化」

Reuters のロゴ Reuters 2017/06/21

[カンクン(メキシコ) 20日 ロイター] - 米国や中南米諸国が加盟する米州機構(OAS)は20日、メキシコのカンクンで年次総会を開催した。総会では政治・経済危機への対応を巡りベネズエラに批判が集中。ベネズエラのロドリゲス外相が、同国を非難した国々を「帝国主義の愛犬」を呼ぶなど混乱が広がった。

米国やブラジルなど12カ国は文書を公表し、国民を飢えさせ人権を侵害するなど民主主義を弱体化させているとしてベネズエラを厳しく批判。「ベネズエラでは民主プロセスが阻害されている。国民の利益のために、すべての政党が関与する解決策が必要だ」などと主張した。

米州機構総会、ベネズエラに批判集中 「民主主義の弱体化」 © REUTERS 米州機構総会、ベネズエラに批判集中 「民主主義の弱体化」

12カ国はベネズエラに対し、政治犯の釈放、権利の尊重、選挙日程、食料や医薬品を国民に届ける「人道チャンネル」のほか、「国民の間の効果的な対話」促進のためのグループまたはメカニズムの創設を求めた。

ベネズエラは、憲法改正の権限を持つ制憲議会の議員選挙を7月30日に実施する予定だが、12カ国は選挙を行わないよう訴えた。制憲議会は、マドゥロ大統領が権力を保持するための策略とみられている。

こうした批判に対して、ベネズエラのロドリゲス外相は猛反発。メキシコの人権問題や、ホンジュラスなどの貧困・暴力・移民問題を引き合いに出したほか、ベネズエラとの「戦争を望んでいるのか」との発言も飛び出した。

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