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米海軍はアジア海域での「危険な障害物」=国営チャイナ・デイリー

Reuters のロゴ Reuters 2017/08/22

[北京 22日 ロイター] - 中国国営英字紙チャイナ・デイリーは22日付の社説で、米国はアジア海域での航行の自由を守るという主張とは裏腹に、米海軍太平洋艦隊所属の艦船による衝突事故が相次いでいると指摘し、海域の船舶輸送におけるリスクが高まっていると揶揄(やゆ)した。

米海軍のミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」は21日、シンガポールの東方沖でリベリア籍のタンカーと衝突。左舷後部が損傷し居室部分などが浸水、乗組員10人が行方不明となっている。太平洋艦隊の主な事故としては今年4回目で、同軍は安全性を確認するため調査を行うとともに、艦隊の運用を一時停止すると発表した。

チャイナ・デイリーの社説は、最新鋭の海軍で問題が相次いでいることを人々はいぶかしむだろうと指摘。「直近の衝突事故調査の結論が出るまでには時間を要するとみられる。ただ、米政府がアジアでのリバランスを開始して以来、アジア太平洋海域での米海軍による活動が拡大したことで、商用船舶輸送におけるリスクが高まっている。この事実は否定しようがない」と指摘した。

さらに「米海軍がアジア海域で危険な障害物となりつつある一方で、中国はASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国と共同で南シナ海での行動規範を作成し、南沙(英語名スプラトリー)諸島で5基の灯台を建設することで航行の安全性を改善した」と主張。「海域を軍事化し、船舶航行に脅威をもたらした責めを負うべきなのは誰なのか。答えられない人はいないだろう」と述べた。

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