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米財務省が報告書、ボルカー・ルールの緩和などを提案

Reuters のロゴ Reuters 2017/06/12

[12日 ロイター] - 米財務省は12日、2008年の金融危機後に導入された金融規制を大幅に見直す内容を盛り込んだ報告書を公表した。消費者金融保護局(CFPB)の権限縮小のほか、銀行の自己勘定取引を制限する「ボルカー・ルール」の緩和を提案した。

約150ページの報告書では100以上の見直し項目が並んだ。提案の大半は議会を通すことなく、規制当局によって実現可能。トランプ大統領は金融当局トップの指名を進めている。

ムニューシン財務長官は声明で、経済を成長させ、消費者にさらなる選択肢を与え、納税者が大銀行を救済するような事態の再来を防ぐために規制の全面的な見直しが必要だと訴えた。

米財務省、ボルカー・ルールの緩和を提案 © REUTERS 米財務省、ボルカー・ルールの緩和を提案

報告書はこのほか、ムニューシン氏が議長を務める金融安定監督評議会(FSOC)の権限拡大などを盛り込んだ。

トランプ政権が規制当局を通じた見直しに成功すれば、議会との長期にわたる折衝などを避けることができる。

ホワイトハウスと議会は共和党が主導しているものの、上院民主党は法案を阻止することができ、大手銀行を対象としたルールを緩和する全面的な見直しを支持することはなさそうだ。財務省が提案する見直しの多くは、オバマ前政権時代の2010年に成立したドッド・フランク・ウォール街改革・消費者保護法によって導入されたルールを取り消すことになるためだ。

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