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米8月耐久財コア受注0.9%増、予想上回る 経済の底堅さ示唆

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/27

[ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した8月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.9%増と、市場予想の0.3%増を上回った。

コア資本財の出荷は0.7%増と、拡大基調が続いた。ハリケーン「ハービー」と「イルマ」が経済成長の妨げとなることが見込まれるが、米経済が基調的に底堅いことを示唆した。

7月のコア資本財の受注は当初発表の1.0%増から1.1%増へ上方改定された。

8月の前年同月比は3.3%増だった。

国内総生産(GDP)の機器投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は、7月は1.1%増となっていた。

RDQエコノミクスの首席エコノミスト、ジョン・ライディング氏は「製造業部門が米経済の明るい材料となっているようもよう」と述べた。

商務省の当局者は、耐久財受注の統計においてハービーとイルマの要因だけを切り離すことはできないとした。「特定の地域ではなく全国レベルでの製造活動における月々の変動の推計値を算出するようにできているからだ」と説明した。

テキサス州の各地に被害を及ぼしたハービーは、8月の小売売上高や鉱工業生産、住宅建設、住宅販売の重しとなった。ハービーとイルマは合わせて、第3・四半期GDPの抑制要因となるとみられる。

設備投資はエネルギー部門が押し上げ要因となっている。石油・ガス掘削が、原油価格が急落した際に落ち込んだ後、持ち直したからだ。エネルギー部門を中心とした設備投資の拡大が、米経済の約12%を占める製造業を下支えしている。

キャピタル・エコノミクスの米国エコノミスト、マイケル・ペアース氏は「企業の設備投資は第3・四半期に大幅増となる見通しだ」と述べた。

8月の受注の内訳は、機械が0.3%増。7月は横ばいだった。一次金属とコンピューター・電子製品、輸送機器も増えた。

全体としての耐久財受注は前月比1.7%増だった。輸送機器が4.9%増となったことで全体を押し上げた。耐久財はトースターから航空機まで、3年以上使われるモノを指す。7月は6.8%減少していた。米航空機大手ボーイング(BA.N)のウェブサイトによると、同社の8月の航空機受注は33件と、7月の22件から大幅に増えた。   

自動車・同部品は1.5%増。7月は2.1%減だった。

*内容を追加しました。

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