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約2000円は安すぎ!? 手回しでも太陽光でも充電もできるデジカメを衝動買い

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/10/04
約2000円は安すぎ!? 手回しでも太陽光でも充電もできるデジカメを衝動買い © KADOKAWA CORPORATION 提供 約2000円は安すぎ!? 手回しでも太陽光でも充電もできるデジカメを衝動買い

手回し充電もできる災害時対応デジタルTOYカメラ「SUN&CLOUD」 手回し充電もできる災害時対応デジタルTOYカメラ「SUN&CLOUD」  「写メ」(写真とメールの連携操作)という省略言葉が登場してから早いもので15年以上が経過した。  カメラ機能を搭載したガラケーとスマホを合わせた一般的な携帯電話の世界を眺めてみると、もはや街中のすべての人が常時カメラを持って歩いている時代となった。  これは2000年以前の、何かイベントのある時にだけ自宅からカメラを持ち出して撮影する、という時代とは隔世の感がある。  今では従来のカメラの守備範囲の多くはスマホのカメラ機能が取って代わり、デジタルカメラは、スマホのカメラ機能のカバーしずらい“最新のテクノロジー”(360度写真の実現など)を活用した方向に向いている。  もしくは、より高品質な写真撮影やカメラそのモノの“持つ楽しみ”を加速する商品の創造に向けられている。  そしてもう1つの方向性は、撮影というパフォーマンスと、その結果にオリジナルな楽しさを追求するトイ系カメラの方向に変化しつつある。  そんなスマホ以外カメラの中で、極めてユニークな商品である「SUN&CLOUD」を発売から4年半も経った先月になってやっと手に入れた。  決して商品が品薄だったわけでもなく、値下がりを待っていたわけでもなく、単に筆者がトイカメラ系のトレンドには極めてトロくてその商品の登場を今の今までまったく知らなかっただけのことである。  時間の経過とは恐ろしいもので、その4年半の間に、SUN&CLOUDなどのトイカメラ系の企画や販売を行なっていたパワーショベルは、その販売をチノンに移し、喜んでいいのか悪いのかは別にして、その販売価格も発売時の価格の90%オフである1944円まで下がっていた。 機能充実のトイカメラ「SUN&CLOUD」 トイカメラとしては想定外デザインのSUN&CLOUDパッケージ。SUNがどこにもない トイカメラとしては想定外デザインのSUN&CLOUDパッケージ。SUNがどこにもない  さて、そのSUN&CLOUDだが、発売時の1万9440円が妥当かどうかは置いておくとして、現在の販売価格の1944円は極めてお得感満載のプライスだ。  トイカメラ系のイメージからはかなり遠い想定外のパッケージで届いたSUN&CLOUDを早速開けてみた。 同梱物は本体を含めて4つだけと極めてシンプルだ 同梱物は本体を含めて4つだけと極めてシンプルだ  同梱物は、SUN&CLOUD本体、miniUSB充電、データ転送ケーブル、保証書、取説の4つだ。本体サイズは筆者の実測で、レンズのある正面から見て、おおよそ幅60×奥行き60×高さ80mm、重さは195gだ。 前面には保護カバー付きのレンズやLEDライト、フォーカス切り替えスイッチがある 側面に見えるのはきれいに本体に収納されたリトラクタブルなハンドクランク ジェネレーターとレンズ保護カバー開閉スライドスイッチ、シャッターがある 前面には保護カバー付きのレンズやLEDライト、フォーカス切り替えスイッチがある 側面に見えるのはきれいに本体に収納されたリトラクタブルなハンドクランク ジェネレーターとレンズ保護カバー開閉スライドスイッチ、シャッターがある  正面には、LEDライト(フラッシュ)マイク、レンズ、3段階のピント調整つまみが配置されている。側面には、シャッターボタン、手回し充電のための「ハンドクランク ジェネレーター」、レンズカバー開閉スイッチがある。 反対側の側面には、ストラップホール、電源スイッチ、カバーの下に充電ポートやmicroSDカードスロットがある 背面にはモニターやショートカット登録ボタン、メニュー操作系のカーソルなどが配置されている 反対側の側面には、ストラップホール、電源スイッチ、カバーの下に充電ポートやmicroSDカードスロットがある 背面にはモニターやショートカット登録ボタン、メニュー操作系のカーソルなどが配置されている  そして反対側の側面は、ストラップホール、LEDランプ、電源ボタンがあり、縦長カバーを開けるとリセットボタン、miniUSB端子、microSDカードスロットがある。  背面は、LCDモニターと再生ボタン、3個のユーザープリセットボタン、静止画・動画切り替えボタン、LEDライトボタン、メニューボタン及び操作カーソル、スピーカーが配置されている。 手回し充電できるが……ハンドルを回すのは大変 ソーラーパネル充電、ハンドクランクによる手回し充電、USB/ACアダプターによる通常充電の3ウェイ充電方式を備えている ソーラーパネル充電、ハンドクランクによる手回し充電、USB/ACアダプターによる通常充電の3ウェイ充電方式を備えている  さて、ではまずは充電からはじめよう。このSUN&CLOUDカメラの最大の特徴は贅沢な3ウェイの充電方式だ。  1つはごく一般的なデジカメと同様のUSB/ACアダプター経由の充電。後の2つは、デジカメとしてはユニークな太陽光充電と手回し充電だ。 天板は太陽光による充電を行なうためのソーラーパネルとなっている 天板は太陽光による充電を行なうためのソーラーパネルとなっている  太陽光充電は本体のテッペンに付いているソーラーパネルを利用して行なう。パネルサイズが小さいので、満充電のためには、晴天時で12時間の日干しが必要だ。 リトラクタブルなハンドクランクを引き起こし、回転させて手回し充電する リトラクタブルなハンドクランクを引き起こし、回転させて手回し充電する  もう一方のハンドクランク ジェネレーターによる手回し充電は、1分間に100~150回ほど回して、4~8枚の静止画撮影が可能らしい。これはどこでもできるので重宝しそうな感じだ。  たまたまSUN&CLOUDを試した日の前後は曇天が多く、今回はハンドクランク ジェネレーターによる充電を実際に試してみた。  やり方は極めて簡単だ。カメラ本体にリトラクタブルな構造で折りたたまれているハンドクランクを引き起こし、一方の手でカメラ本体をしっかりとホールドして、もう一方の手の指でクランクの持ち手をつまみ、回転させるだけだ。 10秒ほど思い切りハンドクランクを回転させたら指先にクランクツマミの溝ができてしまった。1分回すのは気合と根性が必要だ。やはり緊急時用かも…… 10秒ほど思い切りハンドクランクを回転させたら指先にクランクツマミの溝ができてしまった。1分回すのは気合と根性が必要だ。やはり緊急時用かも……  しかし、ハンドクランク ジェネレーターの動作は極めて重く、そうやすやすとは回転してくれない。1秒に2回転させるのはなかなか大変だ。予想通り、10秒ほど回転させただけでも筆者の指先には持ち手の型がくっきりと付いてしまった。 通常充電用のminiUSB端子とmicroSDカードスロット、リセットスイッチもある。今時、miniUSBケーブルは特殊な部類なのでチョット不便ですね 通常充電用のminiUSB端子とmicroSDカードスロット、リセットスイッチもある。今時、miniUSBケーブルは特殊な部類なのでチョット不便ですね  ハンドクランク ジェネレーターによる充電は、どうしようもない緊急時に譲るとして、面白くもなんともないが、ここはごく一般的なUSB/ACアダプター経由によるオーソドックスな充電を試みたほうがマトモだろう。約1時間半ほどでSUN&CLOUDは満充電になった。 カラー、モノクロの撮影設定が充実  さてバッテリー充電が終了すれば、待望の撮影開始だ。  microSDカードをスロットに挿入して撮影開始、と思ったが、なぜか筆者のmicroSDHCカード(16GB)は何度やっても、背面のLCD画面に「No Card」と表示されたまま、まったく認識されない。 筆者のmicroSDHCカード(16GB)は、何をやってもなぜか認識されずじまいだった 筆者のmicroSDHCカード(16GB)は、何をやってもなぜか認識されずじまいだった  取説によると、SUN&CLOUDが対応できるmicroSDカードは容量2GB、microSDHCカードは16GBまでとなっている。問題のmicroSDカードは、スペック上も見かけ上も対応しており、筆者の持つほかのスマホやデジカメ、パソコンではまったく問題なく認識、動作しているので「No Card」の理由が分からない。  そこで今回は、自宅にもう1つあまっていた4GBのmicroSDHCカードを使って撮影をはじめることにした。 充電が完了し、microSDカードを入れて無事起動 充電が完了し、microSDカードを入れて無事起動  4GBのmicroSDHCカードを入れてやっと「READY」と表示された背面のLCD液晶を見て驚いた。なんとこのSUN&CLOUDではたった4GBでも4000枚以上の静止画が撮影できるようだ。認識されなかった16GBなんてもともと不要だったようだ。  背面のモニター用LCDディスプレーには、通常のデジカメのように現在のカメラの状況が細かに表示される仕組みだ。 撮影関連の設定は、メニューボタンで起動して、カーソルキーで各種設定を行なう メニューはスクロールして最後の「Delete All」まで全部で10項目 撮影関連の設定は、メニューボタンで起動して、カーソルキーで各種設定を行なう メニューはスクロールして最後の「Delete All」まで全部で10項目  そして、写真撮影に関する事前設定は、背面LCD下の丸いmenuボタンを押すことで表示されるMenuの各項目をカーソルキーで選択、設定することで簡単に実現できる。  設定には、カラーとモノクロの設定、セルフタイマー(10秒)のオン/オフ、フラッシュライトのオン/オフ/オートの設定、動画撮影時の音声録音のオン/オフ、フレームレート(1/8/30fps)の選択設定、ISO感度の選択、スクロールして、日付と時間の設定、microSDカードのフォーマット、記録データの全削除まで全部で10項目ある。  トイカメラ系では極めて重要な設定でもあるカラーとモノクロ時の撮影効果の設定メニューはなかなかリッチだ。 撮影メニューはカラーとモノクロに各設定があり、カラーは8種類の効果を選べる 一方、モノクロは7種類の効果設定から選択できる 撮影メニューはカラーとモノクロに各設定があり、カラーは8種類の効果を選べる 一方、モノクロは7種類の効果設定から選択できる  カラーはノーマルからビビッドなど全部で8種類から、モノクロは7種類から選択して被写体や用途に応じた最適でお好みの効果を選択可能だ。  撮影のたびに毎回メニューから効果を探し出して選択するのは面倒なので、お気に入りのモードや設定機能があれば、背面に5個並んだボタンの中央3個のショートカットボタン(1~3番)に割り振ることもできる。  筆者は「VIVIDカラー」と「モノクロ」「セルフタイマー」の3つの機能を割り振って便利に使っている。  実際に、ユーザーによって割り振られたショートカットメニューは、メニュー表示の時に左端にショートカットボタンの物理的な配置番号(1から3)が表示されるので、自分のSUN&CLOUDのショートカット設定状況はいつでも一目瞭然だ。 静止画の撮影サンプル 続いて、屋外でカラー撮影した画像。こちらもノーマルモードだ 続いて、屋外でカラー撮影した画像。こちらもノーマルモードだ 室内でVIVIDモードカラーやモノクロ設定のさまざまなモードで撮影してみた 室内でVIVIDモードカラーやモノクロ設定のさまざまなモードで撮影してみた 意図的にカクカク動画も撮れる フレームレートは一般的な30fpsや個性的な1fps、8fpsなども楽しめる フレームレートは一般的な30fpsや個性的な1fps、8fpsなども楽しめる  SUN&CLOUDの動画機能として面白いのは、変則的なフレームレートを選択できるところだ。  前述したように、一般的な動画のイメージである30fps以外に、8fpsと1fpsの2種類が用意されている。  8fpsは意図的にカクカクした動画を撮影できる。1fpsはコマ撮り撮影のイメージを簡単に実現できるので応用範囲はいろいろありそうだ。 感度はISO 100とISO 800の二択。筆者も通常はISO 100の設定で使用しているがトイカメラらしい効果を狙うなら平常時のISO 800も面白い 感度はISO 100とISO 800の二択。筆者も通常はISO 100の設定で使用しているがトイカメラらしい効果を狙うなら平常時のISO 800も面白い  感度は一般的なISO 100とISO 800から選択できる。そして、常時点灯可能なLEDフラッシュライトとセルフタイマーを上手く活用することで、SUN&CLOUDの活用対応範囲は通常のトイカメラの枠を越えて楽しく使えそうだ。 常時オン点灯するLEDライトは、暗い場所での1fps近接動画の撮影などでは効果的 セルフタイマーは10秒でシャッターオンだけの選択だが、シャッタータイミングをきちんとカウントダウンするビープ音で知らせてくれる 常時オン点灯するLEDライトは、暗い場所での1fps近接動画の撮影などでは効果的 セルフタイマーは10秒でシャッターオンだけの選択だが、シャッタータイミングをきちんとカウントダウンするビープ音で知らせてくれる シャッター操作が慣れないうちは、三脚と併用するとブレのない写真が撮れてなかなか便利だ シャッター操作が慣れないうちは、三脚と併用するとブレのない写真が撮れてなかなか便利だ  シャッターボタンが右側面上端にあるので、片手操作の場合はどうしてもシャッターボタンを挟んで押すスタイルになり、写真撮影がブレる傾向が強い。  屋外でのスナップ撮影は無理だが、室内のノーフラッシュでの撮影ではセルフタイマー使用による三脚の出番も必要だろう。 約2000円で買えるのはあまりにも安すぎる!?  4年半前の発売は少し早過ぎた感のあるSUN&CLOUD。当時の販売価格である1万9440円もやはり高額感は否めない。  しかし、現在の1944円は逆にあまりにも安すぎるだろう。売り切れてしまう前にぜひとも手に入れて楽しんでみてはいかがだろうか。 今回の衝動買い アイテム:SUN&CLOUD 価格:アマゾンにて1944円で購入 T教授  日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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